坂井優基のレビュー一覧

  • ジャンボ機長の危機管理術

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    医療安全にも応用できるところがあるんじゃないか、と思って読んでみました。

    操縦士や医療職だけではなく、ほとんどすべての職業のリーダー、管理者、実務者に応用できる内容になっています。そして、絵に描いた餅ではなく本当に実用的だと思います。

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    2011年06月29日
  • ジャンボ機長の危機管理術

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    この仕事をはじめてから よくするようになった
    「念のための確認」
    その大切さを再確認した。

    また、ミスを防ぐために、二重チェックという方法がよくとられるが、
    それでは人的ミスを防ぎきれない。
    個人的には、何をやるにも責任の所在を明らかにしておかなければ、
    誰も腹をくくらず結局一人でやるよりミスが増えてしまうことになりかねないと思う。

    そもそも危機管理とは、注意喚起を二重三重に行うのではなく、
    設計の段階でミスが起こり得ないプログラムにしておくことだ。
    この考え方は非常に参考になった。
    業務レベルにおとしこめば、かなり応用がききそうだ。

    業界は違えど、危機管理の超プロである機長から学ぶこと

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    2010年09月02日
  • ジャンボ機長の状況判断術 失敗しない決断と行動

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    この人の本は筋が一貫して分かりやすいのでお勧めです。特に、危機管理や教育を生業にされている方は役に立つ記述が多くあり、巷の指導書よりはよっぽど実践的で役に立ちます。

    新書ですが、おそらくこの人の本の中では分量が多く、具体例もパイロットではなく一般的な事例で記載されてます。ただ、わかりやすさでは前著(機長の教え)の方がよいかな。

    とりあえず、巻末のチェックリストは手帳に忍ばせています。

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    2010年08月21日
  • ジャンボ機長の危機管理術

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    リスク管理について考えていたときに見つけた本。危機管理という意味では世界トップクラスのスキルが必要な仕事であるはずのパイロットが語る内容は説得力がある。役職に応じて必要なスキルや考え方が紹介されており、手元においてときどき見直すことができる。

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    2014年05月28日
  • ジャンボ機長の状況判断術 失敗しない決断と行動

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    ネタバレ

    仕事術の基本がぎっしり詰まっている。新入社員とかは是非読んだほうがいい。
    個人的には「二人で二人分の仕事をする」という発想は今までなかったので、ここだけでもこの本の価値を感じました。

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    2011年09月30日
  • 飛行機の操縦 機長はコクピットで何を考えているのか

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    20世紀の傑作旅客機ジャンボジェットの機長が飛行機の操縦方法を解説。
    空港に到着してから飛行機に塔乗し、目的地に到着するまで、パイロットは何を考え、どう行動しているのか?一番大切なことは、失敗しないこと、事故を起こさないこと、乗客や乗員の命を守ること。
    求められる能力は、操縦技術は2割にすぎず、残りの8割はシステムのマネジメントだ。
    そのために培われた様々なノウハウは他のビジネスの現場でも役に立つ。
    離陸、巡航、着陸のそれぞれを操縦、管制、気象の各側面から系統的に詳述する。

    [ 目次 ]
    第1章 基礎編(ジェットエンジン;ジェットエンジンの種類 ほか)
    第2章 出発準備編(ディ

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    2011年04月24日
  • 飛行機の操縦 機長はコクピットで何を考えているのか

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    今までに無かった「操縦」に視点を絞った面白い本。

    最近、航空機が趣味でいろんな本を探し漁っているのだが、どれもこれも飛行機の仕組みや計器の説明などで面白みが欠けていた。
    しかしこの本はコックピット内のやりとりや、各タイミングにおける操作、対コーパイ・対管制官、対天気といった内容が、今にも目に浮かびそうな位、分かりやすく書かれている。
    気がつくと「こんな時、キャプテンはそんなふうに考えているのか・・・」と色々一人で納得しながら読んでいた。

    この先、飛行機に乗るとき「今のタイミングでこんなこと考えているんだろなぁ」と、今までとは違ったことを考えながら空旅を楽しめそう。
    それくらい新しい観点を与

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    2010年08月17日
  • ジャンボ機長の状況判断術 失敗しない決断と行動

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    生き残るためには「失敗しないこと」
    状況判断の理想は、その仕事に関わっているすべての人がすべての情報を共有している状態
    未確定、未確認でも一言それを沿えて情報発信すると、情報の受信量も増える

    最も重要な決断は「悪い仕事」をしないと決めること
    引き返す「判断基準点」を開始前に設定しておく。一度決めたらブレない。

    - 気づいたことや気にかかることは口にする
    - 誰かが言い出したことについては真剣に考える
    - 自分のアイデアのアラ探しをする。どこか間違っていると思いながら検証する。
    - 優先順位をつける。下位のものは切り捨てる。(すべてを実行することはできない)

    CRM(CREW RESCUE

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    2009年10月04日
  • 飛行機の操縦 機長はコクピットで何を考えているのか

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    本書も、十年位前に購入したものだ。
    筆者は、ボーイング747のパイロットだった人。
    パイロットの視点から時系列的に、飛行へ道筋がの展開がされていく。

    それだけでも興味が湧くというものだ。
    しかし、悲しいかな本書は、PHP新書だ。
    ブルーバックスの様な理系の観点での本ではない。
    よって、専門用語の使用が意図的に抑えられているような気がする。
    そこが残念だ。

    政府専用機の747-400は、航空自衛隊としては用途廃棄になった。
    JAL、ANA、航空自衛隊からは、旅客用の747は消えた。

    本書も時代に置いて行かれてしまった。

    ※ ただし、NCA日本貨物航空は、747-Fと次世代型の747-8F

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    2020年03月18日
  • 飛行機の操縦 機長はコクピットで何を考えているのか

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    機長、教官でもある著者が、フライト中に操縦士が考えていること、管制官とのやりとりなどを、マニュアルではなく現場の感覚で述べている。

    離着陸に際して、巡航時に際して、どんな操作が求められ、どういう状況がありうるのかを具体的な手順やコールサインとともに解説していくのは臨場感があった。
    特に着陸しようとするたくさんの機体を捌く管制官とのやりとりは、興味深かった。

    内容が重複したり、くどかったりする部分や、非常事態にどう対応するのか、といった記述が無いのは残念だったが、コクピットの空気を感じられる、という意味では楽しく読めた。

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    2014年03月20日
  • ジャンボ機長の状況判断術 失敗しない決断と行動

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    ジャンボ機での例だけでなく、通常の仕事における例が記載されていて分かりやすい。ただ、もっと、ジャンボ機の例も載せてあると面白かった。もっと、パイロットの実際を知ってみたいと思った。
    書かれていたことの一部を書くとこうだ。
    ・常に間違いや見落としがあると思って探せ。
    ・分からないところは悪いことを想定する。
    ・Yes、Noで答えられない質問をする(詳細に状況を把握するため)。
    ・話しやすい雰囲気を作る。
    ・引き返す判断基準点を作り、絶対に変えない。
    ・良い状態の時は悲観的に、悪い状態の時は楽観的に。
    などなど。

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    2012年07月08日
  • ジャンボ機長の状況判断術 失敗しない決断と行動

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    747の機長が書いた、パイロットの常識を
    普通のサラリーマンの仕事に置き換えて
    こうすれば失敗しないのではないか?と提案している。

    読んでみて、飛行機自体のフェイルセーフは知っていたが
    パイロットと言う人間系でも様々なフェイルセーフの
    仕組みを取り入れているんだなと思い感心した。

    そしてパイロットは一般的には特殊な仕事だが
    その仕組みを普段の生活や仕事に取り入れることは可能であり、
    またかなり有効であることがよくわかった。

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    2011年03月05日
  • 飛行機の操縦 機長はコクピットで何を考えているのか

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    これまでの著者の著作とは打って変わり、「飛行機の操縦方法」に力点が置かれており、内容は専門的になっている。

    パイロットが何をどのように考えて飛行機を動かしているかについてはこれ以上の詳しい著作となると、おそらく専門的すぎてしまうのだろう。

    飛行機に興味を持っている人は良いかも。

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    2010年11月15日
  • 飛行機の操縦 機長はコクピットで何を考えているのか

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     飛行機が運航する各フェーズ(出発準備、離陸、巡航、着陸)ごとに、操縦、管制、気象といった項目に分けて、飛行機をどのような操作で動かすのか、パイロットが何を考えているのか、管制の指示や悪天候に対してどのようなアクションをとるのか、といった点を解説したもの。
     著者は、パイロットとして求められる状況判断やマネジメントの能力がどのように他のビジネスに活かせるかといった切り口でよく本を書く人だが、この本ではパイロットや飛行機の話に絞って書かれている。ほんとパイロットは、乗客には思いもよらないことを色々考えて操縦しているんだなあ、ということが改めて分かった。ところどころよく分からない専門用語が解説ナシ

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    2010年11月14日
  • ジャンボ機長の状況判断術 失敗しない決断と行動

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    パイロットの視点で、というウリだが、内容は普遍的。類書と比較した場合、どこに本書ならではの付加価値があるのかはわからなかった。

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    2018年10月14日