戸部民夫のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
日本の八百万神のうち、有名な神様・生活に身近な神様を中心に、その起源や神格、ご利益、祀られている主な神社といった内容がまとめられている。また、日本の八百万神は本来の名称の他に、別称を持っていることが多いが、その別称についても丁寧にまとめられており、まさに日本の神様のガイドブックとして手元に置いておきたい一冊です。それぞれの神様にまつわる物語の簡単な内容にも触れられており、読み物としても楽しめます。普段何気なく境内で過ごしたり、そばを通り過ぎている神社、子供のころ良く遊んだ神社・・・そんな神社に祀られている神様のことをもっと知ることで、意外な発見があるかも知れませんね。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ次男は高校も大学も一度も合格圏内に入ったことないのに合格という、目に見える奇跡を起こしていただいているありがたい神様・天神様に足を向けて寝られないのだけれど、実は日本にはたくさんの学問の神様がいらしたのですね。
あまりにたくさんすぎて全然覚えられないけれど、逆にたいていの有名な神様は学問の分野でもありがたいご利益があるのかもしれません。
しかしこの本に紹介されている神様の、大半は元人間。
偉大な功績があった人や、激しく祟る人などが神様として祀られる。
にしても、北里柴三郎が祀られているのには驚く。
しかもコッホと一緒に。
コロナ禍の現在、もしかすると誰かえらいさんが参っているかもしれないね -
-
-
Posted by ブクログ
本当は怖い……ということは、怖くないイメージがある、ということが前提なのでしょうが、神さまは畏怖される存在だと思うので、やはり当たり前に怖いのだと思いました。だから、きっと、この本を手に取った段階で、ちょっと自分の期待しているところと違っていたのだと思います。
第1章の記紀の神様から第4章の伝説の悪神まではいろいろなことの確認のような気持ちで読み終えました。第5章の動物についてが面白かったです。自分のこれまでの読書経験の中で、動物が神となるものについてが足りなかったのだなあ、と気が付きました。
すーっと頭に入り、どんどんページが進む本でした。 -