小川晃通のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2014年当時、世界のwebトラフィックの約30%を運んでいるとされていたアカマイに関する本。
インターネットのwebの裏側
利益構造
の2つを知ることができる。
アカマイのエッジサーバーのお陰でISPの自律システム間トラフィックを減少させ、ISPの事業コストを下げることができる。
Webの裏側、主にDNS、TCP/IPに関して概念的にわかる。それでいてなぜアカマイが強いのか?
①世界中にアカマイのサーバがあるため、ユーザーに近いところのサーバーを利用して、ISP内に流れるトラフィックを減少することに寄与し、ISPにコスト削減メリットを提供
②SureRouteでアカマイサーバ同士で仮想 -
Posted by ブクログ
世界最大のCDN事業者 アカマイ を主人公に、現代のインターネットの基盤技術である TCP/IP 、ルーティング、DNSについての詳しい解説と、インターネット関連事業者の収益構造についての外観が述べられている。
技術的なところは、IT関連の技術者なら一度は聞いたことがある内容になると思うが、改めて読むとそれぞれの技術の意味が有機的につながり、アカマイのCDN技術の根幹が理解できる。
それ以上に面白いと思ったのが、インターネットを取り巻く利害関係者の構造と金の流れについて。インターネットサービスプロバイダー、自律システム管理者、コンテンツ事業者、そしてCDN事業者がどのような利害関係になって -
Posted by ブクログ
ネタバレアカマイという会社は何かを、アカマイの外から解説した本。
2014年時点で アカマイはインターネットの構造とお金の流れに密接に関係している企業であり、弱小ISPには強く、コンテンツプロバイダーに対しては競合相手が多いため弱い存在。なのでビジネスの軸をCDN(Contents Delivery Network)からWEBアクセラレーション等のサービスに動かしつつあるらしい。
中身はたいしたことないが、TCPの初歩からの解説や、BGP(bouneer gateway protocl)をしっかり解説してもらい勉強になった。
TCP:喪失パケットの検知とパケットの再送
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