ノーム・チョムスキーのレビュー一覧
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「丘の上の町」として生まれたアメリカ。*
世界の富の半分を持つが、第二次世界大戦後衰退がはじまった。
1949年に中国を失う。
この10年で南アメリカも失う。
各国の民主化を恐れ、支配できる独裁者を支援。
イランが最大の脅威となる。
すべてを支配する。貧乏人から奪う。
超大国の政策を見ると支配者...続きを読むPosted by ブクログ -
インパク知6・4
かかった時間140分
それぞれの分野で先端を行く5人の知識人に、人類の未来について問うたインタビュー集。いくつかの、踏み込みきれなかった質問や、相手に躱された質問があるようだが、各分野の現状を整理して質問を重ねる吉成真由美と、インタビュイーたちのやりとりはエキサイティングで、(と...続きを読むPosted by ブクログ -
(途中memo・雑考、整理前)
シンギュラリティ、ニューエイジ、サイバーパンクの夢:
シンギュラリティの論をすすめると、やたらとバカ扱いのニューエイジの夢がちらつく。
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物理的に足りなくなった大脳新皮質が外側へ拡大していくときに、スマートフォンやインターネットを通じ、点データをつないだネットワ...続きを読むPosted by ブクログ -
・「宗教というものは、われわれの知性がまだ黎明期にあったころの残滓であって、われわれが理性とサイエンスをガイドラインとして採用するようになれば、消滅する」(ラッセル)
・「私の所属する教会では、神を信じる人もいるし、そうでない人もいます。それはどうでもいい。教会に所属する際、何を信じているかを聞かれ...続きを読むPosted by ブクログ -
やっと読み終えた。
2ヶ月かかったんじゃないかな?
今年最後の読書になりそう(笑)
すごく良いこと書いてあるし、何かを成し遂げた人の言葉はやっぱり深いなぁ、と思いつつ。。。
インタビュアの人も、インタビュー受ける人達も頭良すぎ。
天上人の会話や思考方法を知るにはいい本かも。Posted by ブクログ -
アメリカの金融業や製造業などの大企業と、その会社が雇ったロビイスト達によっていかにアメリカの政治が操られて腐敗させられているかを鋭く指摘した本。
チョムスキーによれば、自己の利益のみを追求するエリートたちによって、アメリカの政治は大きくゆがめられ、貧困層などの社会的な弱者に対する救済措置などが不...続きを読むPosted by ブクログ -
ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイル、マーティン・ウルフ、ビャルケ・インゲルス、フリーマン・ダイソンの世界を牽引する5人の偉人たちへのインタビュー記事だった。
近い将来シンギュラリティーに到達してポストヒューマンの時代がやってくると言っているカーツワイルが、AIが囲碁のプロ棋士を破る時期を的確に...続きを読むPosted by ブクログ -
世界で繁栄した国々は括目すべきことに、すべて民主主義国家であると指摘されていましたが、繁栄した国の筆頭がアメリカであるのなら民主主義の限界が現れてきたような気がします。100年後、200年後は私たちが想像もできないような、新しい主義に基づく国家運営がなされているのでしょうか。Posted by ブクログ
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インタビューの端々に初めて知ることが満載。ネットで調べながら、ようやく付いていく感じだが、大いに知的な刺激を受けた。たまにはこういったことも考えねばという気になる。。Posted by ブクログ
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国際関係、グローバル経済、テクノロジーから建築や気候変動モデルまで、ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイルなど5人の識者へのインタビューで構成された現状分析からの未来展望、温暖化やシンギュラリティなどその見解に識者の間でも見解が違うのが興味深いところです。と言いつつもこれで未来の方向性をはっきりと...続きを読むPosted by ブクログ
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ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイル、マーティン・ウルフ、ビャルケ・インゲルス、フリーマン・ダイソン。
「5人に共通しているのは、複雑な系に対して、それが気候であれ経済であれ政治であれ、各人とても謙虚な姿勢であるということだ。シンプルなわかりやすいストーリーはすぐに熱狂的に広まるけれども、おそら...続きを読むPosted by ブクログ -
知の逆転、知の英断からの3作目。
民主主義について-ノーム・チョムスキー
AIについて-レイ・カーチワイル
世界経済の行方-マーティン・ウルフ
都市建築-ビャルケ・インゲルス
気候変動-フリーマン・ダイソン
それぞれ読みやすく、興味をひく話でした。
前作までも含めて、インタビューの吉成氏が
とてもか...続きを読むPosted by ブクログ -
「貧しい言葉が全体主義を招く」ジョージオーウェルが1984年の小説の中で用いた言葉であり、本著でも紹介される。言葉を用いる事で人類のミームが進化し、生物学的には大差の無いこの数百年の人類が、しかし確実に社会を進化させる事で医療が行き渡り、戦争や暴力、飢えによる生きづらさは減少した。
論語「民は由ら...続きを読むPosted by ブクログ -
他の著作に比して対談形式だからか少し雑然としてヒステリックな印象。
出版して間もないと思うが、和訳版だと少し時期を逸した感。
つまり、数十年残る本とは思えなかった。Posted by ブクログ -
知りたいことを、かじりたい時
便利な入り口としての新書。
世界の賢人はどんなこと考えてるんだろう?
と思って読んでみました。
真逆な意見が載っていたりして
難しい…けど、それぞれに真剣なのは
伝わってきたかな。
『リングワールド』のアイデアのもと
ダイソン・ツリーを提案した
ダイソンさんの話が興...続きを読むPosted by ブクログ -
<目次>
まえがき 利己性、利他性、社会性
第1章エドワードOウイルソン
人類は石器時代の感情と神のようなテクノロジーを持ってい る
第2章ティモシー・スナイダー
テクノロジーのロシアとファシズム
第3章ダニエル・C・デネット
世界は理解していないけど能力がある現象で回ってい る
第4...続きを読むPosted by ブクログ -
チョムスキー、カーツワイル、マーティン・ウルフといった斯界の大御所たちとのインタビュー集です。テーマは題名の通り、人類の未来。
とくにカーツワイル氏の世界観にはショックを受けました。情報テクノロジーの指数関数的進化により、AIが人類の知能を2029年に超越するという所謂シンギュラリティの提唱者なの...続きを読むPosted by ブクログ -
レイカーツワイル氏の章が一番興味深かった。
吉成真由美さんによるインタビュー形式。(うち何人かは面着ではなく電話インタビューだそう。よう書けるなあ、とちがう次元で感心。)Posted by ブクログ -
知の巨人と紹介されるノーム・チョムスキー氏による
米国の暴虐や国際政治の情勢や今後の展望の解説。
その中で分析される隠されたシステム。
ちょっと読みづらく、わかりづらい部分も多く
読むのが大変ではありました。Posted by ブクログ -
P309 フリーマン・ダイソン
何かをする前に全てを学んでおく必要があると思わないこと。一番いい学習のやり方は、実際にやってみることです。(模擬ではなく)実際の問題を解決するために努力することです。その過程で一体何を学んだらいいかが分かります。非常にたくさんの人たちが、何年も大学や大学院で時間を使っ...続きを読むPosted by ブクログ