小田富英のレビュー一覧

  • 口語訳 遠野物語

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    ネタバレ

    あとがきの通り、面白くはないが読みやすい
    楽しく読むのには本を読む動機が必要な気がする(民俗学が好きとか、遠野に旅行するとか)

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    2024年06月16日
  • 口語訳 遠野物語

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    原典の『遠野物語』は1910年、のちに民俗学の祖となる著者・柳田国男によって自費出版されたものです。その文語体の文体の美しさが本書の解説でも素晴らしいと言われていまして、こうして口語体にすることで、面白みや美しさが損なわれてしまうのですが、それでも文意をわかりやすく伝えるべく挑んだ冒険作と評価されています。

    「遠野」はアイヌ語が語源のようです。たとえば、「トオノ」の「トオ(トー)」は湖を表すのだ、と。アイヌは北海道のみならず、東北やロシアにもダイナミックに活動域を広げていたと、以前読んだことがあります。その痕跡をこうして身近に感じられると、遠い話ではないような気がしてきます。

    さて。61ペ

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    2024年05月08日
  • 口語訳 遠野物語

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    ネタバレ

    やたら人が死んだり殺したりで驚く。遠野には生きているものにも死んだものにも、よくわからないものにも惹かれる魔力のようなものがある場所なのだろうか。

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    2021年08月11日
  • 口語訳 遠野物語

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    岩手県、遠野地方に伝わる昔話を集めた話。

    どこか懐かしさを感じる昔話あった山男、妖怪、日本狼や不思議な話が語られる。彼らどこに行ってしまったのだろうか?

    【柳田国男】
    「日本人とは何か」その答えを求め、日本列島各地や当時の日本領の外地を調査旅行した、日本民俗学の開拓者。

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    2018年01月18日
  • 口語訳 遠野物語

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    『遠野物語』で検索したら沢山出てきたのですが、原典は私に理解できなさそうな気がするので、わかりやすい口語訳のものを選びました(あとがきには、原典の文体だからこそ『遠野物語』は素晴らしい、というようなことも書いてあったけど・・・)。
    注釈が多く、それを確認しながら読み進めるのは最初面倒でしたが、一つ一つのお話は短いのでなんとかなりました。

    『遠野物語』って昔話だけど、そんなに大昔のお話というわけではないんですよねぇ。
    山男や天狗、河童や座敷わらしなどの存在が身近だった生活・・・。想像すると、不思議な気分になります。

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    2015年04月06日