日経BP社特別編集班のレビュー一覧

  • 中村修二劇場

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     日経の技術系雑誌に載せたものをまとめるとともに、再度中村修二本人の肉声を掲載させたもの。
     それにしても科学の進歩には、私のような一般人ですら無意識的にその恩恵を得ているのであるが、この青色LED発光ダイオードは、気付けば世界を席巻し、さらにそれを技術の土台として多くの分野において計り知れない貢献をしていよう。
     この本を読んで、勿論理系的な話は難しすぎてわからないが、一人の不世出の天才が、いかに誰もいない野道を切り拓いていったかの一端を知ることができるともに、そこからの会社との裁判、一般技術者の会社における待遇、日本の技術立国としての危機と在り方への警鐘などなど考えさせられることが色々とあ

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    2021年11月21日
  • 中村修二劇場

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    青色LED裁判で技術者の待遇や地位向上に貢献したことは意義のあることだと思います。ただ、苦難の末、発明し、ノーベル賞を受賞しながら、いまだにヒール的な存在になっているのは可哀想な気がします。本当は日本が好きだからこそ、日本の将来を憂いていることには少なからず共感できました。

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    2015年01月22日
  • 中村修二劇場

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    祝ノーベル賞便乗本。日本の会社勤めで発明の対価が高いのは製薬メーカ。大手メーカは社内発明に対して見返りが薄い。日本の司法制度にも問題あり。米国の大学だと個人と大学で50%づつ対価を受け取れるというところもある。社会インフラとして、優秀な頭脳を日本に留めておくのが難しい状況になっている。

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    2015年01月05日
  • 中村修二劇場

    Posted by ブクログ

    改めて読むと、青色LEDの量産開発は偉業と思う。この開発は、大企業の環境からは生み出せないし、中村教授のマインドがないと生み出せなかった。サラリーマンエンジニアが、忘れているベンチャー精神を彷彿させてくれる。

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    2014年11月18日