森吉弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2011年に書かれた本だが、2024年に読んでも全く古さを感じさせない基礎的内容であった。仕事をするにも、仕事をするための基礎体力のようなものが必要で、その基礎体力を養うためにはどうすれば良いかということを書いてくださっている。自分が20代の頃に読んでいれば、また勉強になることも多かったのかとも思う。20代以上の人であっても、今から自分をアップデートしたいと思う人であれば、必ず役立つ内容があると思う。また、若い人と働く上で、どのように仕事に対して基礎体力をつけるべきかをアドバイスする立場の人であれば、そういう視点で読めば、非常に有効かとも思う。
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Posted by ブクログ
「社会人基礎力」なる言葉を知ったのは就職活動をする学生向けに経済産業省のてこ入りで作成されたフリーパーパーからだったんですけど、わき道にそれないためには大事な要素です。
こういう本と『生産性やコミニュケーション能力なんてクソ喰らえ』と標榜してはばからない雨宮処凛さんの本を同時に読んでここに紹介している自分は一体ナンなんだろうなんて思うことがあるんですけれど、僕はこの人の事を、この本をとるまで全く知りませんでした。でも、もともとNHKのアナウンサーだったのですね。そんな彼がサラリーマン時代に培った言うなれば
「組織の中で生き抜いて仕事をする知恵」
がつまびらかにされているものです。
それが -
Posted by ブクログ
■総括
①心/身体が乱れている時、原点に立ち返らせてくれる1冊
・まずは自分自身を整えて、ニュートラルに戻すよう強く訴えている
・確かに、当たり前のことが疎かになっていて、いい結果は出ないように感じる
・初心を忘れてしまっている時に、思い出したい1冊だと思う
②負けない要因を作らない
・勝負である以上、相手に依存してしまう
・負ける原因は自分が作る、勝つ原因は相手がくれると自覚する
■要約
1. 作法0
・前提として
勝負である以上、相手の能力に依存する部分が大きく、絶対勝てるかどうかは相手次第
だが、負けないために自分を仕上げる方法はある
・負けない作法とは、自分をニュート -
Posted by ブクログ
負けない作法、と聞いてなんとなく交渉ごとなどでの絶妙な塩梅(51:49とかで折衷案をとる、みたいな)をとるためのテクニックだと思ったのだったが、シンプルに試合に負けないための心構えだった。笑
考え方としては中道とかに近いのかな、それにメンタル面とか体調面も常にニュートラルを保っていましょう、という内容。
作法0から4まで分けられているのだが、どうにも同じ話の繰り返しのように見えて途中から流し読み。多分こういう体育会系の環境に馴染みがある人ならもう少しリアリティを感じて面白く読めるのかもしれない。
応援されるようになる選手、みんなを結びつけられるリーダーになるためには普段の雑用や家事も大事だよ、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ☆大きな目的があれば小さなことが気にならなくなる
1「20代ってこんな時期」
理不尽は、上司の「レベルアップをしてほしい」という気持ち
仕事を覚える努力する姿さえあれば、受け入れられる
たくさんの人に会って時間を無駄にする 質より量
仕事以外の趣味もする
2「前に踏み出す力」
飛んできたボールには、飛んできた意味がある
大きな目的があれば小さなことが気にならなくなる
社員は仕事を作る立場
3「チームで働く力」
上司に呼ばれたらその人の前まで歩いて行く
その日の結果がどうであれ必ず上司に報告をする
失敗するときだけの報告は嫌われる
嫌な人にもほめたら好かれる
4「考え抜く力」
答えを出す