若手弁護士17人の独立開業の事例が紹介された本。
弁護士として独立するといっても、事務所の場所が都会か地方か、事務職員を雇うか雇わないか等さまざまな条件次第で、かかってくる経費や経営のやり方なども変わってくるというのが分かる本。そのため、弁護士の独立にもいろんな形があるということが分かる点ではよいと思う。
ただし、紹介例が17人と多く、一人一人の記述が薄い点が多い。具体的な仕事のやり方や事務所経営等に突っ込んだ内容にはなってないので、弁護士として独立したい方が参考になることは意外と少ないかもしれない。