ローナ・バレットのレビュー一覧

  • 本の町の殺人

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    ネタバレ

    本の町ストーナムでミステリ専門店を経営するトリシア・マイルズ。隣で料理の本の専門店を経営するドリス。ドリスと賃料でもめていた地主のボブ・ケリー。ストーナムにやってきたトリシアの姉アンジェリカ。ある夜殺害されたドリス。消えた高価な料理本。第一発見者だが保安官であるウェンディ・アダムズに容疑をかけられるトリシア。ドリスの姉ディアドリの登場。トリシアに近づくマイク・ハリス。アルツハイマーで入院するマイクの母親グレイス。消えるグレイスの持ち物。常連客のミスター・エヴァリットに仕事を依頼するトリシア。

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    2013年08月31日
  • 本を隠すなら本の中に

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    前半でこれまでの人間関係で厄介と言えるボーイフレンドと保安官が一掃されたのが、大当たりだったと思う。
    イケメン捜査官とクレバーな一般女性の組み合わせは、コージーミステリって感じ。
    謎解き部分は今回もトリシアがかなり動き回って足で捜査してる。姉も現実的で冷静なツッコミをして、一般人の捜査がいかに危険で愚かなことか思い出させてくれるしすごく真っ当。
    カボチャ破壊犯の動機にはイマイチ納得出来なかったけど!

    作者の大団円にまとめるハッピーエンド主義にようやく慣れてきたところなので、続刊読みたくなってきた。

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    2023年11月29日
  • 本を隠すなら本の中に

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    本の町が舞台のライト・ミステリ、シリーズ3作目。
    3冊の中で一番よかったです!

    専門書店を集めて町おこしをした本の町ストーナム。
    トリシア・マイルズは、ミステリ専門書店の店主です。
    バツイチ、アラフォーの本の虫で、料理はほとんど出来ない。
    前作から半年後の10月。
    学生時代のルームメイトのパミーがやってきて2週間居つき、勝手に小切手を切るにいたって、ついに出て行ってもらうことに。
    当然の怒りも覚えつつ、追い出すようで罪悪感に駆られてまごまごしてしまう根が優しいトリシアでした。

    タイプの違う華やかな姉のアンジェリカも町にやって来て、2作目で料理書専門店を開きました。
    3作目では、さらにカフェ

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    2014年10月16日
  • サイン会の死

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    「本の町の殺人」シリーズ2作目。
    夢をかなえた女性書店主のトリシアが活躍します。

    町おこしのために専門書の本屋ばかりを集めた本の聖地ストーナム。
    今回トリシアは、愛する店で、ベストセラー作家のサイン会を開いていた。
    地元出身だが変わり者で、ほとんどマスコミに顔を出さない作家ゾウイ・カーター。
    ゾウイの姪が秘書なのだが、妙に態度が悪い若い娘だった。
    サイン会が終わった後に、事件は起きてしまう。

    事件現場としてトリシアの店は封鎖されてしまい、商売上がったり。
    前作での誤解から、女性保安官はいまだトリシアに反感を抱いている。

    実の姉のアンジェリカは、隣で料理書の専門店を出したばかり。
    華やかで

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    2014年08月02日
  • 本の町の殺人

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    本屋を開いた女性がヒロインのライトミステリ。
    なかなか面白かったです。

    古書と専門書の書店が集まっている、読書家の聖地ストーナム。
    トリシア・マイルズは事情あって夫と別れたが、ミステリ専門の書店を開くという夢をかなえたばかり。
    外観はあのホームズの家のよう、て羨ましい。そして飼っている猫の名前はミス・マープル。
    若い店員ギニーとは気が合い、常連の紳士的な老人ミスター・エヴァリットも雇うようになります。

    隣の料理本専門の書店主ドリスが殺され、貴重な本が行方不明に。
    第一発見者のトリシアは、保安官に頭から疑われてしまう。

    折りしも、気の合わない姉のアンジェリカが街にやって来た!
    華やかなアン

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    2014年10月16日
  • 本の町の殺人

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    ライト・ミステリとうたっているだけあって、展開が早く、30ページ目で1件目の殺人事件が発生する。その後、ちょっとハンサムな男性が現れて。。。ととても分かりやすい内容。ヒロインは離婚したばかりで、新しい街で本屋を開く。こちらもよくある設定だなあ、と思いつつ読んでしまった。
    主役のトリシアはどこか上から目線で、付き合いも良くない。姉のアンジェリカを敬遠しがちで、歩み寄ろうとしない。全く人好きのしないヒロインよりも、アンジェリカの方が感情が豊かで朗らか。あっという間に街の人と打ち解けてしまう。この2人が何だかんだと、ピンチをくぐり抜けて殺人事件を解決する。このシリーズ、あと7作まであるらしい(邦訳は

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    2024年11月17日
  • サイン会の死

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    保安官、仕事しろよー!鑑識どうなってんの!?
    腹立たしくなるほど保安官が仕事しない。犯罪も起きてるのに、私怨で動かない。主人公は犯行現場に居合わせながら、凶器も犯人の性別も想像でしかわからない。
    一作目と同様、主人公は聞き込みはするものの推理はしない。しかも今回は致命的なミスもしてしまう。

    ただ、ラストの全員が乾杯したところは、ご都合ではあるもののなんかじんわりと来たし、アンジェリカの姉妹愛には心動いた。
    次の作品がアガサ賞候補だとのことなので、いよいよ真骨頂!なのか?期待していいのか?!保安官仕事しろ!

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    2023年11月21日
  • 本の町の殺人

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    こちらの書評では評価が低くてびっくり。コージーミステリはこのレベルで十分やと思う。登場人物の表現も上手いし、老人たちへの敬意を込めた愛情ある書き方は素敵に思える。猫も可愛い。料理も出て来る。
    ロマンスはあまり出てこないし、出てきても弱弱。
    お姉さんを最初毛嫌いしてたけど、そんなひどい姉にも見えないから、どっちかとゆうと幼少期に姉妹の対立を生ませた親の方に原因がありそう。
    ミステリとしては勝手に謎が解けてしまうので、スッキリ感はないけど最初の事件なので続きものとして登場人物紹介に押さえたのかな?

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    2023年11月16日
  • サイン会の死

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    <本の町の殺人>シリーズ第二作目。タイトルの示す通り、主人公・トリシアの営む書店を訪れたベストセラー作家が殺されるというお約束的な幕開け。前作同様、本の町が舞台である必然性は乏しく、ストーリーも前作以上にこぢんまりしているが、町民同士の人間関係が面白いのでそれなりに楽しめる。コージーミステリーは脇役のキャラクター造詣を深掘りするジャンルではないと思うが、犯人周りの人間関係をもっと丁寧に描いても良いような。本国ではシリーズが十四作も刊行されているようだが、この狭い町を舞台にそこまで話が広がるのか興味はある。

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    2023年01月19日
  • 本の町の殺人

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    「ブックセラーズ・ダイアリー」に登場するウィグタウンをイメージしたが、実際はウェールズのヘイ・オン・ワイという町(むしろこちらが本家)がモデルらしい。古書店街が舞台となるコージーミステリーだが、それならではの特色は薄め。然しながら、登場人物の個性はきちんと描けているし、自由奔放なのに妙に常識人然とした主人公の姉・アンジェリカのキャラクターも中々面白い。巻き込まれ型主人公に厚みを持たせるのは難しいのかもしれないが、トリシアのバックグラウンドをもっと掘り下げる必要はありそう。色々言いましたが、次作も読みます。

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    2022年12月11日
  • 本の町の殺人

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    古本や稀覯本や専門書やなどの店が集まっている町で、料理本を扱っている店の女主人が殺される事件が起こる。となりのミステリー書店主が主人公で、その死体を発見する。第一発見者ということで犯人の容疑をかけられたため、自身で犯人を探そうとする話。
    主人公の女性ががんばって古本屋をやっていこうとする様子や、別々に暮らしていた姉が町にやってきて住むことになるごたごたの様子がほほえましい。難しい内容でないため気楽に軽く読める作品。

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    2015年06月03日
  • 本を隠すなら本の中に

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    20141220
    電子書籍にて。

    トリシアの私生活はさておき、ミステリ自体はあまり飽きなかった。
    みんな男運なさ過ぎ…的な…

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    2014年12月20日
  • 本を隠すなら本の中に

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    献本でいただいた1冊、シリーズ3冊目、、
    らしいのですが、私が読むのはこちらがお初。

    主人公は、ミステリー専門の古書店を経営する“トリシア”という女性。
    舞台となるのは、アメリカはニューハンプシャー州“ストーナム”。

    古書と専門書の書店が集まる読書家の聖地という設定の田舎町です。
    ちなみにトリシアの姉・アンジェリカは料理の専門書店を経営。

    とまぁ、これを聞いただけでも訪れたくなるような場所なのですが、、

    物語は、2週間前にトリシアのもとに転がり込んできた、
    かつてのルームメート“パミー”を追い出すところから、始まります。

    そして、そのパミー、気づいたら姉の店の従業員になっていたのです

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    2014年08月29日
  • 本を隠すなら本の中に

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    ネタバレ

    大学時代のルームメート・パミーを追い出したトリシア。姉のアンジェリカの店で働き始めた日に何者かに殺害されたパミー。財団の経営者ペイジと接触しようとしていたパミー。トリシアの元にかかってくる「日記を渡せ」との電話。ギニーの悩み。

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    2014年07月28日
  • サイン会の死

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    一作目より楽しめた。登場人物たちの人柄も把握できてきたせいかな。トリシアたちが「シナリオ」どおりに犯人確保出来ない(というか間違ってた)ところがよかった。うまくいったら面白さ半減なので。ギニーが具合の悪くなった原因にすぐ思い当たらなかったのは、やっぱりデザートは別腹だから?今回トリシアがコージーミステリにはまっているということで、いくつかのシリーズ名が挙がっていた。以前から「果樹園」シリーズが気になっているんだよね~「クッキング⚫ママ」も一作目しか読んでないし。当分コージーミステリには事欠かないかな。

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    2015年04月13日
  • サイン会の死

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    20140506
    どんでん返しを狙いすぎたかな?と思ったけど、どっちかなーと結末を読めたのでそれなりによかったかな。
    お姉さんとの関係があまり好みではないんだよね・・
    でも続きは読みたい。

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    2014年06月02日
  • サイン会の死

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    ネタバレ

    人気作家ゾウイ・カーターのサイン会を開いたトリシア。途中店のトイレでゾウイの死体を発見したトリシア。店を閉鎖されたトリシアの捜査。ゾウイに届けられていた脅迫の手紙。ゾウイの過去。ゾウイの作品の盗作疑惑。

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    2014年05月22日
  • 本の町の殺人

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    ★★★:人が読みたがっていたら反対しない作品

    シリーズ第2弾が発売されたことで、第1弾も本屋で平積みに。第1弾が発売されたときも気になっていたので、購入。

    いまいち。事件を解決しようと動きだすまでが、もったりしていて動きがないので、読み進める楽しみがなかった。第2弾は気が向いたら買うかも。

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    2014年01月08日
  • 本の町の殺人

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    本屋街として街おこしをしているストーナムへ、ミステリー専門の古本屋を開店させたトリシア。離婚してネコのミス・マープルと二人暮らし。ミステリー好きのお客たちに囲まれ、満足する生活。そこへ隣の料理本専門店の店主が殺される。町の保安官は、最初から第一発見者のトリシアを疑っている。そこへ、疎遠だった姉のアンジェリカがやってきて…。

    今風のミステリー。最後は息せき切って謎が解ける。

    本屋の街・ストーナムのモデルは、ウェールズのヘイ・オン・ワイという街だとか。知らなかった、行ってみたい。

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    2013年10月22日
  • 本の町の殺人

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    20131016
    本の町ストーナムで起こった殺人事件。トリシアは嫌疑を晴らすことができるのか?

    うーん、なんかもうちょっとスカッとしたかったなー
    面白かったけど。
    本の薀蓄が多いかと思いきや、姉妹愛みたいな話だった。
    今後も姉にイライラしつつもホロリとし、みたいな感じで進むのかな。
    アンジェリカの作る料理が美味しそうでした。

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    2014年05月06日