後藤晃のレビュー一覧
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SIビジネスの現状と展望をおさらいするところから始まり、テクノロジーのトレンドを押さえたところで、いよいよシステムインテグレーション崩壊後のSIerはどうやって生き抜いて行けば良いのかに迫る。
ここでは三つの戦略と九つのシナリオが実例を交えてとても分かりやすく説明されているが、規模の小さなSIerの場合はビジネス同期化戦略として挙げられている 内製化支援、シチズンデベロッパー、アジャイル型請負開発が、もっとも現実的に思うし、実際にうちでも既に少しではあるが行っていたりします。
成功事例などから読み取れることは自分たちの売りを端的に表現してのマーケティング活動が成功の鍵といえるようです。そ -
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ネタバレ前半の状況認識は斎藤さんの前著「システムインテグレーション崩壊」と同じ。どちらかというと、そういう前提のもと、SIerにはどういうオプションがあるのかを具体的に示している。細かくはいくつかあるが、結局のところ1)顧客密着で事業ニーズに合ったシステムを開発する、2)特定の部分に特化した開発をする、3)クラウド活用に係る様々なコンサルティング&ソリューションを展開する、4)プラットフォーマーになるに整理できて、4)のプラットフォーマーは資金力の問題で難しいという結論だったと思う。いずれにせよ、特定分野のソリューションを除けば、クラウド、オープン化、アジャイル開発は前提のようだ。そして、これらの技術
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コースの定理で有名なR.H.コースの論文集。数式を使わないし、説明や例示もとても簡潔明瞭でわかりやすい。論文ではあるけれど、すいすい読めて面白い。
コースの定理が学生時代唯一面白いと思った経済学のトピックだったのだけど、これを読むとコースの問題意識をほとんど理解できていなかったんだってことがはっきりわかった。取引コストがゼロと仮定すれば、権利の所在とは無関係に最適な資源配分が実現する、というのがコースの定理。だけど、ここまではコースにとってはあくまで前提の確認でしかなくて、問題の中心は、現実の通りに取引コストが存在する場合にある。そして、取引コストが存在するために、権利の所在が資源配分に明確 -
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昔、スクラムバリバリ時代に読んでたものを、立場が変わった今、また読んでみた。オフショアリーダーやりながらsier(笑)のリーダーチックになってきた身としては当初と違うところを詳しく読んでみた。
安価なエンジニアが知識を得てどんどん強くなるであろう未来に日本人エンジニアはどうするべきか、はんぱなくむずいテーマと向き合う羽目になってる現在のリーダー勢はチラ見したうえで自分の現場にあてはめかんがえるきっかけにしてもいいかと。つらいけど。
もともとずっと主張しているサービス型への移行はこの本でももちろん書かれているが数年前によんだときも、今読んだときも、そりゃそうだがどーしようかな、転職必要だな、と