牧野鈴子のレビュー一覧

  • 黒ばらさんの七つの魔法

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    なじ■

    普通の人間と同じように団地に住む135歳の魔女、
    黒ばらさんと七つの魔法の物語。

    基本的に児童書らしいほんわかしたお話ですが、
    時折驚くほど胸が衝かれるような描写があり、
    ラストのお話もなんだか言いようもないぐらい切なさを感じました。

    お話も大好きですが、イラストがもうクラクラするほど素晴らしくて
    世界観を実に見事に表現されていて見惚れっぱなしでした!

    15年を経て続編も出てるそうなので
    それも読むのが楽しみです。

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    2014年09月17日
  • 黒ばらさんの魔法の旅だち

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    小学生の頃、装丁の美しさに惹かれて手に取った大好きな本の続編。続編が出てるなんて!と驚き嬉しくなって読み進めたのだけれど、児童文学といって侮るなかれ。易しい文章で書かれているけれど、妖精女王の理不尽な残酷さや、幼い子供の入れ替わりや、黒バラさん自身のとても哀しくて切ない若い日々のことなど、あれ?これ児童文学だよね?と二度見するようなビターなエピソードも多かった。当時はそんなことあまり気にせずに読んでたと思うのだけれど、子供向けだからと言って子供を侮ることなく現実世界の大変さを描いていたところも、当時惹かれた理由だったのかしら、と思った。

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    2024年12月01日
  • 黒ばらさんの魔法の旅だち

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    ワクワクしながら読むことが出来た。
    こんな世界があったら楽しそう!
    黒ばらさん好きだなぁ♪
    また、このシリーズを読みたいと思いました。

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    2014年04月19日
  • 黒ばらさんの七つの魔法

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    子供の頃に大好きだった本は、大人になってから読んでもやっぱり面白い。特に『黒ばらさんと楽園のとんぼ』や『黒ばらさんと白ばらさん』は、いま読んでも泣きそうになる。牧野鈴子さんの挿絵も雰囲気たっぷり。

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    2009年10月04日
  • 黒ばらさんの魔法の旅だち

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    七つの魔法、よりこちらの方が好き。子どもだったらもっと楽しめただろうなと思う。挿絵も表紙も美しい本。
    前作もそうだったけれど、妙に現実的だったり日本的な
    要素や言葉が散見されるのが気になる
    妖精の王様と魔女の関係が不倫関係を連想させたり(小学生読者はそこまで思わないだろうけど)妖精の国の明かりが灯篭だったり、スキデンユキデンの名前の由来なども、急に日本的なものが入り込むので世界観がよくわからなくなることがある。
    植物、食べ物、香りなどの描写が丁寧なところや、おっちょこちょいでユーモラスな黒ばらさんのキャラクターなどはちょっとクレヨン王国シリーズを思い出した。

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    2014年05月12日
  • 黒ばらさんの七つの魔法

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    表紙が美しい。子供の時に読んでいればよかったかも。
    意外と人が死んだり、内容が世知辛い。
    現代日本の中に生きる魔女、という感じ。
    すごく庶民感覚の魔女像である。
    嫌いではないけど物足らなかった。

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    2014年04月29日
  • 黒ばらさんの魔法の旅だち

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    懐かしい。子供の頃好きだった黒ばらさんの15年ぶりの続編。
    良くも悪くも変わらない。そのまんまの雰囲気だった。

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    2009年10月10日