川原崎剛雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書のタイトルは内容を全く表していない。
正確なタイトルをつけるなら『世界史トリビア集』などになろう。
タイトルから「世界史の流れの大枠を紹介した書物」を期待して買うと痛い目を見る。
背表紙の紹介分には
「本書は、現役の予備校講師が、生徒に対して世界史への興味を呼び起こすために考え、そして実際に使っている授業への導入や中途で話す「脱線ネタ」である。」
と、本書の正確な内容が書いてある。
そこまで分かっているなら、何でこんなタイトルをつけたのか。(売るためだろうが。)出版社の不誠実さを感じられる一冊である。
私自身は背表紙の紹介文をちゃんと読んでから本書を買ったので、その罠にははまらずに済んだ