佐々木善章のレビュー一覧
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ネタバレ表紙のインパクトが、めっちゃ凄いッッ
当たり前の話だが、人は食べなきゃ生きていけない。幸せの形も人それぞれではあるにしろ、美味しいモノを食べられた時、ほとんどの人が「あぁ、幸せだなぁ」と感じるんじゃあるまいか。
だからこそ、昔から食漫画ってジャンルが確立され、作者の個性が光った質の高い、そして、何より、読み手に「美味しそう」、「これが食べたい」と思わせるモノだけが人気を得られる。
美少女たちが勢いのある旨味によって脱衣し、セクシーな姿を見せてくれたり、タヌキや深海魚と言ったマニアックな食材を調理したり、過去や異世界に転移して料理をする、など色々な食漫画がある。
ゆえに、今や、よほどのモノじゃないと、漫画読みの目に留まる事が出来ない訳だが、この『The Last Chef 熊の料理人』は最初に書いた通り、表紙のインパクトがとんでもない。
正直、私は最初、悪神と封印されていた熊のバケモノが、バカのやらかしで世に放たれ、自分の縄張りに無警戒かつおふざけで足を踏み入れたパリピを“調理”して食べる、そんなヤバい感じの内容かな、と表紙で思ってしまった。
グロ系の表現が、私は大丈夫な方なので、例え、そういう作品でも読めるかな、と思い、自分の直感に従って購入した、この(1)を。
まぁ、実際、中身を読んでみると、主人公ならぬ主熊公が熊が料理人をやってるって基本的な設定は突飛であるにしろ、ストーリーは困っている人を救う感じのハートフルなものだし、何より、登場する料理が美味しそうって言う、食漫画で最も大事なトコを、しっかり押さえてくれている。また、熊の特性を、しっかりと活かしているのも評価できる点だ。つまり、私にとって、この『The Last Chef 熊の料理人』は大当たりだった。
私は、食漫画を読むと、「あー、これ、ドラマ化して欲しいわぁ」と思っちゃうタイプなんだが、さすがに、これは難しいか? でも、今はCGなどの技術も発展している訳だし、やろうと思えばやれるかも?
どの回も面白かったが、個人的に、この作品はイイモノと強く感じたのは、主熊公の元さんが見た目通りの雄々しいカッコ良さを魅せてくれた第零話「熊井元五郎と悪魔のハンバーグ」だ。食漫画に限らず、初っ端の話から読み手のハートを掴むのは大事。しかも、メニューが老若男女大好きなハンバーグってのも、わかってるぅ、と思った。
この台詞を引用に選んだのは、シンプルにグッと来たので。
元さんの、美味しい料理を提供した人間に向けた台詞は、どれもカッコ良かったが、これは特に、私の胸に響いた。
全員がそうではないだろうけど、好きな事を突き詰めようとしたら、やはり、まずは、憧れの存在を真似る事からスタートするんじゃないだろうか?
最初は、ただ真似るだけでも、実力が低いので大変だけど、次第にそれが苦じゃなくなる。
これは模倣を繰り返した事が努力となり、実力が上がると同時に、自分だけのスタイルが出来上がってきている証拠だ。
自分だけのスタイルから生み出したなら、それは本物だ。
であれば、模倣から始めるのは、決して、恥ずかしい事ではないのだ。
恥とすべきは、模倣ではなく、中途半端な所で諦めた時と、他人が努力して生み出したモノを盗んで、自分の作品として発表した時だ。
いや、でも、知らなかった、天津飯は日本生まれだったのか。
私もまだまだ、知らない事がたくさんある。
新しい知識を得られる、だから、漫画を読むのは止められない。
「そう・・・天津飯は中華料理の“模倣”から始まって、今では、堂々と“本物”と肩を並べている」
「!」
「“模倣”でも突き詰めれば、本物になれるのでは?」
(ボクの小説はボクが好きな小説の模倣・・・だけど・・・好きな気持ちを・・・もっと突き詰めて・・・!(by熊井元五郎、佐倉洋一)
もう一つ、この台詞もまた、上記のモノに負けないくらい、元さんの真っ直ぐな生き様がしっかりと出ている。
最高の傾奇者である前田慶次も言っているが、自由とは野垂れ死にと表裏一体だ。
自由を正しい意味で知っているからこそ、慶次や元さんは、自分を型に嵌めない生き方を貫いている。
自由に生きたいのなら、自分がやると決めた事は自分で責任を取る、その覚悟がちゃんと持たなきゃいけない。
そこまで腹を据わらせられないのに、自分は自由に生きるんだから、他人に口出しされたくない、とのたまう奴が多いよなぁ。
「驚いたかい?スイーツは自由だろう?美味しくするためなら、何を入れたっていい。いくらでも、自由に出来るんだ。君も同じだ。いくらでも、自由に飛んでいける!だが、自由は厳しい!いや・・・どう生きようと、不安はついて来る・・・その上で、どう生きるか、自分で決めるんだ」(by熊井元五郎) -
購入済み
2ndシーズンをお願いします!
詳細なレシピがある漫画ではないですが、真似してたら自分も肉料理が上手くなりました!
そして5巻とちょうどよくまとめられてて面白かった!
この漫画の肉極道というタイトルは、極道っぽいキャラでネタとして笑わせる事プラス、実は肉の道を極めるという意味でもあるかと思いました。
個人的に大好きな作品だったので続編が読みたい! -
購入済み
肉とはなんぞ…、肉とはなんぞ…
超ハイテンション肉マンガ。肉マンガ界のサンシャイン池崎。
森尾先生の濃いめの絵柄が、濃いキャラと濃いストーリーに相まって圧倒的濃さで語りかけてくる。
肉のうんちくも説得力があり有無を言わさぬ肉マンガとなって読者の心と胃袋を掴んで放さない! -
Posted by ブクログ
ごちそうさまでした
満腹です。さすがに、こんだけ食べると、胃も満たされますね
小鳩ねねこ先生の『肉女のすすめ』に次いで、この肉食漫画まで完結してしまっているなんて思ってもいなかったので、書店で手に取った時は仰天しました
けど、ほんと、これ以上、入らないかも、と思うくらい、楽しませてもらえたので、さすがに、ごちそうさまです
あくまで、個人的な印象ですけど、この作品の高いクオリティなら、全5巻ってのは、絶妙に丁度、いい量だったのかもしれません
(1)で「いただきます」と言い、(2)で読み手をニコニコとさせ、(3)で「最高だ」と悦に浸らせ、(4)で幸福を噛み締めさせ、そして、(5)で「ごちそうさまでした」と締めくくらせる
お見事です、佐々木先生、森尾先生
この『肉極道』もまた、原作と作画担当の息がピッタリだったからこそ、読み手を満足させられる作品に仕上がったモノでしょう
また、お二人が協力して作った作品を読みたいです
今度は、丼料理か、パン作りに挑戦してみませんか?
まぁ、それはさておき、ほんと、何度、読み返しても、味に飽きませんね
これまた、私個人の勝手な受け取り方ですけど、この『肉極道』は、シンプルに美味い肉の魅力を引き出す調理の仕方を読み手に説くだけでなく、ヒロイン・まなびの料理人かつ人間としての、地道な成長を描いていたからこそ、面白い、と感じさせていたんだ、と思いました
確かに、肉極道の注文はムチャクチャで、指導も苛烈でした
けれど、彼のテクニックを、ひぃひぃ泣かされながらも、まなびは愚直に吸収し続けました
やはり、人はピンチに晒されてこそ、成長するのですね
きっと、佐々木先生と、森尾先生も、この『肉極道』を執筆する上で、何度も、「ヤバい」に直面し、それを乗り越える度に成長し、その経験を作品へ反映させたんでしょう
ほんと、この『肉極道』は、私の心にジャストミート!!でした
しっかし、ほんと、肉極道は何者だったんでしょう
もしかすると、人の「美味い肉が食べたい」って欲望が集まり、ついには、人の形を取った存在だったんでしょうか?
何にせよ、彼は今後も、美味い肉料理を求め続けるんでしょう。きっと、まなびがこの世を去ってからも、新たな才能ある、次世代の若手料理人に狙いを定めて
どの回も、至福、としか言えなくなるほど美味しかったです
その中でも、格別だと感じたのは、最終話でした。恐らく、他の読み手の方に聞いても、大抵の方が、この回を推すんじゃないでしょうか?
肉極道に教えられてきた、肉の美味さを引き出す、愛ある調理法
彼から、単純にして最難たる注文をされたまなびが提供しよう、と決めたのは、ステーキ
そう、肉極道が、真っ先に彼女へ教えた料理
しかし、まなびは、教えられた方法をそのまま用いず、自分なりに研究し、更に肉の旨味を引き出せる焼き方で、肉極道へステーキを提供します
そのステーキは、肉極道ですら美味に言葉を失うレベルに達していました
まなびが、ステーキへ込めたのは感謝だったのかもしれませんね
まぁ、結局、肉極道は彼女の渾身のステーキを食べたからと言って、満足した訳じゃなく、これからも、肉への愛を叫び続けるんでしょう
この台詞を引用に選んだのは、「おおっ」と魂が震えるほどの、理屈じゃない説得力があるな、と感じたので
作品のキャラクターは、漫画家の分身と、よく言いますが、実際、そうなのかもしれません
勝手な推測ですが、佐々木先生、森尾先生、どちらも一回目のチャンスで、良い結果が出せなかったのかもしれません
けれど、お二人とも、一度の挫折で野望を捨てず、次のチャンスに狙いを定め、それを引き寄せる為の努力を怠らなかったのでしょう
乗りたい風に乗れなかった奴は間抜け、待ってたって良い事なんかない
その通りでしょう
乗りたい風に乗れなかったなら、自分で風を起こしてしまえばいいんです
待ってても良い事なんかないんですから、こっちから行けばいいんです
美味い肉は、戦った人間にしか食べられないんですから
私も、一回や二回、落選したくらいで諦めず、何度も挑んでいきます
そして、自信を持って世に作品を出せた時こそ、美味い肉を食べます -
Posted by ブクログ
人間、やっぱ、元気になるにゃ、美味い肉を食うのが一番だ
どれほど、理性的な人間であろうとも、美味い肉料理を前にしたら、一匹の獣へと立ち返り、食の本能に任せ、その肉料理に挑んでしまう
そして、幸福感に包まれた時、人間に戻る事が出来るのだ
獣と人の狭間で揺らす、それが肉
そして、肉の美味しさを引き出す、正解に近いやり方を教えてくれるのが、この『肉極道』だ
この『肉極道』を読み、肉料理のスキルを磨けば、間違いなく、男も女も好きな人の胃と心をガッツリと掴む事が出来るんじゃないだろうか
作中では、ガァァァって感じで料理しているけれど、意外に丁寧な説明をしてくれているので、落ち着けば、踏まえるべき過程をしっかりと覚える事が出来る
豪快そのものな肉料理でも、その美味しさを目一杯まで引き出すには、綱を渡り切る繊細さが必要なのだ
肉極道さんの見た目は、ワイルドを通り越して、スジ者感が丸出しだけど、その実態は結構、ナイーブなのかね
人間には適応力ってもんがあるんだよなぁ、と思っちゃうのも、この『肉極道』の魅力、ある意味
これまで振り回されてきて、辟易しながらも、ヒロイン・まなびの肉料理人としてのスキルは培われ、心構えも見られる形になってきた
ただ、人間、慣れてきた頃が一番に危ない
この(4)では、料理系の漫画じゃお約束のバトルが勃発
しかも、バトると言うか、喧嘩を一方的に売られた理由ってのが、同業者としてのライバル意識や、土地や財産狙いの地上げと言った、ありがちなものじゃなく、肉極道を独占(?)しているまなびへの嫉妬ってんだから、まなびとしちゃ、良い迷惑なのだ
かと言って、勝負は放棄できず、負ければ一文無しになってしまうとなりゃ、まなびだって、マヂメにやるしかない
肉極道さんに鍛えられ、教えられ、成長させられたおかげで、なんとか、勝負には勝てたけど、それが今度は次の面倒事を引っ張ってくるんだから、とことん、ツイちゃいないようだ
この(4)は、気になるトコで終わっており、佐々木先生と森尾先生の切磋琢磨による成長を感じられる
肉極道さんのアドバイスで、女子会受けする料理を提供したのに、何故か、埼玉(仮)さんの先輩さんは、微妙なリアクション
見落としていた「何か」があるのか、そして、この気まずい空気を一変させられる肉料理を提供できるのか!?
助けてー、肉極道ッッ!!
どの肉料理も垂涎必至だが、今の気分的に、最も、肉食欲を駆られるのは、第31話の骨付き肉料理フルコース
肉に貴賤なしではあるにしろ、やはり、骨付き肉ってのは、何かが違う
そんな骨付き肉の美味さと良さを最高の状態で引き出せる肉極道さん、やはり、タダ者じゃない
また、彼の勢いに圧倒され、仕事への意識が変わり、結果がしっかりと出せた北村さんも、中々に良い物を持ってる
今度は、どんな厄介事を抱えて、どんな肉料理で自己解決するのやら
意外に、色恋沙汰かもしれないな。好きな人に振り向いてもらうために、自分が肉料理を作れるよう、教えを請いに来るのかも
この台詞を引用に選んだのは、まなびへの評価が上がったので
プロだから当然と言ってしまえば当然だが、プロだからこそ、常にお客様の笑顔を意識して、料理し、それを提供するってのが難しいんじゃないだろうか
実際はど忘れだったにしろ、食べる人が何を食べたら、イイ笑顔を見せてくれるか、それが料理人としての姿勢、そこの根幹になきゃ、この結果は出なかった
やはり、まなびは料理人として成長しているなぁ -
Posted by ブクログ
今回も、美味しい肉漫画を堪能できて、しふく~
ただ、ちょい残念だ、と感じた事はある
もちろん、内容じゃない。落胆の原因は帯だ
いや、作った担当さんにケチを付けたい訳じゃない。この(3)の表紙ともマッチしているし、本編の魅力をストレートにアピールしており、これまでの読者だけでなく、新規のファンも掴めるだけの物になっている。素人感覚ではあるが、質は高い
残念だ、と感じた理由は、寺門ジモンさんの推薦コメントがなかった事、ドラマ化決定の大発表じゃなかった事
もう、そろそろ、寺門さんの耳にも、この漫画の事は届いているだろう
それでも、推薦コメントが貰えないのは、恐らく、寺門さんが求めるクオリティに達していないからか
読んでいて肉が食いたくなる、漫画読みとしちゃ、それが大事なんだが、肉のプロである寺門さんからすると、まだ物足りないのかな
肉を極める道ってのは、かなり険しいらしい。だからこそ、進み甲斐はある
なので、この(3)が、寺門さんの合格ラインに達している事を期待している
ドラマ化の方も、なかなか決定しないな
馬田イスケ先生の『紺田照の合法レシピ』も、竜星涼さん主演でドラマ化が決定したのだから、こっちもいけるか、と思っていたんだが厳しい
やっぱり、主人公(?)の職業が不明ってのが良くないのか
しかし、そのグレーゾーンが『肉極道』の魅力の一つだからな、そこは譲られちゃ困る
だから、こっちも(4)の帯にドラマ化決定と書かれるのを願おう
個人的に、肉極道を演じて欲しいのは、『仮面ライダーエグゼイド』で九条貴理矢を熱演した、小野塚勇人さんだな。ちょい体格は細めだけど、胡散臭さを醸しながらも、自分の好きな肉の事となると、異常に熱くなり、周囲の都合などシカトできるメンタルの強さ、小野塚さんなら出せると思うんだよな
まあ、とりあえず、寺門さんとドラマ化の事は忘れて、本編の感想を
肉料理が食べたくなる、それで十分に伝わる、伝える自信はあるが、さすがにマズいか、と思うので、自分なりにちゃんと書こう
まず、前巻のラスト、祭り会場で肉極道の前に現れた、謎の男は同業かはともかくとして、同類だった
彼に関する問題を、どうにかクリアできても、肉極道にロックオンされているまなびは、次から次へと肉料理に挑まねばならない
新しい料理を習得できるのは、食堂の厨房に立つ者としては願ったり叶ったりだろうが、こうも振り回されている彼女を見てると、さすがに同情してしまう
まぁ、当人の料理スキルが低い上に、料理人としての常識も欠けてるんだから、肉極道が呆れ、苛立ち、感情を爆発させるのも無理ない
まなびは店に変人ばっかり集まるって嘆いてるけど、彼女も何気に変人なのでは、と思う時はある。さすがに、この年齢になってくると、その周囲とのズレが可愛いとは言えない
どの肉料理も、私の胃を強烈に刺激してきた
その中で、最も食べたい、と感じたのはコロッケである
コロッケは肉料理じゃない、と言う人もいるだろう。しかし、牛もも肉のミンチが入っているのだから、立派な肉料理だ
ジャガイモによって、肉の旨味が引き出されているんだから、尚更だろう
ミンチ肉が入ってなかったら、それはコロッケモドキだ
男はジャガイモの美味さを感じたいんじゃない。肉の旨味を吸収したジャガイモを堪能したいのだ!!
メンチカツとは違う肉々しさがあってこそ、コロッケである
食べたい、と言うより、気になるな、と思ったのは、肉吸いである
下戸の私は二日酔いにはならないにしても、前日、食べすぎて胃腸が疲れる事もあるだろう。そんな時、こんな優しい味わいの肉料理は嬉しいのではないか
ストーリー面でツボったのは、第20話だ。芸術品の域まで至った、つくね弁当も美味しそうだったけど、肉極道の冗談に聞こえないプレッシャーのかけ方で、子供らが発奮する様は最高だった。子供との絡みは、また、やってほしいもんだ。今度は、ホルモンが苦手な女の子に、本物の内臓の美味さをガツンと教えてやってほしい
この台詞を引用に選んだのは、一理はあるな、と感じたので。ルールをしっかりと守ってこそ出せる良さがある。けど、ルールを破ってこそ生まれる良さもある。どっちが正しいって訳じゃない。臨機応変に、「守る」と「破る」の判断を自分で下すしかない。何より、大事なのは、自分の中に唯一つ、譲れないルールを作ることだ。曲げず、折らず、砕かせないルールがある人間は何しても結果出すぞ -
Posted by ブクログ
あー、他の漫画読みの呆れ交じりの溜息が聞こえる
コイツ、本当に今日、この『肉極道』のレビューを上げやがったよ、って言われている気がする
いかんなぁ、最近、年の所為か、被害妄想が膨らみやすくて
いや、でも、(1)でどハマりして、ファンになっちゃった以上、今日この日に感想を上げなかったら、佐々木先生と森尾先生に失礼だと思う。それ以前に、肉極道に迫られてしまいそうだ、何故、書かなかった!!って
ほんと、この『肉極道』は好い
料理そのものの描写で言えば、『肉女のススメ』に勝っている。ちなみに、食べた時のリアクションで言えば、『肉女のススメ』の方が勝っている。強面の兄ちゃんが、肉食って幸せそうな顔してるのを見るよりも、美女が肉の旨味を堪能して、色っぽくなっている方が目の保養になるだろうよ
一体、何が、彼をここまで、肉愛に駆り立てるのか
けど、それは考えても答えが出ないだろう。肉が好きってのは理屈じゃないし、言葉で説明しようとすれば嘘っぽくなるもんだ
目の前に肉がある、なら、その肉の良さを引き出す調理法をするのが、常識であり礼儀。彼の行動は、何ら間違っていない。ただ、まなびにとっちゃ、若干、迷惑で、営業妨害かましちゃっているだけだ
けど、まなびだって、いつも、肉極道のペースに呑まれているだけじゃない
散々、スパルタ教肉を受けてきているだけあって、肉料理のスキルは少しずつだが、着実に上がってきている
彼女の進歩が見られたのだから、やっぱり、この(2)はこの日に感想を書かなければ
ただ、正直なとこ、残念なとこもあった
芸能界の肉王・寺門ジモンさんの推薦コメントがなかったことである
まぁ、さすがに刊行ペースを考えたら、依頼する余裕はないに決まってるか
ちょい、我儘が過ぎたな、反省
なので、(3)こそは、寺門さんのコメントを貰えるようにしてくださいね、芳文社さんと週刊漫画TIMES編集部さん
肉の食い方と、肉料理の作り方に厳しい寺門さんですが、この『肉極道』の内容であれば、合格点を貰えるはず。一ファンとして保証します
感想を書きたいので、できりゃ、1・29までに(3)の発売をお願いします。キツそうなら、2・9でも構いません
この(2)のラストでは、どうやら、肉極道と何らかの因縁がありそうな男が出てきており、期待が否応なしに高まるってもんだ
ついに、肉極道の正体が判明するんだろうか!?
しかし、ちょい男臭さが増してきちゃっているし、次巻では、女子キャラを登場させてほしいもんだ。肉は男だけの食べ物じゃない。男なら肉を食え、とロマンポルシェも言っているが、肉を食う女性にはエロさがある
そんな女性を、森尾先生なら最高に描けるはずだ
森尾先生は、これまでの作品から、ちょいエロな女性を描くのに長けた漫画家だと思ってたけど、肉料理もエロく描ける逸材だったか、と驚いた
どの回に登場する肉料理も、最高に美味そうで、読んでいる時も、この感想を書いている今ですら、涎が止まらなくて難義するほど。ぶっちゃけ、一番は決められない。だが、今の胃と心の気分で選ぶなら、黒酢酢豚だ。個人的にゃ、パイナップルが入ってないと許せない派であるが、こうも美味しそうな黒酢酢豚を前にしたら、そんなポリシーなんぞ真っ黒焦げである
この台詞を引用に選んだのは、深い、と感じてしまったので。こういう勢いで、読み手を納得させる言葉があってこそ、良い漫画である。まぁ、厨房が暑いのに、焼き餃子を作っていりゃ、多少は言動がオカしくなっても不思議じゃないけど。ともかく、私はタイミングを間違えない男になれるよう、餃子を焼こう -
Posted by ブクログ
真っ先に、結論っつーか、要望をブチまけたい
芳文社と週刊漫画TIMESの編集部さんには、この『肉極道』を、何が何でも、連続ドラマ化できるよう、すぐにでも動いて欲しい
肉好きとしても、森尾先生のファンとしても、これはドラマで観たい!!
主演はもちろん、芸能界随一にして唯一の肉好き芸能人・寺門ジモンさんにお願いしたい。作中に登場する、肉極道が発する、狂気じみた肉に対する愛は、寺門さんにしか再現できまい。いや、再現する必要ないくらい、寺門さんは出てるか、その愛が
いくら、私でも、この『肉極道』が地上波で放送するのは難しい、と予想できる。しかし、寺門さんが主演に抜擢されれば、CSで放送できるのではないか?事実、寺門さんは『肉専門チャンネル』ってオリジナル番組を持っているのだ
そのチャンネルなら、寺門さんが主演をやるドラマを放送してくれるはずだ、と私は信じている
もし、ドラマ化が無理にしても、その『肉専門チャンネル』に、佐々木善章先生と森尾先生がゲストで出演できるように打診してほしい
そんで、この漫画に、寺門さんがゲストとして出演し、肉極道と一緒に店主のまなびを叱責してほしい
芳文社さんなら、それだけの力は持ってるはずですよね?
さて、妄想はこれくらいにしておいて、本編の感想を
もう、理屈も文句も抜きで、どストライクすぎる
正直、しばらく、これ以上の衝撃を与えてくれる、食系の新作に出会えないんじゃ、って不安も生じるレベル。けど、会えなくても良いって思っちゃうくらい、ほんと、肉に対する愛が深い
ここまで肉に特化した漫画は、それこそ、『ネイチャージモン』ないしは『山賊ダイアリー』くらいだろう
森尾先生の作画が、これまた、旨い肉そのものの魅力を、微塵も損なっていない。やっぱ、食漫画でトップを取ろうってんなら、こんくらいの画力がなきゃダメだ
肉極道の、肉を食べた時のリアクションが、これまた、読み手の心と胃袋を惨いくらいに揺さぶってくる
まなぶの作った肉料理を食べた際の、テンションガチ下がりのリアクションがあるからこそ、肉が本来、持っているポテンシャルを発揮した料理を食した時のリアクションが何倍にも活かされる。ここが大事だ
またもや、ドラマ化してほしい、って情念が湧き上がってきてしまう・・・まなびは、そうだな、松田るかさんが適任かも知れない
調理シーンも、しっかりと取材し、本当の「美味しい」を舌に刻み付けているな、と唸れるだけの迫力と臨場感、リアリティがあって良い
肉好きの、肉好きによる、肉好きの為の、肉漫画。これを読まずして、肉好きは自称できないな、うん
さすがに、(2)には間に合わないだろうけど、(3)または(4)に、寺門ジモンさんや、岡本健太郎さん、もしくは、食系漫画を描いてる漫画家の推薦コメントが掲載されたら、マヂにテンションが上がるだろう
ここ最近、漫画に読者プレゼントの応募券が付く事が多い。なので、この『肉極道』でも、読者プレゼントをやってほしい。当然、プレゼントは肉だろう。個人的には、豚肉が欲しい
いつもは、お勧めの話を一つに決めているが、さすがに、私の実力では無理だ。収録されている話全てが読み手を空腹に追い込む、としか言えない
この台詞を引用に選んだのは、私も言ってみてぇ、と思ったので。ただ、冷静に考えると、この行動は、確実に営業妨害の何物でもないな