ローレンス・クラウスのレビュー一覧

  • 宇宙が始まる前には何があったのか?

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていて、文庫になっていたのでようやく手にすることができました。
    物理学の知識なんてあまりない私には難しかったです。それでも、一般的な専門書のような堅苦しい文章はなく、むしろ砕けた感じの文章に止まることなくすらすらと読むことができました。ただ、本文中にたびたび登場する『神』という言葉だけは引っかかってしまいました。科学と宗教がどう関係しているのだろうと。そんな疑問も最後まで読み進めると作者の考えが記されていたので納得。日本では到底起こりそうもない論争だなあと思いました。

    0
    2017年08月24日
  • 宇宙が始まる前には何があったのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2017/1/7 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2018/4/11〜4/20

    この本の内容は、まさに大学入学時に私が研究をしたかったこと。能力の無さに早々に見切りをつけて別分野に移ったが、ここまで解明されてきているとは...感動である。
    読んでみて改めて自分にはこの分野の才能が無かったのを思い知らされた。

    0
    2018年04月20日
  • 宇宙が始まる前には何があったのか?

    Posted by ブクログ

    「昨日のない日」
    ジョルジュ・ルメートルは、アインシュタインに「あなたの数学は正しいが、あなたの物理学は忌まわしい」と否定されながらも、宇宙の始まりの時をこう名付けたのだった。

    137億2000万歳
    WMAPによる宇宙マイクロ波背景放射から得られた宇宙の年齢。

    突然、宇宙の膨張を加速させる何かが起こったわけではなく、膨張にブレーキをかける力(物質のエネルギー密度)が膨張によって弱まり、ダークエネルギー(空っぽの空間のエネルギー)の方が上回ったために、膨張が加速した。
    ダークエネルギーが宇宙の膨張を支配するようになったのが、過去50億年かそこらの比較的最近。p163

    第七章がこの本の真骨頂

    0
    2017年06月11日
  • 宇宙が始まる前には何があったのか?

    Posted by ブクログ

    最先端の現代科学によって解明されている、宇宙の謎の最新のお話。

    難しい話を、一般人でも理解できるようになるべく平易な内容で解説を試みています。・・・ですが、やっぱり難しい(苦笑)

    日本人の場合、宇宙の成り立ちが宗教に結びつくことはあまりありませんが、欧米では、やっぱり“神”の存在との関連を指摘されてしまうようです。著者は科学者であり、『反神論者』。宇宙の成り立ちの謎を“神”の存在に逃げようとする姿勢はなく、あくまでも科学的にアプローチしていっています。当たり前ですが。

    NHKの白熱教室で、著者の授業があった様です。見たかったなあ。

    0
    2017年02月01日
  • 宇宙が始まる前には何があったのか?

    Posted by ブクログ

    NHKを見て興味を持ち、疑問点を明らかにするために購入。
    一部の謎は解けたけど、後半ちょっと微妙かな。

    0
    2018年06月05日