2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

902円 (税込)

4pt

4.1

国が推進する電子マネー。企業が覇権争いを繰り広げるキャッシュレスサービス。近年世間を騒がせた仮想通貨。浸透し始めたブロックチェーン。2019年、フィンテックという言葉のもとに、あらゆる場面の根幹にある「お金」のあり方が変わり始めた。インターネットと社会の関係を長年研究してきた著者は、この先「貨幣経済が衰退する可能性は高く、その未来にニューエコノミーが立ち上がる」と主張する。そこでは従来の貨幣文化のみならず、人類が構築してきた専門性や労働、さらに国家までも解体される対象になりうるという。お金が消えるのと同時に消滅する職業や学問とは? 「お金」が消滅した先でも変わらず価値を持つものとは? その先で私たちは何を歓びに生きるのか? この本を手に、混沌たる世界を進め!

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2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    - 技術革新によるエネルギー無料化の流れ。
    - 高度な分業化から自給自足・地産地消へという流れ。
    - 足りていない人と余っている人をつなぐサービスの進化。

    これらによって「お金」の存在が人々の意識から少しずつ消えていく。その先にどのような社会が待っているのか。

    誰が何をしているのか監視しあう社会

    0
    2020年05月04日

    Posted by ブクログ

    本当にお金の概念がなくなるか、AIが仕事を無くすかは本質ではなくて、
    そんな感じになっていきそうな世界で人はどんな心構えで生きてくべきか
    って話の本だと思う。その点で良かった。

    0
    2020年02月04日

    Posted by ブクログ

    分からないことも多かった。
    コロナ前の本なのに。情けない。
    でも、面白かった。
    少しずつイメージできている感じがある。

    「スマホを手放すことがほとんどなくなった時代にそれをあえて持たない状態で、しかもスマホを持っていれば解決するような問題を解けるかどうかで、人の能力を評価することにどれほどの意味が

    0
    2023年12月02日

    Posted by ブクログ

    お金は信用の代替物。信用が証明されれば、お金である必要は無く、より進んだITによって物物交換の自動化が完了すれば、仕事の対価は直接自分が求めるもので返される世界がくる。

    メルカリの青柳さんが目指す世界はきっとこういう世界で、小泉環境大臣がファストファッションに苦言を呈してたことにも繋がるけど、お互

    0
    2020年09月13日

    Posted by ブクログ

    キャッシュレス決済が普及して現金を持たなくなる、といった次元の話では無く、お金そのものが消滅するという話です。読み進めていくうちに、以前に元ZOZOの前澤氏が「この世の中からお金を無くしたい」と言っていたのを思い出しました。前澤氏の話を聞いたときは半ば半信半疑でしたが、本書を読んでお金に縛られない世

    0
    2020年05月09日

    Posted by ブクログ

    全てとは言わないまでも、2049年を待つまでもなく、本書で挙げられていることは実現されると思う。現実の進行はもっと早い。近い将来を考察するうえでは参考になる良書。

    0
    2020年05月05日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに
    第1章   2019年、「お金」が消え始めた
    第2章   2049年、「お金」消滅
    第3章   「お金」のない世界をどう生きるか
    第4章   「ニューエコノミー」に備えよ

    <内容>
    納得させられる内容だった。「お金」は近々無くなる。自然エネルギー、シェアエコノミーや、キャッシュ

    0
    2019年11月27日

    Posted by ブクログ

    キャッシュレスで物理的なお金が不可視化され、フリーの拡大でお金を使わずできることが増えてきた。30年後の2049年、再生可能エネルギー利用で電力無料化、機械が自動的に作れるものが増えてお金の経済的価値が失われ、労働や、その対価としてのお金もなくなる。仕事の専門分化もなくなる。人間がするのは探求するこ

    0
    2020年03月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    単純なキャッシュレスや、デジタル通貨という話ではない。
    「お金そのものが消える」という話。
    これは、2014年発行の「エクサスケールの衝撃」(齊藤元章:著)や2016年発行の「人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊」(著:井上智洋)で予言されていたことだ。
    基本的には当時から主旨は変わっていない

    0
    2020年04月04日

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