中村修二のレビュー一覧

  • 中村修二の反骨教育論 21世紀を生き抜く子に育てる(小学館新書)

    今の日本に不足するもの

    今の日本に不足するものについて、述べられていると思います。
    著者と同じく、海外で生活する者として今の日本を外から見ると、あまりにも悲しい状況です。教育から変えない限り何も変わらないと思います。
    教育を変えるには、何十年とかかると思いますが、若い世代、とくに小学校高学年〜中学生に読んで欲しい一冊で...続きを読む
  • 怒りのブレイクスルー
    ノーベル物理学賞受賞者でカリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二先生による著書。中村修二先生については、日本的な価値観や枠組みには収まらない、個性的で時には攻撃的、傲岸不遜にも思われがちな言動、以前の勤務先との訴訟問題を記憶している人が多いかもしれませんが、中村修二先生の研究に対する信念や情...続きを読む
  • 怒りのブレイクスルー
    正しい努力ができても、"正しい方向"でなければ意味がないのだと痛感しました。
    私は上に言われたことは何の疑いもなくやる派なのですが、これからは少し批判的な見方をしていけたらなと思います。

    星3の理由としては、「一人で完成させた」感が強すぎたからです。
    たしかに、一人孤独に十何年間もコツコツ継続する...続きを読む
  • 怒りのブレイクスルー
    日本の大学受験制度を
    「人間の個性と可能性を窒息させているシステム」
    といいきってしまう。
    すごいね。

    それだけのことをしてきたのだね。
    LED青色光を開発する。
    窒素ガリウムを使っておこなう。
    人がやらないところに向かって
    突き進んでいったことが成功をもたらした。

    結局同じことをやっても、うま...続きを読む
  • 怒りのブレイクスルー
    苦しみの末にあるブレークスルーを目指して。

    クリエイティブなことがやりたい人こそ理系の研究開発目指したらいいんじゃないかな、と思った。
  • 怒りのブレイクスルー
    青色発光ダイオードの発明者・中村修二氏が来し方を振り返りつつ、日本の企業・社会の持つ問題を提起している。裁判に至った経緯も書かれているが、それ以上に筆者の反骨精神に感じるところ大。