【感想・ネタバレ】やっぱり高血圧はほっとくのが一番のレビュー

あらすじ

50年で10万人を診た医師が断言、「受診の95%は不要!」降圧剤をやめたら、みるみる元気に!体調不良の原因は薬物治療のせいだった。●つい不要な受診をする4つの原因●自然治癒力が持つ3つのはたらき●症状は「今が最良」と示すサイン●血圧にも2つの「最良」がある●血圧は低いほうが心配●高血圧治療に潜むカラクリ●降圧剤の弊害●心の健康を保つ4つの方法●医者にはどんなときに行くべきか●良い医師、悪い医師、普通の医師身体の不調はすべてその人にとって固有の意味がある。身体は生命を守るために発熱などの諸症状を出しているのだ。また加齢とともに身体が不調を来すのは当たり前のことで、それらをいちいち医師に診せ、薬という名の化学物質を身体に入れるのは、人間が本来持っている自己治癒力をダメにするだけ。高血圧も同じで、国際的にも低すぎる130/85といった尺度にすべての人を当てはめるのは降圧剤で儲けたい医療業界の差し金だ。むしろ血圧を無理に下げてはいけないのだ。血圧だけでなく、体調不良に悩む人すべてにとって、自分の身体と正しく向き合うための希望の本。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 人間の身体はそのときどきのベストの状態を取ろうとする。
 例えば雑菌が胃腸に入り、すぐ排出しなければ、というときには下痢になる。風邪をひいたときのせきや鼻水もしかり。
 そのおおもとのものを放置し症状だけ緩和しようとするのが現代の医療。
 「それはバランスを崩す」と著者は指摘する。
 高血圧は血管の柔軟性が落ちたことでより強い圧力をかけて血を全身に巡らそうとする身体反応、とする。これを下げてしまっては身体に十分な血が回らなくなる。結果として脳梗塞や認知症が増える傾向にある、と。
 唯一、太りすぎはダメ、とする。
 痩せればたいていのことは治ります、とも。

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2019年06月05日

Posted by ブクログ

この手の健康本はほとんど読まないのですが、最近、心配事が多いせいか、ずっと頭に血が上っているような気がして、このままでは寝ている間に死んでしまうかもと本気で悩む。『高血圧はほっとくのが一番』に続いて本作も読みました。

前作を読んだだけで血圧が下がったのがわかり、入眠もいとも簡単になりました。朝まで目が覚めることもほぼなく、気持ちってこんなにも大事なんだと感心するばかり。

前作のみでじゅうぶんな気はしなくもありません。本作のほうが字が大きくて読みやすいけれど、あまりに「何度でも言います」が多すぎるきらいがあって。いえ、何度でも言ってくださって安心はできるのですが(笑)。

著者は78歳でまだまだお元気そう。でもこんな本を書き続けていたら、製薬会社その他から目の敵にされて、いつか刺されるんじゃないかと心配です。どうぞお気をつけてくださいね。

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2021年12月16日

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