富永晶子のレビュー一覧
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劇場公開してほしい!
本来は5/22に公開予定だったはずの実写版映画のノベライズ版。
最初からストーリーがわかりきっているのに、それでも面白い。
男装した少女ムーランが戦争で活躍して出世していくというストーリーそのもののエンターテイメント性も魅力だし、ジェンダーの固定観念を覆していく爽快感は現代の社会問題とも相通ずるものがあり、昔話とは思えない実に先見性のある物語でもある。
魔女とかが出てきてしまうのは、いかにもディズニーって感じだけど、それを差し引いても面白いことこの上ない。
ムーラン関係、しばらくハマりそうです。
映画は、コロナ禍と女優さんの香港デモに対する中国政府擁護発言、テロップの新疆ウイグル自治 -
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ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのヨルダン川西岸に対する姿勢に対する、西側諸国の欺瞞。抗議しているように見せかけて、内心現状肯定、現状を存続させることを願っているというウォークネスの偽善的態度を喝破している。
アメリカやヨーロッパの新右派がウクライナ支持を躊躇、これがロシアの姿勢を反映しているように見えるのは不思議ではない、両者はグローバル文化戦争の同じ側、二つのバージョンだという説明も分かりやすい。だからこれを機に、軍事行動だけでなく、生態系破壊の危機を防ぐような暮らし方に切り替え、旧植民地諸国に借りがあることを認めるべきだ、と。
アサンジは、自由を脅かす最も危険な脅威は公の公権力からもた -
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Posted by ブクログ
FIREとはなんぞや?を知っているけれど、いまいちピンとこない。
FIRE目指してるんだけど、これでいいんだっけ?
FIREしたいと思ってるけど、何からどう変えていけばいいのかわからない。
というような人におすすめ!
FIREについて細かく論じているというより、FIREを目指そうと決めた夫婦の1年間のドキュメンタリーのような内容。ちなみに本書のラスト時点では、スコット・テイラー夫婦はまだFIREはしていないもよう。
実は、ひっそりとFIREを目指そうとしている身なので、とても参考になった。
具体的に自分に足りないのは、支出の削減と、収入の増加。(←一番大事なところやないかい!!)
あと、 -
Posted by ブクログ
あるアメリカ人家族が突然Fireを目指して、どうやって倹約家になっていくのかリアルな1年間の模様を一気に読ませてくれた。倹約家や節約思考とは見方次第で印象が180度変わってしまう生活スタイルだとも思ったが、豊かに暮らすためのプロセスの一つと考えると世界のみんなに理解しやすいものとなり、とりわけ環境にも優しくなる。つまり人にも地球にもwinwinな生活の仕方だと感じた。
面白いことはアメリカという1つの先進国に住む、どちらかというと高収入の家族が一気に倹約生活に身を置くというストーリー自体にある。アメリカは大量消費社会の国だというイメージが払拭できなかった私にとって、Fireを目指す著者の以 -
Posted by ブクログ
世界の危機的現象「四騎士」(疫病・戦争・飢餓・死)により世界は壊滅へと動き出している、と言う。ロシアvsウクライナも双方に「平和維持の為の戦争」と言う理屈から多くの国民の死を伴っても未だ解決しない。それは「非合理的な欲望」が混載された状況で「権威主義」を捨てることができない国家が増えてきている所為でもある、と言う。スパイ行為、情報漏洩事件としてスノーデン、アサンジは国家の監視体制(我々全員が監視されている状況)を世の中に告発した例であり、歪められた「情報の透明性」は極めて難しい事と世に蔓延る怠慢な政治家が言う「真理・真実」とは真に受け入れがたい。その為には国民が「何もしない傍観者」ではなく、目
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Posted by ブクログ
アメリカ人の男性がFIREを知ってから、妻を説得し、FIREのためのスタートを切り、達成するまでの過程を綴っている。
① 多くの人が、「浪費」が自分達を幸せにし、成功を実感させてくれると思い込んでいる。
② 1週間のうちで、どんな時に幸せを感じるか、10個書き出してみる。
③ たかがコーヒー代、されどコーヒー代
④ 著者がFIREを志し、仕事を辞めて一年間FIREのための旅に出かける初日、一歩踏み出した時の心境は→「この先何が待ち受けているにせよ、今よりずっと素晴らしい人生になることは間違いない」
FIREを目指すかどうかは人それぞれだとして、「自分が本当にしたいことは何か?」「自分にとって