吉原勇のレビュー一覧

  • 降ろされた日の丸―国民学校一年生の朝鮮日記―
    [ 内容 ]
    「何で日の丸を降ろすんだろう」―昭和二十年八月十三日、朝鮮の港町・仁川に住む七歳の著者は不思議な光景を目にする。
    それは、当たり前の生活と秩序が崩れ去る前触れだった。
    玉音放送の後、優しかった現地の青年は豹変して「この家の物はオレのもの」と凄んだ。
    隣組では、上陸した米兵に「慰安婦」を...続きを読む