亀井伸孝のレビュー一覧
-
手話サークルの仲間(手話歴的には大先輩!)が「読むべき!」と貸してくれました。
著者の亀井さんは、Twitterではビシビシと厳しい(激しい?)印象ですが、こちらの本は岩波ジュニア新書なので、中高校生あたりを対象にした優しい雰囲気が全般的にただよっています。怖くないですよ〜。
もちろん、優しい口...続きを読むPosted by ブクログ -
文化人類学者が、手話を異文化と位置づけ、その世界を案内するというユニーク切り口の本。
フィールドワークの入門本と言った方がしっくりくる気がします。
「フィールドワーカーには、そもそもプライドがありません」
この言葉にグッときました。Posted by ブクログ -
これは読んで良かった。映画の「CODA」を観て手話というかろう者の世界に興味を持って読んでみた。手話は自然言語である事、ろう者の中に一人だけ聴者の自分がいたら自分がハンデを持つ側になる事などを理解して、自分が浅はかな理解を持ってたのが良くわかった。なんならろう者はハンデのある人たちだから助けてあげな...続きを読むPosted by ブクログ
-
書いてあることは確かに手話の世界では基本的なことなんだろうけど、ジュニア新書にするにはちょっと内容が難しいかもしれません。書き方の問題なのかな。業界用語を説明せずに使ってしまうあたりは、ジュニア新書に目立ちますね。
大学生ぐらいで、手話に興味を持った方におすすめです。
聴覚障害者福祉の本ではあり...続きを読むPosted by ブクログ -
「手話の世界」の全体像が捕らえられる。世界では、日本では、歴史的には、文化としての手話、言語としての手話などなど。筆者は文化人類学者。奥様はろう者。Posted by ブクログ