川口葉子のレビュー一覧

  • 新・東京の喫茶店

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    行ったお店はごく僅か。
    行きたいお店は盛り沢山。
    このお店はあそこ行く時に寄ろうとか、地図アプリ見ながら行き方調べて、行ったら何注文しようってメニュー確認して、このお店の雰囲気だったら、読むのはあの本かなって。あー楽しい‼︎

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    2024年12月14日
  • 喫茶人かく語りき

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    数多ある喫茶店やカフェの、一つとして同じ思いで作られた空間はない面白さを知ることができる一冊。川口葉子さんの表現の美しさにうっとりする。

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    2024年10月19日
  • 新・東京の喫茶店

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    高校生くらいの頃から古き良き喫茶店が好きで、今もなおその気持ちは変わらず時折開拓してるけれど、この喫茶店はあの人と行ったなとか、あの本を読んだなとか意外に思い出せることが多くて、記憶の欠片を眺めている気分になれた。まだまだ行ったことがないところは沢山あるので、楽しみながら新しい思い出をつくっていきたい。

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    2024年08月28日
  • 喫茶人かく語りき

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    ネタバレ

    『喫茶はゆるやかな時間を持つことのできる唯一の都市的な文化』
    情報で溢れすぎた社会において、「閉ざされた」公共の場である喫茶店は、流れる時間の中で唯一平穏な時間を与えてくれるように思えます。

    そして、ひとりでも、ひとりだからこそ、その時間を共有する他者の存在があることで、わたしたちは安心して時を眺めることができるのだと思います。
    『たとえ言葉は交わさなくとも、そこには〈ゆるやかなつながり〉がある。』

    だからこそ、街には喫茶店が必要なのです。慌ただしい街の喧騒から切り離されたように、ゆっくりとした時間を奏でる喫茶店。

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    2024年01月17日
  • 本のお茶

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    写真と文章がとても素晴らしいです
    私はお茶が好きで、いつも飲んでいるけど、お茶の事を何も知らなかったんだなと、恥ずかしくなりました

    この本を学生の時に読んでいたら、歴史にも興味を持てた気がします

    全部面白かったのですが、第四章の茶室が印象に残りました
    もっと茶道の事を深めたいと思いました

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    2023年03月18日
  • 喫茶人かく語りき

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    心に響く言葉がたくさん。温かい言葉に泣きそうになる。行ってみたいカフェに出会った。

    印象的だった言葉
    ・1人でいたい人間をかくまう穴
    ・信じるものにとっての教会。日々が辛くても、30分座っていればなんとか生きていける
    ・はぐれているやつには喫茶店が必要。30分でも、自分をまとめる時間がいる。
    ・珈琲は弱者への嗜好品

    カフェは、孤独を抱えた、行き場のない人の居場所だと、実感している。カフェのある世界でありがとう。

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    2023年02月25日
  • 本のお茶

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    【読みはじめた理由】
    学生時代は茶道部に所属していたが、茶道の本質や歴史についてあまり触れる機会がなかったため、この機会に詳しく知りたいと思った。また、茶道部で使っていた茶室で過ごしたあの安らぎの時間を懐かしく思い、それを感じ取れるものを探していた。

    【読んでみて思ったこと】
    「お茶の本」ではなく「本のお茶」という題名にもあるように、長い歴史の中で蒸留されてきた味わい深い精神文化の香りを楽しみ、安らぎと美の世界に思考をめぐらせることのできる本だった。繊細な言葉選びも心地よく、漢字のもつ雰囲気にも細かく注意を払って作られた、なめらかな文章に感じた。茶道の精神文化や美意識のうまみがぎゅっと凝縮さ

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    2022年02月23日
  • 喫茶人かく語りき

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    カフェや喫茶店ごとにそれぞれこだわりがあり、そのこだわりを言葉に表し、突き詰めた1冊。カフェというコミュニティの中には共通しているものもあるだろう。

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    2022年01月20日
  • 京都 古民家カフェ日和 古都の記憶を旅する43軒

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    どれも素敵なお店がたくさん載っていました。
    値段もお高めで特別な日用のところから、リーズナブルなところまで様々。
    今はいけないけれど、落ち着いたらああいったお店でホットコーヒー飲みながら一息つきたいなぁ。

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    2021年08月04日
  • 本のお茶

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    写真と文で丁寧に綴られたビジュアル文庫というべきか。
    原典の岡倉天心の茶の本は、時代もあり、少し堅い言葉で綴られているのに対し、本書では著者の解釈のもと、分かりやすく、ゆったりと寛ぎながら楽しめる工夫がなされている。

    気負いする事なく、茶の文化に対して、気軽に緩やかに読み進めることが出来るだろう。

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    2019年11月20日
  • 鎌倉湘南カフェ散歩――海と山と街と

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    よく見かけるカタログ的なお店紹介の本でありません。
    著者が読み手を、「いいカフェがあるよ」と連れて行ってくれている感覚になります。

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    2018年03月17日
  • 京都 カフェと洋館アパートメントの銀色物語

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    この手のカフェ本の中では異色といえるほど物語性のある本。文章の濃度、写真の量、紹介されているカフェの数とも商品としての本には適度な塩梅。
    京都のカフェはいろいろ行っていたが、新しい店も多いせいか行ったことない・知らないところが大半だった。やはり京都のカフェレベルは高い。

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    2014年06月30日
  • 京都 カフェと洋館アパートメントの銀色物語

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    川口葉子さんの視点を本を介しておすそ分け
    京都 カフェと洋館アパートメントの銀色物語

    「疎水のほとりに建つ、しだれ桜の花の色に染まった古いアパートメント。」
    という冒頭の一行を読んだ瞬間、本を閉じました。

    この本は「流して」読みたくない。じっくりと、その単語の意味
    ひとつひとつを噛みしめながら読み進めていきたい、
    と辞書をひもとき、「疎水」とは灌漑のためなどに切り開いた
    水路だと知ります。

    読み進めていくとその疎水の手掛かりになりそうな場所の記述が
    出てきましたので、次は地図でその場所を確認し、その土地の
    風景を文字から立体化させ、思いを馳せます。

    次々と紹介されるカフェはどこも美しく

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    2013年12月11日
  • 京都カフェ散歩――喫茶都市をめぐる

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    ネタバレ

    京都も好き、カフェも好き。
    だけど、なかなか行けないので本で我慢。

    いつかここに載ってるカフェに行く事を夢見て。

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    2014年05月15日
  • 東京カフェ散歩――観光と日常

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    カフェでゆっくり読みたくなるようなカフェ本。
    カフェの紹介だけでなく、そのカフェのある街のエピソードや一つひとつのカフェ特有のエピソードを綴ってくれているのがとてもステキ。
    また、数ある雑誌タイプのカフェ本ではなく、文庫というのもなかなかいい味出してます。

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    2013年01月12日
  • 東京カフェ散歩――観光と日常

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    川口葉子さんの本は、小説みたいに文章いっぱいでお店を紹介してあるので大好き。
    この本は持ち運びやすいように文庫本サイズ。手軽にパラパラ読める。

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    2012年12月27日
  • 京都カフェ散歩――喫茶都市をめぐる

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    京都とカフェというだけで、いつか読むだろうと思って購入した1冊。
    読めば読むほど、なんてステキな本だろう、と感じた。

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    2011年09月04日
  • 京都カフェ散歩――喫茶都市をめぐる

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     「すいませぇん。いっぱいなんですぅ」

     いつのことだっただろう。六曜社地下店を初めて訪れたときだ。河原町三条の交差点から文字通り地下へ降りる階段を降り切ると、もうそこは“店”だった。マスターと思しき人からそう断られた。
     なぜだろう、
     「なんだ、満席かよ」
     とは思わずに、
     「そうか、じゃあひと廻りした後でまた来てみるか」
     自然にそう思った。
     カウンターの向こう側にすっくと立ったその人の姿と物腰は、足を踏み入れた瞬間にもう私を虜にしていた。
     小一時間後に席を得た。柔らかな京ことば、いつもなら無遠慮なはずがなぜだかここでは密やかな東京弁、パソコンを打つ白人、本を読む

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    2011年02月27日
  • 京都カフェ散歩――喫茶都市をめぐる

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    去年京都に行った際思わず買っちゃった本
    たーくさん出てるどんなカフェ本より素敵に書いてあります
    京都にはカラフルな本は似合わない
    この本のような地味な色合いのひっそりな本が似合う

    これ見て
    「月と六ペンス」行きました

    っとこの本は我がサークルの先輩、
    りえさんが携わってるとか!素敵だな!

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    2010年09月04日
  • 京都カフェ散歩――喫茶都市をめぐる

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    表紙惚れして、何となく手に取った一冊。
    内容はフォトエッセイのような感じで、あまり手にしたことのないジャンルでしたが、購入して本当に良かったです。
    写真が本当に素敵。
    文章も暖かみと臨場感が相まって、京都に旅行に行った気分になってしまいました。
    と言うか、もし本当に京都に行ったら、この本に載っているお店を最低でも5件くらいは巡りたい。
    そんな風に思わせてくれた、素敵な一冊です。

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    2009年11月26日