安田登のレビュー一覧

  • 日本人の身体

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    コンピュータサイエンスの本を読んだ後だったので、より人間の身体ということについて、人間とは何かについて考えさせられた。人間の直感、感覚というのは科学に置き換えられるのか、その中でも日本の持つ独特の感覚はどう数値化できるのか?等々非常に興味深い。能楽についての興味も深まった。

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    2015年03月22日
  • 日本人の身体

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    からだは元々死体を表した語であった
    と言うのに心底納得しました。前から「から」という部分があることを不審に思っていたので…「たま」の抜けた「から」だったのですね…
    そして、身体と精神?魂?は分離不能なものであるという考え方にも共鳴しました。体調次第で意見はすぐに変わるもの…健全な精神は健全な肉体に宿ると西洋風にも言いますし。
    心は腹に宿るという考え方が消えつつあるのが残念です。キレる人が増える原因の1つかもしれない。いろいろと考えさせられました。

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    2014年11月07日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    本書のタイトル「血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか」の「なぜ読むことだけが人生を変えるのか」に、特にページを割いて3人の(教養番組「100分 de 名著」( NHK E テレ)の)講師陣が読書法を説いている本です。本の読み方にフォーカスしていると思っていたのですが、意外と「血肉となる読書」になるような努力(?)も沢山書かれていました。

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    2026年08月20日
  • 役に立つ古典

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    因果が存在しなかった
    常にちょうどいい
    「博学」知の空白を一つずつ埋めていく
    「審問」詳細な問いを立てる
    「慎思」じっくり思考する
    「明弁」答えを分けていく
    「篤行」病を得た馬を動かすように丁寧に行う

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    2026年08月04日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    ネタバレ

    ​『血肉となる読書』というタイトルに、私は強く心を惹かれた。単に知識を蓄えるための「読む」行為を超えて、本の内容を自分の一部とし、人生を形作る「血肉」とすること。それは、私が読書に求める究極の形であるからだ。

    ​本書は、NHK「100分de名著」の講師陣である安田登、小川公代、齋藤幸平といった豪華な顔ぶれによって執筆されている。それぞれの専門分野の視点から、読書の深い意味や力、そして人生に与える影響について、多角的な考察が展開されている。

    ​「いい本だった」で終わらせない。その力強いメッセージは、私の心に深く響いた。単なる情報の消費としての読書ではなく、本の内容を自分事として捉え、自らの思

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    2026年07月31日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    ネタバレ

    「100分de名著」のプロデューサー秋満吉彦さんをナビゲーターとして3人の知識人の読書との関わりを通して、血肉となる本の読み方を伝えてくれる。
    本とともに生き、仕事としている方の経験談はとても深かった。秋満さんの補助線も広がりを感じた。

    斉藤幸平さんの章は、ご本人の話を聞いたり著書を読んでいるためか特に驚きはなく淡々と読んだ。

    小川公代さんの章では、ゴシック小説から見出す弱い立場の人たちの存在からケアの倫理に繋がっていくことに興味を持った。ゴシック小説家に女性が多いことは知らなかったし、ネガティヴケイパビリティを物語が養ってくれる、という点は納得。小川さんは無意識についても語っていたが、死

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    2026年07月08日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    自分に手紙を送るように読むというところが、すごく参考になりました。そうすると、真剣に読むなという新しい気づきがありました。

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    2026年06月19日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    100分de名著が本を紹介する番組であり、そのプロデューサーが、さらに一歩進めて「血肉となる読書」について、番組に出演した3人の講師に、自身の本との出会い方や血肉化の過程を紐解いた本です。

     もともとEテレの100分de名著は大好きな番組で、3人の講師の方々が出演した番組も見ていたこともあり、こういう思いで本を紹介して下さっていたのだなぁ…と思いながら読んでいました。

     プロデューサーの方が終わりにで、本を読むことが、戦争を防ぐために遠回りでも一番確実な方法だと信じています、という言葉が響きました。

     知識や情報を得るための読書から自分へのメッセージとして自分ならどう考えるかという視点を

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    2026年05月31日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    100分de名著で講師を務めた3人の専門家たちが、
    本を人生に役立てるための読み方、『血肉となる読書』を紹介している本です。

    経済思想家の斎藤幸平、上智大学教授でケアについての著作が有名な小川公代、能楽師の安田登。
    私は小川公代は馴染みがあるので共感できる部分が多いと感じました。一方、能楽師の安田登に関しては全く予備知識がなく、語られる内容が新鮮で…その上ご本人の軌跡がなんとおもしろいことか!驚きを持って楽しく読みました。古典は難しくて全く読めない私ですが、これを機にチャレンジしてみたいと思います。

    読んだ内容をすぐ忘れてしまう人、なかなか読み進められない…など何かしら読み方に迷いがある人

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    2026年05月15日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    今の時代は先の見えない激動の時代、戦前と雰囲気が似ているとも言われているそうだ。
    100年前の名著には、そんな時代を生き抜いてきた人類の知恵や経験がつまっていて、未知の危機に向き合うための“時代を超えた真理”を受け取ることができるのだという。

    「読書とは、自分とは異なる他者の思考パターン、深層心理、喜びや苦しみを少し分けてもらう行為」

    特に印象に残ったのは、1度読んで理解できるものは、実は自分の思考の枠の内側にある“予定調和”にすぎない、という話。
    むしろ、違和感のある表現や理解できない価値観を、“異物”として飲み込み、持ち続けること。その蓄積が、後から自分の見える景色を変える可能性がある

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    2026年05月10日
  • 名場面で愉しむ「源氏物語」

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    ネタバレ

    能楽師の方による能の名場面を通して源氏物語を読んでみるという試みの本です。
    源氏物語の原本を読んでもしっくりこない、またはより理解を深めたり
    知見を新たにしたい方向けだと思います。ただ、全場面は網羅されていません。
    この作者の方がご出演中された「NHK100分de名著」はとても面白かったです。

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    2026年04月17日
  • 見えないものを探す旅――旅と能と古典

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    渋アートのイベントでは、セルリアンタワー能楽堂に伺い、トークイベントで安田登さんの能の話しを聴講し、能の歌を歌ったりと初めて体感する事が多かった。その時、講演後に購入してサインをいただいた本です。能のシテとはなにか、ワキとはなにか、旅とは、能とはどういう関係性があるのか。この本、安田さんの解説はとても分かり安かった。三島由紀夫の豊饒の海に纏わる話しは興味深く、機会を作って読んでみたいと思います。平家物語の読書をして準備してから、能をまた見に行ってみたいです。

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    2025年12月16日
  • 日本人の身体

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    ネタバレ

    皮膚に覆われていない粘膜の体の部位は意思を伝え、宇宙と更新し、人々と一体になると聞いて確かになと思った。(食事や性交)
    憐れみを旧約聖書や古事記、またはヘブライ語アッカドから考察するのは全て腑に落ちた。
    また縁側によるあわいの説明も納得が行った。
    確かに外部の者はずかずかと、縁側よりも中に入ってこないですもんね。。。
    外部と内部の者の接触、共有できる場所それが縁側。
    日本人が他人との区別を明確にせず、周りとの感覚共有や融合が西洋の文化と対比させられていて面白く感じた。


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    2025年07月26日
  • 使える儒教

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    昔受けた悪意による思考を変えることはなかなか難しくて、ついつい同じような雰囲気を感じる人や場所は避けてしまうし、わたしはそれを悪いことだとは思いたくないけど、変えることで見える世界はだいぶ変えられるんだろうなあと思った。変えたいな

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    2025年03月23日
  • 見えないものを探す旅――旅と能と古典

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    日常と非日常に見る能的精神を綴ったエッセイ。
    日本語、日本人の精神、日本関係ないけど能に通ずるところのある何か。
    ワイには難しかったけど面白い。あわい…あちらとこちらが重なって存在するところ。ええですね

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    2025年01月29日
  • 別冊NHK100分de名著 集中講義 平家物語 こうして時代は転換した

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    「100分で名著」では素晴らしい朗読も披露なさった能楽師・安田登さんの平家物語解説です。ストーリー解説はもちろんですが、子が親を思う儒教的な”孝”の考え方はこの時期以前にはなかったことや、弱肉強食の平家時代から統治のシステム化を果たした源氏(武士政権)時代への移行について、当時人気の往生マニュアル「往生要集」と登場人物たちの死の関係など、いろいろと参考になることがありました。能作品とのつながりも紹介されており面白かったです。

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    2024年11月26日
  • 魔法のほね

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    能楽師の安田さんによる児童書ということで手に取る。
    中国の古代文字の成り立ちについて描かれたファンタジー。学習まんが(〇〇のひみつ)のようなノリで、知識と冒険が組み合わされていて面白い。
    心とは未来を考える力。文字により考えを人に伝えることができる。

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    2024年09月21日
  • 能―650年続いた仕掛けとは―(新潮新書)

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    良書。
    思ったより面白かった。
    世阿弥の偉大さ、豊臣秀吉の影響。時のお金持ちが芸術を育てる。
    能は見る人の想像力を要する。小説と同じだ。知識と人生経験がないと楽しめないのかも。

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    2024年06月22日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 安田登 特別授業『史記』

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    能楽師の安田登さんが開成高校の生徒に特別授業をされた内容です
    だからとってもわかりやすくておもしろい!!
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    . 「史記」を通して、歴史の中で思考の概念が生まれる過程がわかるということが驚きの視点でした。
    文字が生まれる瞬間、心や時間の概念生まれる瞬間、法が生まれる瞬間、全て「史記」から見えてくるんです

    無いものが生まれる瞬間。
    文字がない時代の人たちは、文字がある世界なんて想像もつかなかったでしょう。
    ということはこれからの時代を生きる私たちが今までにない概念を生み出すかもしれないということ。
    そのために歴史やいろんなことを学んでたくさん考えることの大切さがわかりました。
    ぜひ若い人たちに

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    2024年02月25日
  • 能―650年続いた仕掛けとは―(新潮新書)

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    安田登(1956年~)氏は、大学卒業後、高校教員を務めていたときに偶々観た能の舞台に衝撃を受け、27歳で下掛宝生流ワキ方の鏑木岑男に入門。国内外の舞台で能を演じつつ、学生の創作能や能についてのワークショップ等、能楽の普及のための幅広い活動に参加している。能や能のメソッドを使った身体論等に関する著書多数。
    本書は、能について、歴史、様式・形式、観阿弥と世阿弥、謡(うたい)、芭蕉や漱石への影響等、幅広い視点から解説したもので、目次は次の通り。
    第一章:能はこうして生き残った、第二章:能はこんなに変わってきた、第三章:能はこんなふうに愛された、第四章:能にはこんな仕掛けが隠されていた、第五章:世阿弥

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    2024年02月21日