石原和幸のレビュー一覧
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著者は大学卒業後路上の花屋からスタートし、一念発起して、イギリスの権威あるコンテスト「チェルシーフラワーショー」でゴールドメダルを受賞した。本書は、その成功までの道のりを自ら語った物語である。
2つの視点から本書を分析してみた。
①成功の要因と②失敗した要因である。
まず①であるが、これは間違いなく「目の前のお客さんを喜ばせ続けた」ことに他ならない。感動を与えるとお客さんが営業マンになってくれると語っているがまさにそうである。
②については、社長業に専念するようになり①ができなくなったこと、金を手にした事で考え方が「結果的に」横柄になり、目の前の顧客から離れてしまったことが大きいように思う。
よって本書から学べる最大の教訓は、「奢れるものは久しからず」ということになるが、
常に成功する人は、自らの強みを活かし続けながら、不断の原点回帰をする人であることを示唆してくれる。
また、思い立ったら即行動に移すその行動力には舌を巻くほかない。
見たいと思ったら見に行く。
会いたいと思ったら会いに行く。
素早い行動の積み重ねは、ある時大きな飛躍に繋がることを著者は教えてくれる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ部屋に緑を置きたいので購入しました。
家をまるごとコケで包んだ作品等も登場しますが、作品や展示品としては大変評価できるものだと思いますが、実際の生活からは少し離れているように感じます。
しかし、出来るなら本書に出てくる「風花」のような庭でのんびりとしたいです。
本書前半の「家の中に庭を作ろう」の辺りの内容のほうが参考になりました。
恥ずかしながら、私は机の上に緑をおいても枯らしてしまう人間なのですが、「部屋に3鉢置くことから始めよう」これを実践してみようと思います。植物を「インテリア=モノ」としてではなく、きちんと「生き物」として見れるように。 -
Posted by ブクログ
著者の石原和幸さんは花と庭のアーチスト。
世界的にも権威のある国際フラワーコンクールで3年連続ゴールドメダルを受賞した方ですが、
そこに行き着くまでの失敗と成功を繰り返された自叙伝的な一冊です。
元々は長崎県で自動車修理工として働いていた石原さんは、
花屋さんをやりたいと思い立ち路上花屋からスタートします。
創意工夫と強い熱意で花を売ることに情熱をかけた石原さんは、
やがて花屋として独立し市場に出入りするようになります。
100km離れた市場から仕入れた花を持ち帰る途中に、
山ほど仕入れたバラの花を地元に帰るまで半分売ってしまうぐらい商売上手。
やがて店舗を拡大し全国展開を図るも挫折。
大きな借金を抱えて地元長崎に戻ります。
そこから世界一の庭師になるまでがまたすごい!
経験の浅かった庭師としての仕事で、
逆境にもかかわらず背水の陣でフラワーショーにチャレンジしていくんです。
決して誰もが真似することの出来る方法ではありませんし、
石原さんだからこそ出来たことばかりなのですが、
何事も前向きにガシガシと突き進んで行くことの大切さを教えてもらいました。
著者が庭作りを始めたのも、
お客さんからの「庭の壁も作れるの?」という一言がきっかけ。
お客さんに庭の壁作りを頼まれた石原さんは、
すぐにホームセンターに材料を買いに行き、
その場で店員さんに壁作りを教えてもらったのが最初の庭作りなんだそうです。
元々器用でそういうことがお上手だったんだろうなと思いますが、
実行力と「何でも自分でやってみる」という積極的な姿勢があればこそ、
結果的に世界一の庭師と呼ばれるようになったんだなと思いました。
元気をもらえる一冊です。