アダチケイジのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
移籍ビジネスという中の商品の1つとして己の価値を高めろ、というダーティの助言?を抱えて投げる凡田。クオリティスタートを守って、チームに貢献していく彼ですが、勝ち星という結果がついてこない。
あれあれ?不穏な空気じゃないの?
一方で、セカンドキャリアに関するお話も。蕎麦屋の大将のお話は、こう響くというか納得というか、何かを通達されるかのような。
「就職活動を頑張ったから、今がある」というセリフがあるけど、やっぱり社会への入り口って大事だよなぁと思いました。それがすべてとは言わないけども、入り口で頑張った結果があるから、選択肢も広がるんだよなぁ、と。大将個人の経験からいうとね。 -
Posted by ブクログ
凡田32才の新シーズン開幕。
当初はリリーフ起用だったはずが、調子の良さが評価されて先発?という流れに。
本人はリリーフ希望ですが、そこはグラゼニ。将来を見据えて、これから先の野球人生で稼げるカネを考えて、どうするべきか?の選択になってきます。
現役生活だけでなく、引退後の生活も視野に入れながら、限られた期間でどれだけ稼ぐのか。
チームへの愛着や忠誠心という浪花節でなく、現金決済なグラゼニです。
それでも、身の振り方の最後の後押しになるのが、浪花節の部分だったりするから、ファンの感情揺さぶることができるのでしょう。凡田には難しいかもしれないけど。 -
Posted by ブクログ
表紙と中身の落差がひどい。
モップス移籍後、試合を壊しはしないけれども、役目を果たせない日々が続きます。
よくやったではすまされない現実。球界の盟主を自負するだけはあります。
このまま負のスパイラルに落ちていくのか。プロ野球株式会社にしがみつけるのか。スパイダーズでは、余裕のあった選手間の競争も、モップスではそうもいっていられない。表紙のような歓喜の表情は見れるのか。
昨年度の優勝チームのセットアッパーというふれこみが、重く重くのしかかりますね。その肩書背負って結果を出さなければならない。移籍選手は、基本的に助っ人と考えるので、大変です。
いつの間にか丸金が大選手になってました。