ジェイムズ・レナーのレビュー一覧

  • プリムローズ・レーンの男(下)
    ラストの畳み方が綺麗!畳んだ四隅に1ミリのズレもない感じ。あとがきで映画化を知って更にビックリ。映画きっかけで海外文学を読む人が増えてくれたら嬉しい。
  • プリムローズ・レーンの男(上)
    ミトンの手袋をし、外部と一斉接触を絶って暮らしている老人が殺される、という掴みがうまい。ここから事件記者である主人公が謎を追うことになるのだが、この謎が実に錯綜し重層的に描かれていく。主人公の奥さんの自殺、そしてその奥さんに似たヒロインの出現・・・。過去の事件、さらにそれ以前の主人公の半生、現在の事...続きを読む
  • プリムローズ・レーンの男(上)
    犯罪ミステリかと思いきや『わたしは真悟』的世界に迷い込んだり、その後は帯の謳い文句通り二転三転四転五転の転がりっぷりに心地良く振り回される。ラストのオチはなんとなく読めそうな気はするが果たしてどうなるか。
  • プリムローズ・レーンの男(下)
    途中でジャンル変わってるやん。
    この展開でゴチャゴチャさせすぎずに世界観描き切ったんはある意味評価。
  • プリムローズ・レーンの男(下)
    面白いんだけど、何をどう突っ込んでいいのか悩む。
    SFからミステリから要素が詰め込まれていて、ごった煮の面白さだったけれど、いささか禁じ手使いまくりな気もしなくはなかった…。
    あと読む人凄く選びそう。色んな意味でマニアックだと思うので。
  • プリムローズ・レーンの男(下)
     ○○だと思ったら○○でしたという、驚天動地のスリラーなのである。ルール無用の物語を読みたい者だけが手に取るがいい!と叫んでおこう。
     ネタバレしない程度のあらすじをいえば、妻を亡くしたノンフィクション作家が、プリズム・レーンの男と呼ばれる、謎の男の殺人事件の謎を解き明かそうと調べ始めるのだが……っ...続きを読む