有澤真庭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【この映画は、とどのつまり、棒で叩いたって死なない。挫折の連続だった。三つのスタジオを転々とした。わたしはただ、惑星直列の瞬間を待つ必要があったのさ】(文中より引用)
映画史に残るアクション映画として高い評価を受け、ポップ・カルチャー界に旋風を巻き起こした『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。完成そのものが偉業にして奇跡とさえ評されたこの作品を、ジョージ・ミラー監督を始めとする関係者の証言から振り返る一冊です。著者は、「ニューヨーク・タイムズ」でコラムを執筆するカイル・ブキャナン。訳者は、映画関係の翻訳も数多い有澤真庭。原題は、『Blood, Sweat & Chrome; The -
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Posted by ブクログ
スタートレック、エンタープライズのカーク船長の自叙伝である。彼の生い立ちから、5年間の航海とその後のことまで書かれている。熱心なファンではないので、どこまでがTVシリーズに出てきたエピソードなのかよくわからないが、行き当たりばったりのカークの行動様式についてはよくわかった。数々の冒険の成功はスポックの尽力によると確信した。というのは言いすぎかもしれないが、彼自身が自分の弱いところを正直に書いているとも言える。それを補うように、前書きをマッコイ、後書きをスポックが書いて彼の名誉を守っている。そして、常に語られているのが家族の問題。宇宙に出ることは、親子が離れて暮らすことになるということであり、危
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