宮本毅のレビュー一覧
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この本を読んで一番良かったことは次のフレーズをしれたことだ。
Nothing is impossible. The word itself says I'm possible.(何事も不可能ではない。この言葉自体がそう語っている。わたしはできると。)
非常に勇気を与えてくれるイギリス人でアメリカの女優だったオードリーヘップバーンのフレーズです。impossibleの間にアポストロフィをひとついれるだけで、意味が正反対になる。成功と失敗をわけるのはほんの少しの差であり、最後のひと踏ん張りができるかということなのだろう。
本書の内容としては、知識量ではなく思考力を磨くことに重点を置こ -
Posted by ブクログ
中学受験に関しては2冊目だったので、それほどビックリもしませんでした。最初に常識度テストがあります。本の内容は、それにそって進んでいきます。
1.国語力に読書
2.計算ミスに筆算練習
3.算数に公式
4.理科に実験教室
5.社会に暗記
6.応用問題には量
7.合格には学習量
8.早くから学習塾
9.途中転塾はダメ
10.ほめて育てる
11.成功談を聞く
12.親より子どもの頑張り
これらが、すべて間違い。もしくは必ずしも必要ではない。それか、利用方法に工夫が必要というものでした。
『強育論』を少し、優しく読者や子供達に気を使って書いてくれている感じがしました。私なら、こっちのほうがい -
Posted by ブクログ
「中学受験の常識」も知らないが、世間で言われている「常識」の間違いや盲点を指摘し、何が適切かをアドバイスしてくれる。子どもの心理に寄り添い、受け身の解法・パターン暗記ではなく思考力を身につけるようにとの指摘とそのための方法が書かれていて、なかなか説得的。思わず、なるほどと思ってしまうことが多かった。
中学受験はゴールではない、そして、小学校時代に受験に向かなかった子は中学受験にこだわらずに高校受験で頑張ればよいという指摘も、言われてみれば「目からうろこ」なものがある。
「はじめての中学受験」を意識している親には一読の価値があるように思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中学受験にむけて、どうしようかと思って、購入した本です。
本書では、今まで常識といわれていることにメスを入れて、真の常識として12個上げています。その常識とは
1.国語力をあげるには読書をさせてはいけない
2.計算ミスを減らすには筆算の特訓をさせていはいけない
3.公式や裏技の丸暗記では算数の実力は上がらない
4.実験教室に通っても理科が得意にはならない
5.暗記力が社会を決めるという考えは古い
6.たくさんの応用問題をといても応用力は身につかない
7.志望校に合格するには学習量をへらしなさい
8.受験に強い子にするには、早くから塾に通わせてはいけない
9 -
Posted by ブクログ
中学受験を念頭に置いた勉強法、暗記法。
「オートクライン」という言葉が印象に残った。
コーチングの世界の言葉で「自分自身が発信した情報を自分自身が受信すること」で、「自分の声を自分で聞くこと。」
普段自分で考えているつもりでも狭い考えになっている時に、自分のことをあらためて俯瞰して、自分自身の行きたい方向性を決めることで、強いモチベーションになるのだなと。
子供には
①現状を聞く
②対策を考えさせる
③目標を立てさせる
で「オートクライン効果」を最大限に活用する。
また、
教科毎の暗記の仕方、効果が説明してある。
日本史などのエピソード記憶系の例は確かに、こんな風にエピソードを繋げ -
Posted by ブクログ
んー、当然、暗記が得意な人は、そうはいない訳で、気になるのでございますが、やはり、それなりのヒントは得られました。 P7 たくさんの知識が無いと正しい判断はできない。 P? 本書は、保護者から寄せられた「暗記にまつわるお悩み」に、著者が回答する形式。 P42 あえて同姓の人物をまとめて、何をしたかを含めて覚える。 P44 歴史上の人物をキャラ立ちさせる。 P146 動画の活用。お勉強ラップのCo.慶応&Junが宇宙に飛び出す!など P148 覚えたいことは、最低10回声に出せ! P150 声に出せば、内容が理解できるようになる場合がある。 P164 バラバラのことがわを関連付けてまとま