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「何で日の丸を降ろすんだろう」――昭和二十年八月十三日、朝鮮の港町・仁川に住む七歳の著者は不思議な光景を目にする。それは、当たり前の生活と秩序が崩れ去る前触れだった。玉音放送の後、優しかった現地の青年は豹変して「この家の物はオレのもの」と凄んだ。隣組では、上陸した米兵に「慰安婦」を差し出す相談が持ち上がった。仁川神社の宮司は行方不明に……小さな目と耳が捉えていた、敗戦下の貴重な記録。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ] 「何で日の丸を降ろすんだろう」―昭和二十年八月十三日、朝鮮の港町・仁川に住む七歳の著者は不思議な光景を目にする。 それは、当たり前の生活と秩序が崩れ去る前触れだった。 玉音放送の後、優しかった現地の青年は豹変して「この家の物はオレのもの」と凄んだ。 隣組では、上陸した米兵に「慰安婦」を...続きを読む差し出す相談が持ち上がった。 仁川神社の宮司は行方不明に…小さな目と耳が捉えていた、敗戦下の貴重な記録。 [ 目次 ] 第1章 なぜ日の丸を降ろすんだろう 第2章 仁川の港は世界一 第3章 玉音放送は分からなかった 第4章 うちの母さんが慰安婦に? 第5章 朝鮮人には、本当の名前があった 第6章 「公設慰安所」がお向かいにできた 第7章 柳君がくれた大きな朝鮮餅 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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降ろされた日の丸―国民学校一年生の朝鮮日記―
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吉原勇
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