鍛冶俊樹のレビュー一覧

  • 図解でわかる 14歳からの地政学

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    本の主旨から外れた説明をするとすると、現代の国際関係を、地政学の観点から、現代から過去に遡って解説する本。

    なぜ、いま、最近こんなことが起きたか、を解説するために、以前の出来事や、有史で繰り返されてきた他の地域(地理的な共通点あり)を関連づけて解説する。

    アメリカ人のメンタリティであったり、大陸国家の典型的な戦略であったり、納得感を持って理解できた。

    軍事アナリスト監修、というあたりなのか、そもそも軍事戦略と切り離せない問題でもあるからか、各国の戦力や資源配分で説明されている。


    14歳からの、というタイトルだが、中学生が興味を持って読むには知識や国際時事背景も必要で厳しいように思う。

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    2022年11月08日
  • 国防の常識

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    「国防の常識」鍛冶俊樹 これも良い本でした。日本の軍事、経済、国民、情報、文化いろいろな視点で日本の軍事力について書いてます。日本について、もっと知りたい気持ちになる、きっかけとなる本でした。

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    2012年10月28日
  • 図解でわかる 14歳からの地政学

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    各国の思惑、近代の戦争の理由が分かり易い。
    一方、14歳でこの本読んで理解できるかと言われると、よっぽど歴史か国際情勢に興味がないと難しいかも。簡単に地政学的状況を大人が把握するのには良い。
    国力は人口だ。これからはASEAN、というのに納得。

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    2022年09月22日
  • 国防の常識

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    軍事ジャーナリストだから、そんな偏った、或いは極論を語るのだろう、ということを感じさせない説得力がある。ただ、国家間、民族間の対立はどう努力しても解けないのか、戦争を回避するには、秘密組織を整備したり、情報戦に邁進し、軍事力強化による抑止力アップ等の施策しかないのか、すると日本人にはどうしても不得意分野としか思えず、絶望的な気持ちになってしまう。

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    2013年01月14日
  • 国防の常識

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    一個一個の事象にはどうゆう背景があるのかってゆう洞察とか情報は凄い。例えば尖閣を巡るゴタゴタにしてもそうだし、インターネットがどうとか、北朝鮮がなぜウラン型の核兵器の開発にひた走るのかとか。
    ただ細かいことの説明に終始しがちであったけど、ここに書いてあることが国防の常識と国民が捉えるようになったら日本は変わるだろうな。
    終章で権限の小さい防衛省を解体して陸海空をそれぞれ別の省庁に統合して権限を持たせるって話は、確かにいい案ではあるかも知れないが現実味はまだまだない。

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    2012年12月02日
  • 国防の常識

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    「戦争の常識」を出版した著者の、現在の日本の「戦争の常識」「日本国の国防」についての本。

    発刊されたばかりで、データが非常に新しく日本を取り巻くいろいろな問題や数字等ではわからない実態などについての言及が多く、いろいろと学ぶことが多かった。地政学上の話や、文化・文明の衝突などの話は非常におもしろかった。しかし、「実は・・・」のような、陰謀史観が少し多いような気がした。例えば、インターネットはアメリカ国防から始まったのは確かだが、アメリカが進めたと言うよりも、日本側にそれだけのアイディアなどもなかったように思える。その意味では、少し過剰に捉えすぎているかなと思った面もあった。

    とはいうものの

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    2012年09月21日
  • 国防の常識

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    著者は自衛隊で11年勤務し、その後軍事ジャーナリストとして独立した。
    尖閣諸島や竹島などの領土問題が話題になるが、昨今の東アジアにおける緊張は、国防の問題を意識させないわけにはいかない。
    戦争自体は悪かもしれない。しかし軍備増強は、戦わずに負けない状況を維持するためには不可欠だと思う。
    中国は、共産党と人民解放軍は別々の組織である。人民解放軍は、マルクスレーニン主義を純然と抱いており、軍備増強、東アジアの覇権を握ることを目標としている。北朝鮮は自国の体制維持のため、軍事優先路線を保持せざるを得ない。一方、米国の戦略的最前線はグアム付近にまで後退しつつある。米国の重視している”アジア”とは、南ア

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    2012年08月30日
  • 図解でわかる 14歳からの地政学

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    現在の国際地勢的情勢を知りたい人におすすめ。

    【概要】
    ●地政学的思考の基礎
    ●大陸国家と海洋国家の法則

    【感想】
    ●図解による説明であり理解しやすいが、14歳でこの内容が理解できれば素晴らしい。
    ●「引っ越しのできない隣人同士」が共存するための理性と理性の地政学は可能であるかというテーマであるが、地理的な関係を避け得ない国家間の関係、宗教や文化の違い、既得権益を考えると不可能だということがよく理解できた。
    ●理想論のみでは争い事は収まらず。Win-Winとなる平和的な問題解決は難しい。

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    2020年06月09日
  • 領土の常識

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    著者の考えによる歴史の見方がわかりました。
    学校の歴史では習わないことを知れるので現在の国際情勢の問題の見方が変わります。

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    2013年08月27日