斉藤賢爾のレビュー一覧

  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

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    - 技術革新によるエネルギー無料化の流れ。
    - 高度な分業化から自給自足・地産地消へという流れ。
    - 足りていない人と余っている人をつなぐサービスの進化。

    これらによって「お金」の存在が人々の意識から少しずつ消えていく。その先にどのような社会が待っているのか。

    誰が何をしているのか監視しあう社会に進むのか、「見返りを求めずに与えること」を基本にした愛に溢れた社会を目指すのか。

    キャッシュレス化や評価経済の台頭といった表面的な話ではなく、数十年単位でこれからを見通す指針となる本。

    2049年の世界、想像するだけでワクワクします。

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    2020年05月04日
  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

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    本当にお金の概念がなくなるか、AIが仕事を無くすかは本質ではなくて、
    そんな感じになっていきそうな世界で人はどんな心構えで生きてくべきか
    って話の本だと思う。その点で良かった。

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    2020年02月04日
  • 不思議の国のNEO 未来を変えたお金の話

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    インターネットの仕組みを今までの人間社会に当てはめていければ未来は変えられる。環境問題にも触れながらこれからのインターネットを考える良い本です。直前にインターネットの不思議探検隊を読むとさらにわかりやすいです。

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    2011年01月23日
  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

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    分からないことも多かった。
    コロナ前の本なのに。情けない。
    でも、面白かった。
    少しずつイメージできている感じがある。

    「スマホを手放すことがほとんどなくなった時代にそれをあえて持たない状態で、しかもスマホを持っていれば解決するような問題を解けるかどうかで、人の能力を評価することにどれほどの意味があるのでしょうか」

    ゾクっとしました。

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    2023年12月02日
  • 不思議の国のNEO 未来を変えたお金の話

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    子ども向けの物語かと思いきや、なんと地球の歴史や成り立ちから、今話題のお金(ビットコインやブロックチェーン、仮想通貨)などの基礎知識が得られる優秀本。著書の斎藤さんがストーリーも考えていらっしゃるとは驚き!随所に学問的キーワードが散りばめられている。そして、インターネットの活用を地球の未来のために考えていることに感動しました。限りある地球の資源を使い切っちゃう前に、今の経済成長第一主義を見直してほしい。お金は所詮全て、人間の決め事で作られた仮想通貨に過ぎない。お金をたくさんあることが幸せと思わない方がいい。この本ではむしろ、お金があることを負債が増えると言っていた。そんな考えもあるんだと、お金

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    2022年07月27日
  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

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    お金は信用の代替物。信用が証明されれば、お金である必要は無く、より進んだITによって物物交換の自動化が完了すれば、仕事の対価は直接自分が求めるもので返される世界がくる。

    メルカリの青柳さんが目指す世界はきっとこういう世界で、小泉環境大臣がファストファッションに苦言を呈してたことにも繋がるけど、お互いの欲しいものを融通することができれば、捨てる量が圧倒的に減るので、当然環境にもメリットある。

    これからどんどん仕事が自動化されていく中で、ほんとにベーシックインカム的なことが起こり、人間は楽しいことに没頭して良い稼ぎ方、生活の仕方ができるんじゃないかと思えてきた。

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    2020年09月13日
  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

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    キャッシュレス決済が普及して現金を持たなくなる、といった次元の話では無く、お金そのものが消滅するという話です。読み進めていくうちに、以前に元ZOZOの前澤氏が「この世の中からお金を無くしたい」と言っていたのを思い出しました。前澤氏の話を聞いたときは半ば半信半疑でしたが、本書を読んでお金に縛られない世界は個人的には実現可能だと思いました。人としてのあり方、人生の目的についても考えさせられる一冊でした。

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    2020年05月09日
  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

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    全てとは言わないまでも、2049年を待つまでもなく、本書で挙げられていることは実現されると思う。現実の進行はもっと早い。近い将来を考察するうえでは参考になる良書。

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    2020年05月05日
  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

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    ネタバレ

    単純なキャッシュレスや、デジタル通貨という話ではない。
    「お金そのものが消える」という話。
    これは、2014年発行の「エクサスケールの衝撃」(齊藤元章:著)や2016年発行の「人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊」(著:井上智洋)で予言されていたことだ。
    基本的には当時から主旨は変わっていない。
    変っていないということは、確実にそちらの未来に近づいているということとも理解できる。
    本当に未来はお金が消滅するのだろうか?
    今現在の問題点は、エネルギーを生み出すのに、どうしてもお金が必要ということ。
    この本での理屈は、エネルギーコストが限りなくゼロになると、お金の必要性がなくなってしまう、と

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    2020年04月04日
  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

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    <目次>
    はじめに
    第1章   2019年、「お金」が消え始めた
    第2章   2049年、「お金」消滅
    第3章   「お金」のない世界をどう生きるか
    第4章   「ニューエコノミー」に備えよ

    <内容>
    納得させられる内容だった。「お金」は近々無くなる。自然エネルギー、シェアエコノミーや、キャッシュレス社会、労働の衰退…。その先には何が見えるのか?この小冊子には書かれている。規制の強い日本社会では、2049年は速すぎるかもしれないが、アメリカや中国が始めたら、なし崩しなのではないか?既得権にしがみつく連中を如何に剥がすのか、それを書く人はいないのかな?

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    2019年11月27日
  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

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    キャッシュレスで物理的なお金が不可視化され、フリーの拡大でお金を使わずできることが増えてきた。30年後の2049年、再生可能エネルギー利用で電力無料化、機械が自動的に作れるものが増えてお金の経済的価値が失われ、労働や、その対価としてのお金もなくなる。仕事の専門分化もなくなる。人間がするのは探求すること、社会は相互の贈与で回る。

    フロー部分のお金はなくなりつつあるのはわかりましたが、ストック部分はどうなるのでしょうか。テトラッド分析でさらっと検証されていましたが、知らない方法なのでよく理解できませんでした。

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    2020年03月02日
  • 不思議の国のNEO 未来を変えたお金の話

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    ファンタジーの体裁を借りた、新しい経済モデルの提案。
    児童書のような文体なので正直読みづらいが、
    内容はしっかり経済。
    インターネット型=アンチ中央集権型の理想の国が舞台。
    そこでは警察や中央銀行などの国家権力が存在せず、
    貨幣は労働や個人の信用を基軸にした地域通貨のようなものを
    誰もが自由に発行できる。

    ここでいうインターネット型というのは、中央に強力な権威を持たず、
    個人同士が緩やかに、自由に繋がっていて、
    性善説に基づく自浄作用で犯罪も無くなるというもの。

    この手のユートピアは以前も村上龍「希望の国のエクゾダス」や
    アーネスト・カレンバック「エコトピア・レポート」にも描かれたが
    個人

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    2010年01月27日