石川理夫のレビュー一覧

  • 本物の名湯ベスト100

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    自分はどんな温泉が好みなのか、この本を読んではっきりとわかった。今度から温泉に行った際には、泉質やpHもよく見るようにしたいと思う。

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    2020年06月12日
  • 本物の名湯ベスト100

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    温泉大国ニッポン。温泉を5つの指標で客観的に分析したベスト100。一位はもちろんあの温泉?

    1.源泉そのものを評価する指標
    2.源泉の提供・利用状況を評価する指標
    3.温泉地の街並み景観・情緒を評価する指標
    4.温泉地の自然環境と周辺の観光・滞在ソフトを評価する指標
    5.温泉地の歴史・文化・もてなしを評価する指標

    以上の5点の指標から温泉地を客観的にランク付けしたもの。全国各地、日本は本当に温泉に恵まれているものだと痛感する。
    時々目を通し、旅行の計画に活用したい一冊。

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    2020年10月24日
  • 温泉の日本史 記紀の古湯、武将の隠し湯、温泉番付

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    ネタバレ

    日本における温泉を巡る通史。とにかく固有名詞が頻出し、話もすぐに飛ぶ。教科書的というか、羅列感は否めない。以下、自分なりにへえーと思った部分。

    文献に登場する最古の温泉は道後温泉。「古事記」に出てくる。軽太子という皇太子が近親相姦が世に知られ人心が離反、流刑先になったのが伊予湯だという。「日本書紀」にも飛鳥時代の舒明天皇が「伊予湯宮」に行幸したとのくだりがある。

    明治時代になると自然湧出から掘削開発へ大転換する。こうして温泉が増える一方、共同浴場から宿の内湯化で、お湯の需要が増大。掘りすぎた結果、湧出量が低下、昔からの源泉が枯れるという事態も出る。

    高度成長期に盛んだった団体/慰安旅行型

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    2025年08月02日
  • 温泉の日本史 記紀の古湯、武将の隠し湯、温泉番付

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1章  「日本三古湯」の登場~飛鳥・奈良時代まで
    第2章  王朝と温泉の縁~平安時代
    第3章  箱根・熱海・草津・別府が表舞台に~鎌倉・室町時代
    第4章  惣湯と戦国大名の「隠し湯」~戦国・安土桃山時代
    第5章  「徳川の平和」が広めた湯治旅と御殿湯~江戸時代
    第6章  自然湧出から掘削開発の時代へ~明治・大正時代
    第7章  温泉観光の発展と変容~昭和・平成時代
    終章   日本の温泉はこれからどうなるのか

    <内容>
    駆け足ながら、温泉にまつわる日本の歴史は網羅されている。古い時代は如何せん史料がないので、これがベストのような。江戸時代以降はもうちょっと書ける気がするが、

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    2018年07月19日