やのゆいのレビュー一覧
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2,3巻でこの作品はどこへ行くのだろうという不安も見事に吹き飛ばしてくれる素敵なラストだった。無難な着陸と言ってしまえばそれまでなのだが。
序盤は高柳に現れた妄想少女を探る話の続き。中盤からラストに向けて高柳とあすみのモジモジ恋愛模様・・・途中こじれてかなりドロドロになるけど。
佐島君と利沙が良い人すぎて泣ける。あすみ達と正反対で竹を割ったような性格なところも好き。私としてもぜひお友達に欲しいです。あすみ爆発しろ。
なんだかんだで最後はうまく収まる。佐島君と利沙がかわいそうだが、恋ってこんなもん・・・だよね?(恋愛未経験者の感想)
ちょうどグダグダしないいい感じでの終わりなんだろうが、他 -
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ネタバレ結構すんなりと最後となりました。
お隣の幼馴染みの少年が好きな調子者の少女あすみが
謎の虚無僧から貰ったコンタクトレンズで片思いの打破をして行こうという話です。
そのコンタクトを装着すると男性の理想とする女性像が見えるという仕組み。
男性の理想やエロい妄想が元となっている少女なので様々いますが
その中でクラスで実際にいる美少女をモデルとしている妄想少女リサと交流を交わす様になり
あすみは彼女のアドバイスの元で次第に自分を変えていこうと心掛けます。
様々な問題が起こり、あすみも解決に働くことで片思いの相手高柳少年との距離を
より縮めようとしていきます。高柳少年もあすみに恋している様だったのですが -
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謎の虚無僧にコンタクトレンズを貰い、主人公の女子中学生が装着してみた所
男性が妄想する理想の女性が見えると。
その妄想少女と交流する事で、独りよがりであったり、思慮が足りない主人公が
色々と考えて行動していくという話です。
女子中学生の言動が生き生きとしており、ありそうに飛んでいながらも
その浮ついた所を妄想少女という存在が地に足を付けさせる構図が面白いですね。
ラノベでよくある主人公のパターンを少女に当て嵌めている所が他の作品と幾分異なり
今時の女性の積極性と相俟って爽快であるかも知れません。
少年だったら最早ありきたりなのですよね。そのくせ不自然にもてたり。
少女とい -
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1巻は1巻だからこそよかった気がするけど、ここまで人間関係ドロドロになってくると現実離れ半端ない気がする・・・現実にこういうクラスあると困るでしょJK。
今回は高級ホテルのチケットを巡って騒動が起きる。前巻の書き初め事件の犯人だった仁島さんに万引きやチケットを盗んだ疑いが次々とかけられる。それをなんとか解決しようとあすみやその周りが奮闘したりしなかったりする話。
仁島さんを好きな沢田が物語大きく関わってくる。ネタバレしない程度に言うと・・・マジキチ?(ぇ
虚無僧の立ち位置がよくわからん。記憶が正しければ1巻はそんなに介入してなかったよね・・・?今回サポート入り過ぎだろうw
今回ようやく -
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非少女向けレーベルとしては珍しく女子が主人公のラノベ。
さらに主人公は中学生ときた。これはなかなか珍しい。
話としては主人公・あすみが好きな高柳君の彼女を妄想少女と共に探すというもの。
妄想少女というのは男子の理想の女性像で一人の男子に一人の妄想少女がいるのだが、高柳君には妄想少女がいない≒彼女がいるということらしい・・・(以下はネタバレの為自重
どっちかというと少女向けのラブコメな感じ。読んでてこっちが恥ずかしい。でも、そんな彼女たちが好きだ。空回りするところとか嫉妬したりとか、あすみが表情豊かに動きまわる。
一つ、あすみの口調が引っかかっていたが、やはり理由がちゃんとあった。
てか -
Posted by ブクログ
児童文学というべきか少女小説というべきかジュブナイルというべきか
はてまた女子向けライトノベルというべきか
女子向けライトノベルとされているレーベルで
この作品がそうでないものと分類されるのも
例えば男子向けの電撃文庫とかの作品を読めばよくわかる
中高生がこんなに「ごりっぱ」でありたくともあれるはずがなくてまぶしすぎる
そういう面を中高生に向けて描けている本作を
ジュブナイルや児童文学扱いするのも失礼とも思う
ただジュブナイルというのが現在どこにあるかわからないように
この物語もライトノベルという場にいられるかというと難しい
自分が中高生だったらこの作品は受け入れられない
児童文学やジュブ