右田裕規のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
近世、近代、現代に至る、飲酒文化の移り変わりを解説。
人類と切り離せない「酒」というドラッグ。その位置付けの変化が面白い。「へぇ〜」となる事例が盛りだくさんで、飽きさせない。
近代日本において「酔っぱらい」は決してマイノリティではなく、ある意味当たり前の存在だったようだ。
生産性とは対極にあると思われる「酒・アルコール」が、実は近代の工業化社会と労働文化を補完してきた。
「酒を飲むのも仕事のうち」
これは昭和・平成にかけて、日本のサラリーマン社会では一般的なアイデアだったはず。令和の今でも、業界によっては残っているのではないか。
日本は欧米社会ほどアルコール規制が厳しくないが、飲酒文化