塩見さんがやっていること、綾部で半農半Xしてる人のこと、塩見さんが読んだ本のことの紹介がほとんど。
何か、めっちゃうらやましいなーと思ったし一刻も早くやりたいと思った。
こういう生活の仕方が広がったらほんまに国も世界も変わるんじゃないかと思ってしまった。もちろんこの生活を送りたいと自分で感じて自
...続きを読む発的にしないと意味ないけど。
感心したのは、オーストラリアで広まっているという「ダウンシフティング」。中年らへんの人の4人に1人ぐらいがやってるらしいねんけど、働く時間を減らして(週3、4)お金はなくともゆったり生活を送るみたいな感じ。一人が働く時間が減るから自動的にワークシェアリングも進んでるらしい。
経済成長やお金を持つことによる豊かさなんていうのは幻想と私はラミスさんの『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』を読んでからめっちゃ強く感じるようになってたけど、このオーストラリアの現象が現実ならば未来に希望持てる気がしてきた。
もちろん日本はまだまだ。
後、最後の数ページに書かれてた、子供が夢を持たないことへの危機感はめっちゃ共感しました。
「夢を実現できなかったらどうするの。そうしたら悲しいじゃない。だから持たない」という若い人までいる。(P216)
私はこういう人に出会うとあほちゃう、といいたくなる。
何の為に生きてるんって。
確かにその人の人生やから勝手やけど、でも子供が夢を抱けない社会は終わってると思う。そんな社会に未来はない。
ガンジーの、「世界に変化を望むのであれば、自らがその変化となれ」という言葉は肝に銘じたいと思う。
ワクワクする。早く農業はじめたい。