長瀬勝彦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ意思決定論は、昔の関心領域の一つ。合理的期待形成、限定合理性、ゲーム理論、組織論、認知心理学などなど。
ずいぶんお久しぶりにこの分野を読んでけど、「お〜、なんか知らんが、こういうのが好きなんだよな〜」と改めて、興味関心が沸き起こってきた。
この「お好み」がどこから出てくるのかは、不思議だな。
この分野は、近年、脳科学とか、実験心理学の発展によって、大きく進歩しているだろうから、10年くらい前にでたこの本も最新というわけではないだろう。
でも、それでも長らくご無沙汰だったジャンルなので、基本的なところの復習とともに、その後の展開が包括的に理解できてよかった。その時点でも、行動経済学、実験 -
Posted by ブクログ
経済も当然だが複数の見方ができる
・広告宣伝費をかけない=安くなるが必ずしも正ではない。広告宣伝費がかかっても大量に売れて固定費の按分が減れば安くなる
・ブランドは品質保証の手段だったが、自己満足、ステータスに変わった
・メニューが少ない程、食材が共通化されている程、ロス食材が少なくなり原価率が上がる
・問屋があることで小規模事業者は全国に販路が持て、大手に駆逐されない。問屋=悪ではない
・商品の品質に自信があれば、保証を拡充することで競争優位にたてる
・フェアトレードで適切な競争が働かず、悪い業者が残る可能性がある
・ナッジ、望ましい方向に導く仕掛け
・貿易赤字=国内需要が活発=経済が発展