松本光正のレビュー一覧
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白衣高血圧です。そうなったきっかけは明らかで、生まれて初めて産婦人科へ行ったとき、緊張しすぎて血圧が上がりました。以降、条件反射的に血圧が上がるようになってからかれこれン十年。人間ドックや健康診断のときはもちろんのこと、とにかく血圧計を見れば上がるので、献血すらできなくなってしまいました。
家で毎日測れば慣れて上がらなくなる? 嘘ですよ、そんなの。余計に緊張して、始終アタマに血が上っているように感じます。私は白衣高血圧なんかじゃなくて、正真正銘の高血圧なのかもしれない。就寝して寝ている間に逝ってしまうかもしれない。誰もこの心配をわかっちゃくれない。
……などと思っていたときにこの本を見つけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ人間の身体はそのときどきのベストの状態を取ろうとする。
例えば雑菌が胃腸に入り、すぐ排出しなければ、というときには下痢になる。風邪をひいたときのせきや鼻水もしかり。
そのおおもとのものを放置し症状だけ緩和しようとするのが現代の医療。
「それはバランスを崩す」と著者は指摘する。
高血圧は血管の柔軟性が落ちたことでより強い圧力をかけて血を全身に巡らそうとする身体反応、とする。これを下げてしまっては身体に十分な血が回らなくなる。結果として脳梗塞や認知症が増える傾向にある、と。
唯一、太りすぎはダメ、とする。
痩せればたいていのことは治ります、とも。 -
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高血圧基準値が下がっている謎(1987年180、2004年140、2008年130(すべて上の数値)。降圧剤の売上増加(80年代後期には2000億だったのが今や1兆超え)降圧剤で脳梗塞になる。
とにかく業界の怪しさがわかる一冊でそれなりにデータをもとに書かれているので信ぴょう性はあると思います。
一番うなずけるのは、身体がなぜ血圧を上げようとしているのか?ということを考えるべきで、『自分の体が血圧をあげようとしている』のに、原因を探らずに無理やり下げるとどうなるか?必要な所に血液が届かなくなるということです。なのに医者は原因を調べようとせずに"ただ血圧が下がればよいと薬を投与しようと -
Posted by ブクログ
この手の健康本はほとんど読まないのですが、最近、心配事が多いせいか、ずっと頭に血が上っているような気がして、このままでは寝ている間に死んでしまうかもと本気で悩む。『高血圧はほっとくのが一番』に続いて本作も読みました。
前作を読んだだけで血圧が下がったのがわかり、入眠もいとも簡単になりました。朝まで目が覚めることもほぼなく、気持ちってこんなにも大事なんだと感心するばかり。
前作のみでじゅうぶんな気はしなくもありません。本作のほうが字が大きくて読みやすいけれど、あまりに「何度でも言います」が多すぎるきらいがあって。いえ、何度でも言ってくださって安心はできるのですが(笑)。
著者は78歳でまだ -
Posted by ブクログ
自分が色々体調を崩して沢山病院通いをし、ちっとも良くならない、薬を飲むとかえって別の体調不良が出るなど、医療というものを疑うようになってきた。
身内も何十年も病院通いさせられ、なのに治るどころか病気が増える一方。
ところが食べ物、睡眠、運動を改善するというよく考えたら当たり前のことをしたところ、体調や精神の不調など吹き飛んでしまうという経験をした。
なぜ医者はこんな当たり前のことを指導してくれなかったのか?と不信感が募った。
こんな本を出してくれる医者もいるんだなぁ。
もっと種々の一般に見られる病気について解説してほしい。
そういえば、私も市販の胃薬を飲んでるとき肺炎になったなぁ。。。
こ