トム佐藤のレビュー一覧

  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    懐かしのMSXや初期のWindowsを巡るマーケティングの裏話、2009年1月の発売は、20年を経過して今だから言えるとして書いたと思われます。私もWindowsはVer1.0αから開発を行っていたり、とあるプロジェクトではMSXを使ったシステムも並行して動いていたり、お会いした人なども登場しているのでとても臨場感がありかつ懐かしく読んだ。
    改めて、ソフトウェアビジネス(だけじゃないかも)はアライアンスあるいはエコシステムがカギを握ると再認識した。

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    2015年03月29日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    稀に見る抜群に面白いIT業界黎明期の作品です。

    非常にスリリングだったことと、歴史を一度振り返ることで未来を見通す自身を持ちました。

    事実を積み上げただけでそこにドラマがある人たちの生き様を伝説というんじゃないかなあと思いました。

    ティッピングポイントとベンサムで整理をしたところも面白買ったです。

    心が熱くなりました。

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    2014年03月02日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    立ち上げ時期のマイクロソフト日本法人を描く回想録。MSXのデファクト化の失敗から、Windowsの立ち上げまでを、プロダクトマネージャーやマーケティング担当の立場で関わっていたトム佐藤氏が、怒涛のごとく駆け抜けている。何と言うか、はちゃめちゃで面白い。デファクトの作られ方と言うのも、時代によって変わるのかもしれませんが、この本はその時の業界の様子とかも含めて、リアルに描かれていて良いです。

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    2012年10月04日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    [ 内容 ]
    炸裂する癇癪、飛び交う怒号、喧嘩腰のビジネス―一九八〇年代後半から九〇年代初頭、IT業界のグローバルスタンダードをめぐって歴史的な戦いがあった。
    破綻したマイクロソフトとアスキーの共同戦線、撤退してゆくPCメーカーとソフトメーカー、次々現われる新規格…幾多の難局を乗りこえ、ウィンドウズは爆発的に普及した。ヨーロッパと日本で最前線にいた著者が、自身の体験とともにその理由を解き明かす。

    [ 目次 ]
    第1部 パソコン草創期の挑戦(最大幸福という原理 テクノロジーの波 業界マップ テックサポート ヘッドハント そのまま、走る ベルリン メジャーイベント 崩壊)
    第2部 ウィンドウズ―

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    2011年05月22日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    小学生の頃、廻りがファミコンを買う中、お金を貯めてMSXを買いました。当時はMSXマガジンなるものを購入して、子供ながらに楽しんでおりました。パソコン草創期からマイクロソフトがいかにしてデファクトOSになったかを、ものすごい人間模様を含めて書かれています。

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    2009年12月10日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    副題の「世界標準の作られ方」にそそられて購入したんですが、内容的にはやはり「戦記」というか、よくもまぁ、そんな古い話(MSXパソコンの時代のお話から始まる)を覚えていてくれて、ああだ、こうだという自慢話を聞かされているかの印象。それで何なの? 世界標準の作られ方にどうつながるのか? 
    最後には、きっちりと答えてくれているんですがね。--->「魔法は存在しないが、デファクトスタンダードを作り出すことを可能にする条件を挙げることはできる」

    なお、IBMのOS/2のお話や、IBMとマイクロソフトの開発スタイルのお話は印象に残りました。「IBMはプログラムの一部を変更するにも上司の許可を必要と

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    2009年10月07日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    これは、かなりの名著,ビジネスをする上での要点が凝縮されている。ティッピング等の小難しい用語はあくまでダミーで、失敗にめげず如何にかしようして足掻く様に注視して欲しい。二回は読む価値のある本だと思ってます。

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    2009年10月04日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    実際に著者自身が関わったOS市場におけるWindowsを例に取り、市場におけるデファクトスタンダードを生み出す仕組みを明らかにする内容となっている。特に、Windowsが世に出るまでのあまりにもリアルなバタバタっぷりが興味深い。

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    2014年01月15日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    今やスタンダードなOSとなったマイクロソフトの戦略。世界標準にしたビルゲイツの発想力はさすがとしか言えない。

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    2020年09月04日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    本書は、MS-DOS以降、Windows前夜のマイクロソフトおよびPCの世界をどたばた喜劇として描く。デファクトを取るということはここまで幸運と才能が必要なのかということに気づかせてくれる稀有な本である。

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    2018年10月23日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    ウィンドウズがいかにしてデファクト・スタンダードになって行ったかのプロセスについての、マイクロソフトで直接携わっていた人による本で、決して順調ではなかったその経過が具体的によくわかって、かなりおもしろかったです。成功と失敗を分けるのは、ある意味本当に「運」なんだなとよくわかりました。
    ただ、この本が出版されたのが2009年ですので、その後のスマホ普及によるウィンドウズの凋落については、全く作者の想像外。そのあたりも含めていろいろ考えさせられて、おもしろいと思います。

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    2015年04月15日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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     ITが世の中を騒がしたのは秋葉原での1995年のWindows95発売が最初だったように記憶している。また自宅にパソコンが入ったのが2000年だった。
     本書は、パソコン黎明期から1990年までマイクロソフトがデファクトスタンダードを確立するまでの奮闘の歴史を描いている。デファクトスタンダートを得ることが決して容易いものではなかったというこのビジネス戦記は興味深い。
     しかし、このマイクロソフトの覇権も現在では後発の企業に脅かされているのだから、この業界の時間の速さに驚く。
     IT業界とマイクロソフトの歩みがよくわかる本だが、読後にあまり感銘は感じられない点がちょっと不満かなとも思えた

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    2015年02月21日
  • マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―

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    マイクロソフトがデファクトスタンダードを獲るために、どう戦っていったのか。

    プロダクトやサービスがどのように広まって使われていくかという本や、経営者の姿、企業の歴史といった本は多いが、この本はデファクトスタンダードを獲るためにどのような政治的な動きをしたのか、などが実際に動いた人だからこそ生々しく語られている。まさに戦記。

    実は結構行き当たりばったりだったんだなあと思った。同時に政治に長けた戦略が面白い。

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    2012年12月30日