大山剛のレビュー一覧

  • リスクアペタイト・フレームワークの構築

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    後半は汎用的。金融以外の業界にも示唆となる。(本間)
    内容は理解できるが、パーソルに当てはめた場合の具体的な対応をイメージするのが難しかった。(宮内)

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    2024年07月30日
  • 9つのカテゴリーで読み解くグローバル金融規制

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次 :
    序章 グローバル金融規制を読み解くための9つのカテゴリー
    第1章 (財務バッファー)の増強
    第2章 大手金融機関の(破綻処理)の円滑化
    第3章 大手金融機関の(ガバナンス・文化)の変革
    第4章 (既存の規制が対象としたリスク)の再評価
    第5章 (既存の規制が対象としなかったリスク)の取込み
    第6章 リスクテイクの状況やこれに対する備えに関する(ディスクロージャー)の強化
    第7章 (市場取引)に対する直接的な監視・規制の強化
    第8章 (シャドーバンク)に対する規制の強化
    第9章 当局による(マクロ・プルーデンス)体制の強化

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    2019年07月14日
  • バーゼルIIIの衝撃 日本金融生き残りの道

    Posted by ブクログ

    2010年に書かれた単行本ですので、バーゼルⅢの技術的な問題に関する記述は少々古くなっております。
    それでも、いろいろ示唆を得られました。
    中でも、終章で書かれておりました、邦銀は恒常的な低収益体質でありながら現行の会計制度・監督制度下では淘汰が非常にゆっくりしか進まないので、オーバーバンキング状態がもたらす不毛なダンピング競争が金融システム全体を弱めているという指摘には思わず膝を叩きました。
    また、Tier2に入れられている劣後債などは金融機関破綻の際は保護されない建前ではありますが、実際に毀損して債権者が損害を被ったのは1995年の兵庫銀行破綻の時だけ、など面白い解説もありました。
    なお、

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    2012年05月12日