村井瑞枝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ資料作成のヒントについての本。
googleという言葉に過剰になる必要はないが、本質的に重要なことを記載しており、たいへん参考になる一冊。
引算の美学を述べてくれているように思う。
<メモ>
・データを飾りすぎない。メッセージに集中する。シンプルさはセクシーさに勝つ。
・データをつかってストーリーを語るために
1コンテキストを理解する
2相手に伝わりやすい表現を選ぶ
3不必要な要素を取り除く
4相手の注意を引きつける
5デザイナーのように考える
6ストーリーを伝える
・コンテキストを理解するための質問
背景にあるどんな情報が重要か。意思決定者は誰か、メッセージに対する先入観はあるか。ストーリーを強化するために使えるデータはどのようなものがあるか。相手はそのデータを見たことがあるのか、どのようなリスクがあるか、どうなれば成功と言えるのか、限られた時間しかない場合何を伝えるか
・ビッグアイデアが持つ3つの要素
1あなた独自の視点を明確にしている
2何が危機にさらされているかを伝えている
3完全な文章である
・何を相手に知ってもらう必要があるかを考えて、それを明確に表現する。
・色は控えめに使うこと。
・アフォーダンス 重要なものを強調する 気を散らすものをなくす、情報に明確な視覚的階層を作る
・図表を過度に複雑に見せないためのヒント
読みやすくする 整理する 簡単な言葉を使用する 不必要に複雑な情報は取り除く
・優れたデザインがデータ表現を改善する具体例
1色使いを工夫する 2配置に注意を払う 3空白を活用する
・魅力的な物語を書く7つの秘訣
1あなたが本当に関心を持てるテーマを見つける
2長々とおしゃべりしてはいけません
3シンプルを心がけましょう
4減らす勇気を持ちましょう
5自分らしくありましょう
6きちんと伝えましょう
7読者に配慮しましょう
・不必要な要素を取り除く例
グラフの囲みをとる
グリッド線を削除する
データマーカーを削除する
軸ラベルを整理する
データに直接ラベルをつける
類似色の活用 -
Posted by ブクログ
自分の目がはっと覚まされた一冊。
資料作成には、データビジュアライゼーションとストーリーテリングの2つがあるとして、その解説が詳細にわかりやすく記されている。
今まで、Excelのデフォルト設定のグラフを使用していて疑問すら持たなかった自分が恥ずかしい。常識を覆された気がする。
ストーリーテリングの方については、ちょっと概念的過ぎて頭に入ってこなかった部分もある。
これからは資料作成する際の自分の目線がきっと変わっていることだろう。あとは時間との勝負(笑)
それにしても、ハーバード流、マッキンゼー流ときて、今度はグーグル流ということなのだろうか? -
Posted by ブクログ
タイトルで誤った本の解釈をしていたが、データビジュアライゼーションの本。
何らかのデータをプレゼンで示し、相手に意思決定を促すためのテクニックが書かれている。
理系出身のため、作中の目を引くデザインのグラフに最初やや抵抗感アリ。
しかしビジネスにおいては、認知的負荷の少ない、直感的にメッセージを受け取れるグラフの方が良いと参考になった。
資料作成前には下記2点を必ずしておくこと。
・プレゼンする相手を明確化し、属性や立場、考え方を洗い出す
・相手に知ってもらいたいこと、やってもらいたいことを決める
資料作成の際は
・視覚的にわかりやすいグラフの種類を選択する
⇒散布図、線グラフ、スロープグラフ、棒グラフなど。円グラフと3DはNG!
・グラフから余計な情報・要素を思い切って排除する
・注目箇所のみ色やサイズを変える、ポイントを直接グラフ内にコメントで書くのもよい
・スライド構成にストーリーを持たせること、相手の感情を巻き込む -
Posted by ブクログ
訓練が必要。
1.コンテキストを理解する
2.相手に伝わりやすい表現を選ぶ
◯テキストも活用する
◯表は読み物として。罫線は最小限に。ヒートマップは読み物のサポートになる
◯散布図は補助線。折れ線グラフで平均を表示。スロープグラフは一線のみ強調。棒グラフは基準線をゼロ(横棒グラフは読みやすい)
☆円グラフは不必要
・3Dも不要
◯第二縦軸→直接ラベル付け、縦軸を分けるで代替
3.不必要な要素を取りのぞく
◯視覚認知のゲシュタルトの法則
近接、類似、囲み、閉合、連続性、接続でクラスターを減らす
◯整列とホワイトスペース
・中央揃えから左揃え
・斜体は避ける
4.相手の注意をひきつける
◯無意識的視覚情報
・情報に視覚的優先順位をつける。色彩のコントラスト、ただし控えめに使う
◯Z型に読むことを配慮する
5.デザイナーのように考える
◯アクションタイトルと説明を追加する
6.ストーリーを伝える
◯始まり、ひねり、結末の三幕構成 -
Posted by ブクログ
故人となられましたが、アップルのCEOであったスティーブジョブズのプレゼンは素晴らしいと思います。でもあのスタイルをそのまま私の仕事で作成するプレゼン資料に使うのは難しい、でも何とか取り入れたいというジレンマがあったがこの本を読むまでの私でした。
プレゼンには、右脳プレゼンと左脳プレゼンの2種類があったのですね、それでスティーブがよくマスコミで取り上げられるのは、右脳プレゼンに偏ったものであるということが認識できました。従って私の場合には、いままでの左脳プレゼンに右脳プレゼンの要素を織り交ぜることが大切であることがわかりました。それを気づかせてくれたこの本に感謝します。
以下は気になったポイントです。
・自分が行おうとしているプレゼンがどのようなものかを、まず理解する必要がある、「誰に、何を、どのような目的で行うかを整理する」、これが良いプレゼンをするための第一歩(p17)
・夢やビジョンを伝えるクリエイティブな「右脳プレゼン」と、実績・戦略を伝えるロジカルな「左脳プレゼン」がある(p18)
・左脳プレゼンから右脳プレゼンになるにつれて、文章・グラフ・図・引用句&質問・キーワード・写真が増える(p21)
・内容を決めてから写真を選ぶことがポイント(p27)
・表を書く際には、共通項を縦軸、比較する対象を横軸にする(p73)
・プレゼン資料で使うフォントの色は、黒かグレー、ダークブルーが読みやすい、カラフルにすると統一感のない幼稚なイメージになる(p107)
・ストーリーを決める前にプレゼン資料を作り始めることは非効率で、できばえも期待できない(p121)
・ストーリーを組み立てるときのステップ:1)目的を設定、2)アイデアだし、3)ストーリーを作る、4)表現方法を決める、ストーリーを作る時は、アイデアを箇条書きにしながら、一行が1スライドになるイメージで並べなおす(p125、126)
・時系列の変化トレンドと、その構成割合を占めることができるグラフとして、面グラフがある(p144)
・3つを示す場合、ボックスで情報をグルーピングして、ボックスの頭に番号をふる、写真をいれることで具体的なイメージがわくようにすると良い(p150)
2012年10月21日作成