安田登のレビュー一覧

  • 日本人の身体

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    言葉と身体の結びつき
    古典はやっぱり面白い奥が深い
    もっと知識を深めたい
    大誠堂書店(一宮)にて購入

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    2022年04月01日
  • 役に立つ古典

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    面白い。母語である日本語で伝わらない、誤って伝わってしまうのは何故か、を非常に短く例を挙げてくれている。
    本書で最も感銘を受けたのは正しい日本語がないというのを専門家から聞けた事だった。的を得た、的を射たや了解は失礼なのか、などネットミームでは様々な話が挙がっているが筆者の見解としてはどちらでも良いし、好きな方を使えば良い。言葉というのは日々変化しており、誤読されたものが広まったりする事も言葉の揺らぎとしてあるものだという認識だ。
    しかし、読書好きとしてはやはり好きな言葉遣いがあり、それこそ正しいとして広まってほしいものだが、、、。
    筆者は前作は難しいために売り上げが芳しくなかった事から本書で

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    2021年07月25日
  • 役に立つ古典

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    高校のとき、古文が本当に嫌いだったんだけど、この本を読んだら古典ってすごい!って素直に感じた。
    数千年前の人が、人間が普遍的に大事にしたら生きることが豊かになる知恵をもっていて、それをこんなふうに残してくれてたんだなあ。

    学びのきほんシリーズ2冊目なんだけど、このシリーズめちゃくちゃいい、おすすめです◎◎
    2冊読んだところ、やっぱり思うのは、【否定せず違いを認め合うこと】。

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    2021年05月06日
  • 能―650年続いた仕掛けとは―(新潮新書)

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    ネタバレ

    世阿弥の風姿花伝で能に触れた後、能のことをより勉強したいと思い購入。
    面白いなと思ったのは世阿弥の「初心忘るべからず」という言葉の解釈である。本来は物事を始めたときの気持ちをずっと忘れるなととらえられがちだが、本来世阿弥が意味した意味というのは「折あるごとに古い自己を断ち切り、新たな自己として生まれ変わらなければならない」ということである。これは知らなかったため、「はぁ~」と勉強になった。実際、室町時代の能と幕府に保護され式楽となった江戸時代、明治時代以降、戦後と4つのフェーズで能は大きく変化しており、形を変えながら生き残ってきたのはまさにその「初心忘るべからず」を体現してるなと感じた。

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    2020年11月29日
  • 役に立つ古典

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    論語
    四十にして惑わず
    孔子の時代に「惑」はなかった。孔子の時代の字で解釈すると全く逆の意味になる。
    四十になったら固まらずにいろいろやれ。
    そして七十で天命を知る。

    奥の細道
    俳諧の格を上げるべく鎮魂の旅、能レベルへの引き上げを図った。

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    2019年10月06日
  • 変調「日本の古典」講義――身体で読む伝統・教養・知性

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    買って読み始め、でもなぜか途中で置いたままだった。ふと本棚で目があって手に取り、読み始めると面白い。あちこち、開いてはパラパラ。ここまだ読んでなかったよなぁと思っていた章なのに、マーカーがすでに引いてある(笑)。でも、新鮮で刺激的に読める。こういう本は、何度も手に取って、その都度、開いたところを読むだけで頭が活性化するんだよな。『矛盾』の話とか、道徳と常識の話とか、あれこれ考えさせられた。この本は、そうやって開くごとに脳がわくわくするんだと思う。

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    2019年06月27日
  • 能―650年続いた仕掛けとは―(新潮新書)

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    ネタバレ

    著者自身がワキ方の能楽師でいらっしゃるため、「能というのはこういうものだよ」とレクチャーしてもらえる内容ですが、観劇を始めたばかりの現時点では「そうか、そういうものか」と知識として受け入れる状態です。
    しかし、観劇の回数が増え、能の謡を習ってある程度年数が経った後にこの本をもう一度読めばより腹落ちするのではないかと思える、自分の能楽の経験値を測れる本のような気がしました。

    内容として特に興味をそそられたのが、主人公の武士が修羅道や地獄に堕ちるストーリーの多い能を江戸幕府が庇護した主目的は「敗者の鎮魂」であった、そして幕府から与えられた鎮魂、それも「源義経の魂を鎮める」というミッションが芭蕉の

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    2020年02月20日
  • 変調「日本の古典」講義――身体で読む伝統・教養・知性

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    能や論語などの古典をベースに、教養や知性についての対談を書籍化したもの。タイトルに変調とあるように、一般常識では見られない解釈や解説が非常に面白い。「不惑の惑は、本来は域であり、枠にとらわれるなという意味」「教養とは、外部に開かれた小さな窓枠。内部の言語のみで説明できるわけがない」「笑いは割らい。その場の雰囲気を割って変化させるもの」「自由とは不安定。四つ足から二足歩行となり、さらに飛ぼうとしている」「雨粒を感じようとする動作を制御して行うことはできない」「矛盾はあって当然。最強の矛があったら世界は終わる」「事象の背後に見えないパターンを見いだすことが戦略」

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    2018年06月07日
  • 能―650年続いた仕掛けとは―(新潮新書)

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    「能」の魅力をふんだんに説かれて、すっかり興味を持ってしまった。チケットも買いました。鑑賞後、感動してもっと好きになるか、意味がわからず疎遠になるか、確かめてみます。

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    2018年02月06日
  • 日本人の身体

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    日本人(国家に対する臣民という意味合いではなく、日本という風土に生きる人々の意)のあり方というものを深く鑑みてみたい人向けの良書。

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    2014年11月23日
  • 本当はこんなに面白い「おくのほそ道」

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    えーーーっ大げさな!と感じるところもあったし全てそのまま信じることはできないけど、これはこれでめっちゃ面白い視点だと思った!!
    RPG風に見ると、詩魂を集める旅で、ミッションをコンプリートした芭蕉は平泉以降はお気楽な旅に転ずるっていうのも納得できた。
    うまく言うなぁ~!
    確かに、パワースポットで泣いて鎮魂の力を蓄えたのかも。。。

    そして能は詳しくないんだけど、影響しているんだとしたら、、、古典とのつながり=パラレルワールドのスイッチ押して、心が昔に飛んでいってさめざめと切なくなってしまう、、、という気持ちは日本人ぽくて頷けるなぁ。
    古典の登場人物って、デジャブ的場面ですぐに「あぁこんなんだっ

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    2014年03月25日
  • 知らなくても味わえる漢詩

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    高校以来の漢詩。戦前は、一般教養としてたしなまれていたというから凄い。読むだけでもさんざん苦労してしまうから、これを詠めるとなると尊敬しちゃう。かといって、本書を読んでもそこまで惹かれるところはなく、積極的に日常に取り入れようとはあまり思わないんだけど。

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    2026年05月21日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    読書を習慣にして1年たった。
    そういえば習慣にはなってきたけど
    そもそも読書ってなんだっけ?と
    改めて振り返りをするにあたって
    照らし合わせ読んだ。

    個人的にはフォイエルバッハとマルクスの
    阻害理論の部分がおもしろかった!

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    2026年05月18日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    かなり読みやすかった。3人の講師が読書をする際に大切にしている考え方・読み方をおすすめの本とともに紹介する本だが、安田 登氏の本とのとっつき方にとても関心を持った。本を何か目的意識を持って読むのもいいが、たまたまふらっと入った本屋で、何となくで手に取ったのをぱらぱらめくって運命的な出会いをする、その際に予め問いを持っておく。また、シンギュラリティを推測するために昔の本を読むというのも面白い角度だと感じた。

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    2026年05月11日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    100分de名著、って結構長く続いてる番組だったんですね。5月の『大いなる遺産』回が楽しみ。この本の中では、小川さんパートが特に興味を惹かれました。

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    2026年05月02日
  • 能―650年続いた仕掛けとは―(新潮新書)

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    仕事で壁にぶつかった時や、代わり映えのしない日々に焦りを感じることがある——そんな停滞感に心当たりがある人にこそ、手に取ってほしい一冊です。

    『能 650年続いた仕掛けとは』は、650年という時間を生き延びてきた能の仕組みを、現代にも通じる視点で解き明かします。単なる伝統解説ではなく、「なぜ続くのか」という問いに真正面から向き合った内容です。

    特に印象的なのは、「初心忘るべからず」の意味です。ここで言う初心は、初々しさではなく、「古い自分を切り捨て、変わり続けること」。成長ではなく“変化”を前提とする考え方に、ハッとさせられました。

    また、「めどき」という言葉も心に残ります。結果が出ない

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    2026年05月01日
  • 能―650年続いた仕掛けとは―(新潮新書)

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    現役の能楽師である著者による「能」についての解説本。

    650年間も日本で愛されてきた能の歴史、他の伝統芸能と比較した能の特徴、後世の文化や作品に与えた影響についての解説が主な内容。
    あっさりとした文体で、読みやすかった。

    能は、今から650年前の室町時代に、観阿弥・世阿弥父子が大成させてから現在に至るまで、一度の断絶もなく上演され続けてきた。

    それは単にエンタメとして魅力があっただけではなく、長い歴史を必然とした能の仕組みがある。
    「免状」「披き」「家元制度」などがこれにあたる。

    特に「披き」という考え方が興味深かった。

    自分の実力ではできそうもない演目を「やってみろ」と、師匠に命じ

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    2025年12月23日
  • 別冊NHK100分de名著 集中講義 平家物語 こうして時代は転換した

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    長大な物語の「おいしい」所をしっかり押さえて、「サクッ」と教えてくれました。
    世界文学史的にも珍しい「敗者の物語」がなぜ書かれて、さらになぜ現代まで残っているのか――。
    文中の「鎮魂歌」という解釈から考えると…平家の霊は現代まで残さなければならないほど恐ろしい、ということになるのでしょうか…。

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    2025年10月25日
  • 役に立つ古典

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    「古典」として著名な「論語」「中庸」取り上げ、人それぞれの環境において「解釈」することだ、と言う。「切磋琢磨」では教祖うる事ではなく、自分の在り方に合ったやり方で自分を磨くこと、であり、「温故知新」では古いものを大切にする事だけではなく、古いものを知ることで新たな視点・考え方を生むだすことだ、と言う新たな「解釈」をすることが「古典的魅力を引き出す」手法だと教えている。中でも「中庸の5つの理解」(博学:知の空白を一つ埋めていく、審問:詳細な問いを立てる、慎思:じっくり思考する、明弁:答えを分けていく、篤行:丁寧に行う)である現代的な解釈をしてみると、疑問を持ち、詳細を調べ、思考し、仮説を立て、実

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    2025年05月04日
  • 能―650年続いた仕掛けとは―(新潮新書)

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    「100分de名著」で安田登氏が講師でらせん訳の源氏物語を9月現在やっているが、第一回目からとても面白かった。元は高校教師、代理で能を見に行って開眼し能役者になった、という経歴を知り読んでみた。安田氏が体得した能をかみ砕き説明してくれる。最近は能、謡、鼓にとても興味が湧いてきているのだ。

    メモ
    能の効能
    1.「老舗企業」のような長続きする組織づくりのヒントになる ~「初心」と「伝統」である。世阿弥・観阿弥の言葉「初心忘るべからず」は、「初」=まっさらな生地に、はじめて刀(鋏)を入れることを示し、「折あるごとに古い自己を断ち切り、新たな自己として生まれ変わらなければならない、そのことを忘れるな

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    2024年09月17日