反田克彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は、発達障害専門の医師に診てもらった経験があるのですが、この本の内容とほぼ同じことを仰っていました。なので、この本を読んで、セカンドオピニオンを受けたような安心感がありました。
しかし、この短い1冊のノートでは、細かい症状の治し方などは書いていません。書くスペースがないということもありますが、患者の症状はそれこそ十人十色です。結局は自分が自分のできる範囲で目標を決め、計画を立て、人見知りを克服する努力を地道に続けていくほかないのです。医師がカリキュラムを決めるのではありません。自分で実行するのです。
それを踏まえた上で読むと、その行動を後押ししてくれる言葉や方法がたくさん書いてあるので、