ジョー小泉のレビュー一覧

  • 真相

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    ヘビー級王者はなにをしてもヘビー級なのだ。
    彼はヒーローになる素質(人間性)が備わっていてストリートで鍛えられた根性もある。ドラッグや喧嘩、酒に女。草吸ってボクシングというスタミナスポーツをあれだけやれるんだからやべぇと思うww
    しかしその反面、動物を愛し人を想いやる優しさは心惹かれるところだ。そしてマイク・タイソンを支えてきた人物達もそんなところに惹かれたのではないかと思う。

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    2024年05月16日
  • 真相

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    貧乏黒人による裏街道経由のサクセスストーリーとしてはマイルス自叙伝を越えて金字塔扱い。ボクシング一筋なのは前半3分の1くらいで、あとの3分の1はボクシングと裁判の両立、あとの3分の1は裁判に集中している。意外なほど読書家で博識、本人がどこまで直接書いているのかは分からないけど、気の利いた詩的な言い回しが随所に登場して格好いい。

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    2017年03月14日
  • 真相

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    ネタバレ

    元ボクシングヘビー級絶対王者マイク・タイソンの自伝。結構なページ数がある大著であるが、彼の人生には、それだけいろいろなことがあったということだ。『真相』というタイトルの通り、タイソン自身がかなり赤裸々に自身の人生で起こったことについて語っている。衝撃的である意味では喜劇的でもあったレイプ事件などについて、彼から見た「真相」が書かれている。もちろん、「真相」のいくつかについては割り引いて読む必要はありそうではあるが。

    無敗のタイソンが、東京ドームでジェームス・ダグラスに敗れた大番狂わせの試合のことは覚えている。この本を読むと、その裏で、傲慢さと心の弱さによって、それまでに蓄積した自らの貯金をタ

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    2015年08月30日
  • 真相

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    ボクシングを制し、ボクシングを愛し、ボクシングに悩み、ボクシングに苦しめられた一人の男の物語。キャリアで最初の敗北を喫してからは、酒とコカインとセックスに溺れるも、なぜ社会はそれを放置し、矯正させなかったのか、等々。これを読んだだけで、我々一般人が常日頃抱えている悩みなんて本当にちっぽけなものだと思いました。

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    2015年01月04日
  • 真相

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    史上最強のボクサー、マイクタイソン初めての自伝。20歳で最年少ヘビー級チャンピオンになり、栄光を掴むが、廻りの大人達に取りつかれたように集られ、アルコール、コカインで転落していく様を赤裸々に語られている。
    イベンターホリフィールドへの耳噛みつき事件の真相など読みごたえありの作品。この逆境から立ち直り復活をとげた彼に勇気を貰える一冊。

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    2022年05月08日
  • 真相

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    ネタバレ

    ギャングスタのブリンブリンの先駆けがタイソンとはビックリ。

    カスダマトが亡くなった時点で目標を見失った様で、まぁ凄い生活。。ボクシングに対する取り組みに関してはとても尊敬は出来ませんね(笑)歴史に残るボクサーなのは間違いないですけどね。

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    2020年04月10日
  • 真相

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    29.12.30. タイソンはベストに強いボクサーだったと思ってる。タマフルオススメで購入。厚さの割には早く読めたと思う。
    タイソンという人物が内面ではとても弱く、それを自覚していることがとても強い事と思った。後記にはカスもまた搾取する面があったことを指摘されてて感心しました。

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    2016年01月02日
  • 真相

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    カス・ダマトがあと5年生きていたら、どんなボクサーになっていたんだろうと思うと残念。
    環境と教育は重要。

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    2015年01月18日
  • 真相

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    コカインとマリファナとアルコールとセックスの依存者としてのメチャクチャな半生が語られる。
    タイソンが超新星として現れてチャンピオンになった頃を見ていただけに、その時期の話があっさり終わるのは拍子抜けだった。
    そこが簡単に済まされると、あとは破天荒な服役生活や、痛々しい依存者の人生や、ドン・キングをはじめとする取り巻きたち(ドナルド・トランプの名前も出てくる)の話が延々と続く600ページ超の本である。ビルディングスロマンの爽快感はない(最終段では再生に向かっているので本人的には爽快みたいだけど)。

    それはある意味では当然のことだ。ボクシングからの引退を決めてヨーロッパでセレブとして遇されていた

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    2024年01月28日
  • 真相

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    木村政彦と同じ、チャンピオンになるまでが全身全霊をかけた全て。
    それ以降は、特に労せず勝ててしまえた。堕落の一途。後半は、ヤクとリハビリの繰り返し。

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    2016年02月17日