佐々木融のレビュー一覧

  • 弱い日本の強い円

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    自分がいかに思い違いをしていたかわかった。本文中で誤解されているということを自分では信じていた。たとえば、為替は国家間の経済の差を反映しているとか、日本の少子化にともなって円安になるなど。実際には為替は二つの通貨の交換レートというだけのもので、このレートは中期的には資本の流れによって、長期的には物価の上昇率の差で決まるとのこと。身近でありながら曖昧な為替というものをわかりやすく知ることができる。

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    2017年11月23日
  • 弱い日本の強い円

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    素人には、若干、難しいというか、筋を追うのに手間がかかる部分がありますが、為替の動きの基本的な原因を知るには、よい本だと思います。

    先日読んだ藤巻さんの本は、「とにかく円安に」という論調でしたが、こちらの本では、「現在の円高には、そうなる理由があり、その理由を考えると、今後しばらくは円高基調だろう」ということが、冷静な語り口で説明されています。

    この本を読んで、我々は、いかに、物事の一部しか見ていないかを痛感しました。
    言われてみれば当たり前でも、多くのことを見過ごしているんですね。

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    2017年11月12日
  • 弱い日本の強い円

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    筆者は、"為替について、間違った情報、浅はかな情報が多いことに危惧し、つとめてわかりやすく書いた本"という。私は1度読んだだけでは、深い理解はできず2度読んだ。それでも全部理解できたかわからないが、基本中の基本の知識がついて、良かったと思う。
    ・国力、人口の増減は為替に関係ない。シンプルに、その国の通貨で物の売買をするから、為替の取引が発生する
    ・世界の景気が良いと円安、ドル安へ → もっともお金を持つ国の人(米、日)が、自国通貨を売って株等に投資するから。
    ・為替は「実質実効レートで考える。(物価上昇率も勘案したレート)
    ・日本は資金の出し手である。日本にnegative

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    2017年09月17日
  • 弱い日本の強い円

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    「ビッグマック購買力平価(ハンバーガーとドル紙幣と100円玉)」の図が載っています。わかりやすく読めます。

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    2015年02月18日
  • 弱い日本の強い円

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    結構面白い。
    ・為替は国力とは無関係
    ・対外黒字か否か,物価上昇率/デフレかインフレか、に影響
    と、実績からクリアに綴る。

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    2013年05月05日
  • 弱い日本の強い円

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    2011年、円が70円台後半で推移していた頃に書かれた一冊。為替ストラテジストの立場から、為替と国力が相関するといった為替に関する様々な誤解を説明する。
    ドルと円だけみていても為替相場はわからず、複数の通貨の動きを見る必要があることや、為替取引は巨大な市場であり、投機的な動きの他に、純粋にその通貨での支払いや利益確定が必要だからという企業などの動きも反映される。そのため、国による市場介入は無意味というような点は、目から鱗だった。
    円安がよいか円高がよいかという論点は、まさに現在のアベノミクスを巡ってなされている議論の中心。議論はわかれるところだろうが、本書のような為替の専門家の意見はもっと紹介

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    2013年05月02日
  • 弱い日本の強い円

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    とてもおもしろい本でした
    為替についてわかりやすく書かれています

    為替は難しくてよくわからないというイメージが少し変わりました

    円高は円が高くなっているのか、ドルが安くなっているのかで違う
    円ドル相場ではなく円ウォン相場のほうが景気に影響している

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    2013年04月22日
  • 弱い日本の強い円

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    人気アナリストが書いた為替相場の本。なぜ円高になるのか、なぜ東日本大震災で円は買われたのか、理由がよくわかる『気がする』本。
    金融系の本としては素人にも分かりやすくて良書です。

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    2013年03月24日
  • 弱い日本の強い円

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    為替相場は国力を現すものではなく交換レートであることを改めて認識した。
    「(為替相場は)中長期的には主に貿易や資本のフローがどちらに向かって流れているかで決まり、長期的には主に物価の上昇率の差で決まる。であるから、本当に円高傾向を止めたいのであれば、第1にデフレを止めること、第2に日本の投資家・企業がリスクを積極的に取れるような環境をつくり、対外投資を進めやすくすることである。」(p.236)という著者は無理やりインフレを起こすくらいならデフレの方がマシとのことで「(問題は)活発に消費が行えない消費者と、リスクを取って事業を拡大しようとしない企業のほうにある。そしてそのような状況をつくっている

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    2013年03月03日
  • 弱い日本の強い円

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    為替を見るのに重要なのは3点
    その国が資金の出してなのか資金の受けてなのかという点
    その国が経常黒字国から経常赤字国かという点
    その国が債権国か債務国かという点

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    2013年01月12日
  • 弱い日本の強い円

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    為替相場について、平易に解説。
    為替相場は通貨と通貨の交換レートであり、国力の違い、経済力の違い、人口の増減などで動くものでない。そして、介入によっても、円安誘導などできない。と解説。
    円高の本当の原因に目を向け、低インフレ傾向が続く状態を何とか変えることや、ゼロ金利や量的緩和政策のような異常な金融政策を続ければ通貨の信認が失われ悪性のインフレが起きると警告を発している。
    大変興味深く読むことができ、分かりやすかった。

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    2012年12月02日
  • 弱い日本の強い円

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    円相場の状況をみながら、為替相場の動きを解説する。相場の変動は短期、中期、長期的な視点で異なる。金利、資本フローや物価が主な要因。ドル円だけでなくクロス円を見渡すことで全体を掴みながら、刻々と変わる経済構造に従った対応が必要。

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    2012年11月30日
  • 弱い日本の強い円

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    為替相場に関する思い込みを、ラディカルな視点で見直すことで、そうした思い込みに振り回されないスタンスのとり方を教えてくれる。特に、為替相場にかかわるプレイヤーが他の金融市場に比べていかに多様であるか。また、ドル/円相場だけでなく、ユーロ・豪ドル・ウォン等々とドルや円の関係も見なければ、各通貨の価値の変化はわからない。といった指摘は、言われてみれば当然だが、素人にとっては目から鱗だった。あと、現在の日本経済に対する処方箋として最後にあげていた、稼いだ外貨を国内の内需拡大に活かすべき、という指摘が、以前読んだ藻谷 浩介『デフレの正体 経済は「人口の波」で動く』 と同じで、印象に残った。

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    2012年10月06日
  • 弱い日本の強い円

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    良書。
    最近の為替レートの推移がよく理解できました。

    Booklog評価が高いことからも、理解の容易さが分かりますね。

    1章 円高と円安ーその本質を理解する
    為替相場では、どの通貨を先に持ってくるか決まっている。
    ユーロ→ポンド→豪ドル→NZドル→米ドル


    <クロス円の動き>
    ①02年~04年のITバブル回復期の各通貨に対する円相場変動率。
    →USD/JPYでみると、20%USD安だが、JPYは強かったわけではない。
    AUD+19
    EUR+18
    CAD+3
    JPY 0
    USD-22


    ②08年~8-12月の米金融危機後
    →USD/円でみると-20%安だが、AUD/USDでみると17%U

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    2013年08月18日
  • 弱い日本の強い円

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    これ読んどくと、為替の仕組みが今まで以上に理解できるし、さまざまなメディアの論調に惑わされないようになる。

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    2014年01月15日
  • インフレ・円安・バラマキ・国富流出

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    実質的には過去50年で1番の円安である日本。
    ひいては日本という国家の価値が落ちてきているとのこと。
    実質金利がマイナスだから円安が続くという話はよく理解できました。
    持っているだけで価値が毀損していく通貨が日本円だと言われると力のなさを感じます。
    他の本と共通していたのは人手不足の話。
    嘱託契約の延長や女性の労働参画から遅れてやってきた人手不足問題。
    2024年の従業者数は過去最大ということで悪いギャップに思えます。
    人手不足が賃金アップに繋がる面もあるわけですが、そうすると物価も上がるので、難しいですね。

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    2026年04月13日
  • 弱い日本の強い円

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    ヘッジファンドは人懐こくて勉強熱心ないい人。

    短期的な方向予測は投機とは関係のない実需の動きが大切。

    みんなが買いたいと思った時には下がる。

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    2018年11月07日
  • 弱い日本の強い円

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    投機化し、実態とかけ離れているといわれる為替市場。
    しかし、ドルを売る円を買うという実需が微妙に相場のキーになっている。
    インフレ率が大きな流れを作る。
    為替介入は見透かされ、注目されるがために逆効果の結果になってしまう。

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    2016年07月05日
  • 弱い日本の強い円

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    資産運用する上で、為替相場の動きは避けて通れない。
    これは2014年末に読んだ2011年出版の元日銀行員のアナリストの為替相場、特にドル円相場の動きの要因を持論を交えて解説した書である。

    まずは、整理のために要約。
    通貨の強弱は国力ではなく、通貨のフローの結果でしかなく、またその相関は2国間の金利差、特に2年物の国債金利との相関が強く、長期的な動向を見れば購買力平価との乖離を解消する方向に向かうといったもの。
    また日本は経常収支が黒字(執筆時)であり、今後も、貿易収支が赤字になっても、それが所得収支の黒字を上回って、経常収支が赤字になることは当面想定されないことから、何もなくても円は買われ続

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    2015年01月05日
  • 弱い日本の強い円

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    為替市場をはじめとする金融市場の動きは複雑で予測し難く、理解しにくいものであると思っており、その印象は変わらない。
    しかし、知っておいて損のないトレンドや事実は多くあるように思える。
    その、いくつかが本書の中から得られた。

    第一は、日本とアメリカの相違点と共通点である。
    *相違点
    ①日本は世界第二位の経常黒字国
    アメリカは世界最大の経常赤字国
    ②日本は世界最大の純債権国
    アメリカは世界最大の純債務国
    *共通点
    ①共に比較的低金利である
    ②金融債券市場が巨大で、資金調達が用意

    第二に、こうした共通点から、日本とアメリカの為替市場には同じトレンドがあることである。
    それは「世界的に

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    2014年05月31日