清野静のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とにかく爽やか。
やはり最近のラノベとは違うよなぁ。
一昔前のジュブナイルっぽい、懐かしい感じがする。
1巻がかなり良かったので、続刊で変な舵取りしてくれるなよ、と願っていたのだが、心配は無用だった。
「恋をすると能力を失う」という事実を突き付けられたものの、ログはロンドと軍乃に対する気持ちがはっきりせず、能力も消えないまま。
三角関係の恋のゆくえは?というところだが、最終的にログが選んだ答えは、あれはどうだったんだろう?
その先が気になる。
ロンドがなぜ魔女になりたいか、その理由が良かった。
ベッドで寝ていた頃の自分への復讐。
1巻で「ポジティブレイブ」という表現があったが、これだけ前向きな力に溢れたキャラクターはそうそういないと思う。
「とにかくここがいい!」というのはあまりないけれど、全体的な雰囲気が私にすごくフィットしていた。
惜しむらくはあっさりしすぎていること。
だらだらと長くなっていくのは嫌いだが、4、5巻続けてもよかったかもしれない。
魅力を上手く伝えられなくてもどかしい。
私の部屋の本棚にはお気に入りスペースがあって、そこに入るのは確実なのだが……。 -
Posted by ブクログ
表紙とタイトル買い。
ライトノベルだが、最近のラノベっぽいクセはない。
魔女の少女と異能持ちの少年が出会って仲良く穏やかに暮らそうとするが、魔女の血や異能がそうはさせてくれない、というお話。
でも異能バトルのストーリーではなくて、何か特別凝った設定があったりイベントが起こるわけでもない。
人物描写というか、登場人物たちのコミュニケーションに主題が置かれている。
でも、これくらいでいい。
こういうフツーのラブコメが読みたかった。
最近のラノベは奇をてらいすぎ、奇抜なことしすぎ。
登場人物増やしすぎて描写しきれなかったり、設定追加しすぎて風呂敷たためなかったり。
そういうのはちょっとしたスパイスでいい。
あまり前面に出しすぎると途端に中二臭くなって、もうこの年では読めない。
私にとってはSFも同じ感じかもしれない。
登場人物も等身大に描かれていて自然。
一応ラノベだから、「キャラ」としての色付けはそりゃああるけれど。
彼らの苦悩とかやりたいことも見えてきて、愛着がわいてくる。
単純に萌属性を付加しまくれば1巻でキャラクターに惚れる人もいるけれど、そうじゃないんだよ。
「恋をすると能力は消えるの」
このセリフどきっとしたなぁ。
思春期限定、みたいなの好きだ。
2巻がもう出ているが、「○○になる!」とか「○○を倒す!」みたいなストーリーじゃない分、この先どんな話にでもなると思う。
きっとこの作品の続きを書くのは自由で楽しいと思う。 -
Posted by ブクログ
200万字の本を読むことで
たった1秒だけ時を止めることができる一族『時載り』
この物語の主人公である少年、久高の幼馴染であるリンネはそんな変わった一族の娘。
本を糧に生きていく時載りにとって、本はまさに生きていくために必要な食料源。
だけどリンネは読書が大嫌い。
人間の女の子みたいに甘いものが大好きで、わくわくするような冒険を夢見る、少しおてんばな、どこにでもいる少女だった。そんな少年少女たちが繰り広げる、ひと夏の冒険譚
今まで特に意識しなかった自らの種族の謎や、その争いに巻き込まれたり。同じ時載りとの出会いがあったり、とにかく危険な目にあったりしながらも、少年少女たちが友情を育み、強く逞しく成長していく青春エンタ物。
小難しい物語や鬱物語、ドロドロ悲劇物語などに
疲れた人にオススメの懐かしい子供の頃の夏休みの物語
夏休みの読書感想文課題図書に推薦したい一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレややとっちらかった出だしながら、一見するとテンプレな設定を、奇抜なシチュエーションに落とし込むことによって斬新に見せているのは凄い。特にこの序盤の、絶縁碍子の写真を撮るために、クラス一の美少女の甘言に惑わされて鉄塔を登るというシチュエーションはシーンとして非常に印象深く、ラノベのツカミとしてはバッチリである。その後のヒロインが超能力者、実は主人公も超能力者、その後に現れる第二のヒロインは魔女……という風に設定を贅沢に盛りながら、読み手の興味をバトンリレーのように繋げていく手法は鮮やかの一語。ある程度超能力を使い倒して、能力の使いみちを知っているというのはとても現代的で良い。バトル成分は少なく異能バトルというよりは異能ラブコメといった有様だが、そこはかなり好みが分かれそうではある。ラブコメとしては、難しいダブルヒロインの描き分けや魅力の配分もバランスが良く成功しているのだが、バトル要素の薄さはわりと致命的で、これなら無い方がいいと言う人もいれば、逆にもっと欲しがる人もいるだろう。現状では蛇足でしか無く、バトル要素の薄さの割には能力がオーバースペック過ぎる。しかしそれらの欠点はクライマックスにヒロインの口から発される「恋をすると能力が消える」にきれいに繋がって収束するため、あながち駄目とも言い切れない。持て余していた力が普通になることで消えるというのは王道であり、またそれが前向きに描かれているのは素晴らしく、ラブコメの息吹を感じさせる非常に余韻を感じさせる終わり方となっているのだ。ただ、長々と引っ張ったネタ(途中のヒロインのろうそくの賭けなど)のわりにはやや肩透かしな感じも受け、たくさんの謎を抱えて走ったわりには期待はずれな感じも否めない。また作中で危機となるのがグラツィアーナぐらいでなので話としては盛り上がりに欠ける。それも内輪揉め臭く、最初のヒロインとの関わりが薄いのも難点。総じてラブコメとしては成功しているものの、それ以外の要素が設定といまいち噛み合っておらず、ラブコメ以外を期待して読んだら騙された気になるラノベである。
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Posted by ブクログ
夏休みが終了し、平凡な日々と再会中。
某所から大量の本が届き、そのお礼に行く事に。
大量の本、うらやましい限りです。
しかし本を読むのが嫌いな場合、嫌な光景ですw
そのお礼に出向いた先は、上流階級。
ついでにオークションに参加する事になってるし…。
うん、このホテル手落ちがありすぎる…w
多分今度の相手はこの人だろう、という人が大当たり。
どうやら1作目に続き、出会った人がそう、のようで。
基本的に、自分の都合まっしぐらの逸脱者。
これで終わったら世話ない、と思っていれば
想像通りの要求。
何だか偶然の産物で終了、という感じです。
知らない人も登場しましたし。
この先、どこまで『わくわく冒険』が続くのでしょう?