吉田素文のレビュー一覧
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AIが既存のビジネスを効率化するだけでなく、その建て付け自体を大きく変えうる技術要素であることが理解できる1冊。一方で、本書に度々登場するウーバーの事例のように、AIファーストな企業であっても、必ずしも圧倒的な競争優位を築いているわけではないこと(マルチホーミングやネットワークのクラスタリングによる)も具体の事例をベースに学ぶことができ、AIの持つ可能性だけでなくそれを用いたビジネスの事業経済性や戦略の観点からも複合的に学ぶことができる。
AIがこれまで人が行ってきた判断を部分的にでもITシステム化できるようにしたことで、ビジネス活動における人が思考・判断することでしか行うことができなかった業 -
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ネタバレ本書は大きく分けて「仕込み」と「さばき」について説明されているが、うち
「さばき」の部分が本書の大きな価値ではないかと考える。
(「仕込み」の部分もわかりやすく役立つが)
仕込みは自分の考える量を減らしてオーバーフローを回避するものと心得る。
合意形成のステップ:
①場の目的の共有と合意(What、Where)
②アクションの理由の共有と合意(Why)
③アクションの選択と合意(How)
④事項プランのコミットの確認と共有
What→Where→Why→Howの順。
飛ばさない。途中から進めない。前提変わったらWhatに戻る。
以下はさばきについてのメモ。
・発言しないにも、論点や背景 -
Posted by ブクログ
ネタバレファシリテーター関連本2冊目。グロービスの本。
感想。超良書。自分の意見に近い内容が多かったせいかもしれないけど。ここまで体系立ててくれていると、日々の業務に軸を組み立てて頂けた感じ。
備忘録。
・議論の仕込。あるべき議論を設計する。まずすべきは議論の出発点と到達点を明確にする。
・賛否の対象の分解。問題意識、問題箇所、原因、打ち手、それぞれが賛否の対象。
・立場の違いが価値判断の違いを生む。複数の価値判断の基準が存在しうることを認め、参加者に相対化して示す。その上で立場を超えて合意できるポイントに導く。
・意見が言いづらい立場の人からの意見を引き出す。例えば上司と来ている部下へ、「Aさん -
Posted by ブクログ
縦割り組織の終わり、水平組織の始まり
2020年に書かれたとは思えないほど、今の状況を言い当てている本書。
本書はデータ統合に重点が置かれているが、今はAIをマジでビジネスの主役にするにはどうすればいい?っていう一歩進んだ論点になっている感じはする。詳しくは『強いAIによるAIファーストカンパニー』を参照のこと。
AIファーストカンパニーとは、データを中央集権的なプラットフォームで管理することによって、指数関数的な世界の変化に対応できるようになった組織のこと。具体例が、コロナ禍で爆速でワクチン開発した「モデルナ」。納得感ある事例だけど、その後モデルナどうなってるんだろう、、、
従来の縦