磯崎哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大雑把に感覚で分かってはいた内容だが、詳細な部分の説明や事例参考になった。
実際に起業する際や、ベンチャー起業で働く従業員が知っておいて損はなさそう。
p194 株式公開をする際に開示される有価証券届出書と言う書類にストックオプションを受け取った全員の名前と住所が開示されてしまいますので上上できた場合には誰にどの位ストックオプションが付されたかはバレてしまうわけです。
p225 ストックオプションというのは単なるドライな金融商品ではなく人のやる気や働いてくれた人に対して報いるためにあるものです。
このため単なる技術ではなく人の気持ちや将来展開される人間ドラマを考えて設計する必要があります -
Posted by ブクログ
ネタバレ序章:なぜ今ベンチャーなのか
・現状はエコシステムが構築されておらず”このVCが出資しているから良さそう”等の判断がつかない状況
・目利きできる投資家だけが信用できるルートをたどってベンチャー投資している
・ベンチャー企業への金と人の流入が重要
第一章:ベンチャーファイナンスの全体像
・基本的にベンチャー資金は融資でなく出資で賄う
- リスクが大きいため、リターンも大きい必要あり
・出資者はキャピタルゲイン狙い
・キャピタルゲインを得る方法はIPOかM&A
・上場の三期ほど前から内部統制準備の開始が必要
・日本に足りないのはベンチャー投資資金ではなく”イケてる”ベンチャー
第二章 -
Posted by ブクログ
- 起業家のバイブル的ポジションとして必ずと言っていいほど挙げられる本だが、やはり読むだけの価値はあった。
- 正直読む前はもっと会計によせた本なのかなと、あんまり読む気がしなかったのだが、実際に読んでみると、聞いたことはあるがよく分かっていない用語をとても分かりやすく説明してくれている。何が適切なのかは分からないけど、結構タイトルで損してる感ある。
- 個人的に米法人からと日法人両方のSOをもらったことがあり、その二つの差が大きかった(特に上場しないと行使できない条件)意味がよく分からなかったが、そこらへんをとても分かりやすく説明してくれていてよかった。
- 起業するときの法人化のタイミング -
Posted by ブクログ
ネタバレ起業に必要な資金調達の仕組みや背景にある考え方とその活用法が丁寧に解説されている。
起業のみならず、会社法や株式の仕組み、金融の枠組みを理解する上でとても為になったと思う…といっても、私の理解のメッシュは、まだざっくり5割くらい。。。
株式は、経営と所有の分離のために17世紀ころに発明された仕組み。このお蔭で、資本はないがアイデアのある人も起業しやすくなった。
どういう比率でどんな性質の資金を調達するのか。
株式はすなわち持ち分であり、「口を出して良い権利」でもある。アーリーステージで、海のものとも山のものともわからない人に株式を所有させていいのか?
ストックオプションは、企業価値を高 -
Posted by ブクログ
過去に読んでいたとは。全く記憶になかった。そして今回も印象は薄い。
・EXECUTIVE SUMMARY
・会社の概要
・会社の資本金などの基本事項
・マネジメントチームの概要(略歴、職歴、この事業に使えるノウハウ等)
・組織
・現在の事業内容の概要
・顧客
・外部環境
・マーケットの概要
・市場の規模
・市場の構造(競争環境の現況と競争の要素、KSF)
・数値計画
・事業の基本的な戦略
・販売計画
・人員計画
・市場規模や顧客数、シェア、単価などの前提条件
・売上
・売上原価
・広告費、販売促進費
・人件費
・福利厚生費等
・賃料
・減