石原和幸のレビュー一覧
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イギリスの英国王立園芸協会が主催する100年以上の歴史を持つチェルシーフラワーショウで、2004年から2013年のあいだで、5度のゴールドメダリストの栄冠を勝ち取った石原和幸が著者。
エリザベス女王から「庭の魔法使い」と絶賛された。その世界で通用する武器は英語力でもなくグローバルな知識でもない、石原和幸は「日本人であること」が強いのだと言う。イギリスの庭師の真似でなく、日本人のオリジナリティを出すことだという。
石原和幸はどんな相談でも、「はい。できます。それ得意です。」と言い切る。
チャンスがあれば挑戦すると言う姿勢を常に貫く。石原には「世界で認められることでしか自分の生きる道はない。あった -
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ネタバレ他薦本。がむしゃらにやって成功している人との彼我の差から気づくことは多いなー。
【若さは自分が決める】
30歳までにMBAとるぞとか、あの人とはまだいくつ違うから仕方ないねよとか、じゃない。年齢じゃないじゃないか。昨日より、先週より、先月より、昨年より成長していけると思って行動する。
【全力で動いてみる】
もっと仕事が欲しいと与えられることを待ってしまう部分があるし、いつの間にかそれでお腹いっぱいになる自分もいる。持て余しているなら、全力で動いてみること。思いつくものすべてに手を出してみる。
今は外にイベント行くとか、誰かと会うとか、仕組み化しているので、それでどんどんチケットを積み重ねて -
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誰とでも打ち解けられる人柄に尊敬する同期からの紹介本。可能性はできるだけおっきくもつ、そのためにがむしゃらにやってみれば、道は開けるよ!という本。「裸でも生きる」(山口絵里子さん著)に近い勇気が湧く本!
【人が動くとき】
4億円の借金の返済中であっても、5千万の借金を追加をしてでも動かずには入れなかった理由は、「命を懸けてでも挑んでみたい」という気持ち。
→「私は●●に殉じることができます」、というときこそ、人のタガが外れるときではないか?
そのとき、「お金」のためという気持ちも消える。だから、AIで一喜一憂する必要ないでしょ?暮らしに不満足がなければ気にしなくていんじゃない?
【年齢の意 -
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ネタバレ仕事について深く考えさせられると共に、熱い気持ちを思い出させてくれる名著。バイブルの一つ。
<メモ>
・必死になっていないから可能性が眠ったままになっている。
・まず、これをやるぞ!と決めること。あとは自分で扉をノックして、チャンスをつかみ、必死で行動する。
・状況が悪ければ悪いほど、自分に力つく。そのときもてるものを全て駆使し、状況を突破する。そこから自分のオリジナルが生まれる。
・花を売らずに夢をうる。ものではなく、想いでをうる。心に刻まれるような仕事を。
・大きく見せようとすることと、大きな人間になることはまるで別物。一度目標を達成したときの自分を超えるには、自分の熱くなれることを見失 -
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ある方から本をいただき読みました。国際ガーデニングショー「チェルシーフラワーショー」で3年連続ゴールドメダルを撮った石原さんという方の波乱万丈物語。石原さんの仕事に対する情熱には本当に驚かされる。自分と比較すると情熱とチャレンジの2点で圧倒的な差を感じた。印象的なコメントは「「なんか最近突き抜けてないんだよな」と口だけ言うのは逃げているだけ。目の前の仕事を必死でやっていない証拠」。確かにそうかもしれない・・・。石原さんの仕事の取り組み方にはfunがある。今の僕の仕事のやり方は、成果は上がるかもしれないけど、感動の部分が弱い。もっと遊び心が必要だな。チャレンジも足りないな。
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私は割に早くから石原和幸には注目してきた。
講演会にも行ったし、静岡に出来た「ガーデン美術館」(現在はクローズ)にも行った。
彼の「緑の壁」(モス)に惚れ込んだのではないが、とにかく思い定めたらまっしぐららに作り上げてしまうその集中力と技術が素晴らしい。
始めのうちは随分粗野な男だと思った。言葉は良くないし、はらはらすることも多かった。
しかし3度も続けて世界一のメダルを獲得するうちに、すっかり磨かれてきたように思う。
特に本書で、共にチェルシーで戦った海外のガーデンデザイナーたちを紹介する部分など成長著しいと思った。
「悲しみを乗り越えたアンデイ・スタージョンの庭」
「永遠のとき」を感 -
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23歳で華道を始め、ディーラーの整備士から路上花屋さんとなり、「花を売らずに夢を売る」をキーワードに五坪の花屋、風花を長崎に展開した話。自分の伝説を伝えられる人を何人持ってるか?(長崎から福岡までお花を搬送)、人が買わないものを売る(一級品に決して拘らない)等、全力で目の前の人を喜ばせることに尽くしてきた仕事術。一方で負債8億円を抱えるも、周囲の援助も得て、英国の「チェルシー・フラワーショー」で3年連続ゴールドメダルを取り、「何の為に庭を造るのか?」を精一杯考えることが出来た、と語る。「一つ一つの庭でベストを尽くし、お客さんに喜んでもらうだけだ」「常に自分の限界に挑み続ける。出来るかどうかわか