石橋崇雄のレビュー一覧

  • 大清帝国

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    満州族の一小国が明を滅ぼし大清国を築き完成させてゆくまでを解き明かす。初代ヌルハチ、二代ホン=タイジ、順治帝、康煕帝、雍正帝、清国の版図を最大限まで広げたが他方では衰退の道に導いた6代乾隆帝までを解説する内容。

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    2020年03月18日
  • 大清帝国

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    清朝だけを取り扱った本で、成り立ちから歴史、国の仕組みについて記載した本は数が少なく、更に言えば難解なもの(歴史的仮名遣いや史料原文そのまま掲載等)が多いのですが、その中でもこの本は比較的読みやすく、情報も豊富。

    重要な史料は日本語訳で掲載してくれているのがよかった(笑)

    本書は特に、ヌルハチ(初代)・ホンタイジ(二代)の、清朝のルーツおよび成り立ちについて詳細に書いている。
    初期~中期の内容が知りたいならおすすめ。

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    2012年03月28日
  • 大清帝国への道

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    東洋文庫ミュージアムで開催されていた大清帝国展をニコニコ美術館で生中継した時に解説してくれたのが石橋先生でした。現代の私たちが中国的なものとして捉えている弁髪や餃子、チャイナドレスなどが清の時代に広まったものだというのもそのニコ美で知り、かつ先生の語り口がとても面白くてわかりやすく、そんな先生の解説を手元に残しておきたいと思い手に取った本。

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    2022年05月05日
  • 大清帝国

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    中国最後の王朝・清の誕生から中国全土の征服まで。
    満洲族の1小部族が諸部族を統一し、やがて漢族や蒙古族まで取り込み、部族集団から強大な国家へと成長する過程を描いています。
    漢族の持つ華夷秩序をいかにして克服したか?
    彼ら満洲族のアイデンティティーとは何か?
    これが隠れたテーマでもあり、ここからやがて満・漢・蒙・蔵・回を取り込んだ「中華民族」という概念が誕生し、現代まで続いています。

    著者は祖父・父・本人と三代続く清朝研究の家柄だそうですw

    ニン、トン♪

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    2009年10月04日
  • 大清帝国

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     「中国五千年の歴史」といわれるように、中国は長い歴史を持っているが、その中で最後の王朝といわれる「清朝」にのみスポットを当てた本である。女真族である満洲族の一小国が、あの大きな中華世界をのみこんだだけでなく、イスラムの世界をも取り込み、それまでの中国では最大の版図を築く。このときすでに満洲族、モンゴル族、漢族、チベット族、ウイグル族の五族による中国が形成される。いわゆる「五族協和」の原型ともいえる。

     中国においてはマイノリティといえる満洲族が政権を担うわけだから、他民族の扱いには大変な苦心をしたようだ。その一つの表れが「合璧文字」といわれる、一つの言葉に対して複数の異なる種類の文字を用い

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    2012年05月11日
  • 大清帝国

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    少数の満州族が、なぜ漢族を支配出来たのか?
    まだ、わかりません。
    中国の王朝の中では、周の次に清が好きです。

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    2011年08月06日