アーネスト・ヘミングウェイのレビュー一覧
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一人の老人がひとり漁に出て、大魚と格闘し仕留める話である。そこに自然と人間に対する崇高なものが描かれている。老人であるがゆえの老いと、孤独もかいまみえるが、少年との心の交流はとてもピュアで美しいものである。
大魚との長い格闘シーンは冒険家でもあった著者であるから描ける迫真に満ちたものになってい...続きを読む匿名 -
こんなにハラハラするお話だとは思ってなかった。ビビリの私は夜には読み進められず。
年老いた体で、限られた道具で、限られた人員で、限られた場所からどう切り開いていくか。即物的な成果ではなく、成し遂げたことの大きさに涙した。Posted by ブクログ