北出明のレビュー一覧

  • 命のビザ、遥かなる旅路 杉原千畝を陰で支えた日本人たち

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    「命のビザ」、その先の旅路と、旅路を支えた人々の存在に光を当てている一冊。

    旅行会社や海運会社の働きについて、今までまったく知りませんでした。

    写真に添えられた「私を思い出してください」という言葉が、読後、やわらかく、深く、しっかりと、心に残りました。

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    2023年06月05日
  • 命のビザ、遥かなる旅路 杉原千畝を陰で支えた日本人たち

    Posted by ブクログ

    1940年代、本国の意向に背いて多くのユダヤ人に対し、独断で「命のビザ」を発給した日本人外交官。この話しをもっと詳しく知りたいと思い書籍を探していた。

    本当の事を言うと、この件に関する別の作品を探していたのだが、そのとき唯一書店に在庫があったのが本書だったのだ。本書には命のビザを受け取ったユダヤ人たちが、シベリア鉄道やフェリーで福井県の敦賀へ渡り、安住の地を求め世界中に散ってゆく様子が描かれている。

    恥ずかしながら、杉原千畝氏の事もあまり詳しく存じ上げていなかったが、その救出活動にあの旅行代理店や海運会社が、大きく関わっていた事を始めて知った。たくさんのユダヤの人々を輸送した天草丸というフェリーが、ドイツで造船されていたというエピソードもなかなか興味深い。

    多くのユダヤ人を受け入れた敦賀や神戸での取材、そして実際にアメリカへ渡ったユダヤの方々への訪問など、貴重な証言の数々に思わず引き込まれてしまった。アメリカへ渡った方の中には、米国先物取引界の超大物であるレオ・メラメド氏も含まれており、改めて杉原氏と関係機関の功績の大きさに驚いた。

    杉原氏は約6000名のユダヤ難民にビザを発給したそうだが、その子孫と家族も含めると結果として相当な数の人々を救ったのだと思う。本書では杉原サバイバー(生存者)という表現をしているが、世界中に「杉原チルドレン」が大勢いるのだと思うと、日本人の一人として非常に誇らしい気持ちである。

    先般の東日本大震災の際、多くの外国人が日本人の秩序立った行動に驚いたようだが、前出のメラメド氏が残した「私には驚きは微塵もない、世界で最も礼儀正しい人々だから」 というコメントが印象的だった。

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    2013年10月29日
  • 命のビザ、遥かなる旅路 杉原千畝を陰で支えた日本人たち

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    ネタバレ

    命のビザについて杉浦千畝さんがやったことを1行文章程度では知っていますが、深く知らなかったので本書を手に取りました。
    杉浦さんの功績について、ではなく、ナチスドイツの収容を逃れたユダヤ人の移動について書かれた本書と言った方がこの本ついては良いと思いました。
    移動して助かりました、ではなく、移動ルート、日本を経由して諸外国に行きました、日本に来た時のみなりや所持品、移動を手伝った日本人や会社、移動後に彼らがどのような気持ちを持っているのかなどです。著者は自分の足で情報を得て本にしているため、主観が多く語られている面もありますが、内容は現実味があり素晴らしいと思いました。何より著者の会社の先輩がユダヤ人の移動を手伝った方ということで内容に現実味がありました。

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    2025年09月01日
  • 命のビザ、遥かなる旅路 杉原千畝を陰で支えた日本人たち

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    別の本で、「敦賀で書類が完全ではなかったけど、通してあげた」というような記述を読んだような気がしていて、それ以来、杉原さんのビザを持った人がどういった経路で無事にアメリカなどへ行けたのかが気になっていた。
    たくさんの力によって難民の命が助けられたことが、難民を日本まで運んだ船、敦賀、神戸・横浜、アメリカまでの船を中心に、それぞれ尽力した方々の仕事内容、アメリカに行くことが出来た方の話や当時の新聞記事を通して知ることができた。「あと10年早かったら…」という言葉がとても重い。
    やっぱり一度リトアニアに行ってみたいな。

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    2015年07月26日
  • 命のビザ、杉原リストは語る 日本を経由したユダヤ難民逃避行

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    「杉原ビザ」の前後、迫害を逃れるユダヤ人難民達を助けた人々の記録。
    知らなかった人々の存在とその努力の一端を知る。

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    2025年11月29日